Windows 10で「THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER」エラーが出たときの原因と直し方を徹底解説
Windows 10で最も厄介なトラブルの一つが、ブルースクリーン(BSOD)です。しかし、ブルースクリーン自体はあくまで「症状」であり、本当の問題は別の場所にあることをご存じでしょうか。実際の原因は、画面に表示されるメッセージやコードに示されています。ブルースクリーンを引き起こす要因は数多くありますが、その一つが「THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER(デバイスドライバーでスレッドがスタック)」というエラーです。このエラーはメディア関連の処理に関係しており、サウンドカードやグラフィックカード、あるいはそれらのドライバーが原因で発生することがあります。
本記事では、このエラーを解消するために有効な対処法を4つご紹介します。
- ビデオ・オーディオドライバーの更新
- パソコンとグラフィックカードの冷却
- 電源ユニットのアップグレード
- ビデオカードの交換
このエラーでブルースクリーンが表示された場合は、まずパソコンを再起動して通常モードで立ち上げ、以下の対処法を順番に試してみてください。通常モードで起動できない場合は、セーフモードで起動してから作業を行いましょう。
対処法1:ビデオ・オーディオドライバーを更新する
最初に試すべきは、オーディオおよびビデオドライバーの更新です。主な方法は以下の3つがあります。
方法1:メーカー公式サイトからドライバーを入手する
各ハードウェアメーカーの公式サイトにアクセスし、お使いの製品に対応した最新ドライバーをダウンロードしてインストールする方法です。確実な反面、手間がかかり、システムに搭載されているハードウェアの型番やバージョンを正確に把握しているなど、ある程度の技術的知識が求められます。
方法2:デバイスマネージャーを使用する

2つ目の方法は、Windows標準搭載の「デバイスマネージャー」を利用するやり方です。ドライバーの検出・識別・ダウンロード・インストールが自動的に行われるため、ユーザーは古い、欠落している、または破損したドライバーを選ぶだけです。
ただし、この方法でも一定の知識が必要なうえ、Microsoftのサーバーからしかドライバーを取得できません。サードパーティ製ドライバーには対応しておらず、複数のデバイスがある場合は一つずつ手動で更新する必要がある点にも注意しましょう。
方法3:Smart Driver Careなどのドライバー更新ソフトを使う
最も簡単で便利なのが、Smart Driver Careのようなドライバー更新ソフトを活用する方法です。このアプリは信頼性が高く、ドライバーを入れ替える前に旧ドライバーのバックアップも自動で取ってくれます。使い方は以下の通りです。
ステップ1:下記のリンクからSmart Driver Careをダウンロードしてインストールします。
ステップ2:プログラムを起動し、登録(アクティベーション)を行います。
ステップ3:「Scan Now」をクリックしてスキャンを開始し、システム内のドライバーの問題を特定します。

ステップ4:最後に「Update All」ボタンをクリックすれば、ドライバーの問題が解決され、システム内のすべてのドライバーが一括で更新されます。

注意:初回にアプリをインストールして登録を済ませておけば、次回以降はステップ3と4を実行するだけでOKです。
Smart Driver Careは、すべてのドライバーを一度に更新できる非常に便利なツールです。
対処法2:パソコンとグラフィックカードを適切に冷却する

本体の過熱も、このエラーの原因になり得ます。まずはCPU使用率を確認しましょう。タスクバーを右クリックし、メニューから「タスクマネージャー」を開きます。「パフォーマンス」タブを選択し、CPU使用率のほか、スレッド数やハンドル数をチェックしてください。使用率が90%を超えているようであれば、パソコンをシャットダウンしてしばらく休ませることが大切です。
また、グラフィックカードに小型ファンやヒートシンクが搭載されている場合は、それらが正しく動作しているかも併せて確認し、ビデオカードが過熱しない環境を整えましょう。
対処法3:電源ユニットをアップグレードする

ブルースクリーンエラーのもう一つの原因として、電力供給の不足が挙げられます。コンセントや電源ケーブルの接続状況を物理的に確認し、デスクトップPCの場合は、修理店や技術者に依頼して電源ユニットの状態を診断してもらうことをおすすめします。ハードウェアが必要な電力や電圧を受け取れなくなると、各部品が不安定な動作を起こし、Windowsは「THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER」エラーとともにブルースクリーンを表示します。
対処法4:ビデオカードを交換する

上記の方法で改善しない場合の最終手段は、パソコンをサービスセンターや修理店に持ち込み、グラフィックカードの点検と交換を依頼することです。故障または破損したビデオカードは、ブルースクリーンを発生させ、このエラーの原因となります。基板やパーツの扱いには専門知識が必要なため、自分で分解・交換するのは避け、必ずプロに任せましょう。
まとめ:Windows 10の「THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER」エラーとの付き合い方
パソコンが日常生活に欠かせないものとなった今、ブルースクリーンエラーは作業を中断させ、大切な一日を台無しにしてしまうことがあります。とはいえ、すべてのBSODエラーが同じ深刻度というわけではありません。「THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER」のように、ドライバーの更新だけで解決できるケースも少なくありません。ドライバーはパソコンとOSをつなぐ重要な存在であり、常に最新の状態を保つことが望ましいのです。手動での更新も可能ですが、どうしても時間と手間がかかります。Smart Driver Careのようなドライバー更新ソフトを活用すれば、多くのトラブルを簡単に解決でき、システム全体のパフォーマンス向上にもつながります。
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