「Windows Shell Common DLL が動作を停止しました」エラーの対処法12選
PCで「Windows Shell Common DLL has stopped working(Windows Shell Common DLL が動作を停止しました)」というエラーに遭遇したことはありませんか?このエラーが発生すると、Windowsの基本的な機能が使えなくなるため、非常に厄介な問題です。
本記事では、Shell Common DLLエラーを解消するために試せる12の対処法を詳しく解説します。
方法1:時刻サービス(Time Service)が実行中か確認する
Windowsのサービスが無効になっていることが原因の場合があります。特にシステムの復元後にこのエラーが発生することが多く、日付や時刻を変更できなくなることもあります。以下の手順で確認・対処しましょう。
- WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、Services.mscと入力してEnterキーを押すか「OK」をクリックします。

- 「サービス」ウィンドウでWindows Timeサービスを見つけ、右クリックしてコンテキストメニューから「開始」を選択します。

- サービスが正常に起動すれば、PCの日付と時刻を変更できるようになります。
それでもエラーが解消されない場合は、次の方法に進みましょう。
方法2:破損または古いドライバーを更新する
ドライバーは手動で更新するか、Advanced Driver Updaterのような専用ソフトを利用できます。ツールを使えば、オンラインでのドライバー検索や更新管理の手間を省けます。
手動でドライバーを更新する場合は、以下の手順に従ってください。
- WindowsキーとXキーを同時に押してクイックリンクメニューを開きます。
- 「デバイスマネージャー」を選択します。

- 各ドライバーの状態を確認します。更新が必要な場合は、通常ドライバーアイコンの横に黄色い三角マークが表示されます。
- 更新が必要なドライバーがあれば、右クリックして「更新」をクリックします。

- 画面の指示に従ってドライバーを更新し、古いドライバーすべてに対して同じ作業を繰り返します。
手間をかけたくない場合は、Advanced Driver Updaterをインストールすれば、古いドライバーの検出から更新まで自動的に行ってくれます。
方法3:UserChoiceキーのセキュリティ権限を変更する
このエラーは、.txtファイルを開こうとしたときに発生することが多いです。原因はレジストリキーのセキュリティ権限の不足にある可能性があります。以下の手順で解決しましょう。
ステップ1:WindowsキーとRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、regeditと入力してEnterキーを押します。
ステップ2:レジストリエディターの左側ペインで、以下のパスに移動します。
Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.txt\UserChoice
ステップ3:該当キーを右クリックし、コンテキストメニューから「アクセス許可」を選択します。
一覧にユーザー名やグループ名が表示されていない場合は、セキュリティ権限が不足しています。以下の手順で追加しましょう。
ステップ4:「追加」ボタンをクリックします。
ステップ5:「選択するオブジェクト名を入力してください」欄にAdministratorsと入力し、「名前の確認」をクリックします。問題がなければ「OK」を押します。
Administratorsグループが一覧に追加されるので、選択して「フルコントロール」の「許可」列にチェックを入れます。「適用」と「OK」をクリックして変更を反映させます。
注意:この方法は、.txtファイルを開く際にエラーが発生している場合にのみ有効です。
方法4:必要なファイルをSystem32フォルダーにコピーする
ゲームパッドの設定を変更する際にも、このDLLエラーが発生することがあります。その場合は、1つのファイルをSystem32フォルダーにコピーすることで解決できます。
- C:\Windows\System32フォルダーを開き、joy.cplファイルを見つけてデスクトップにコピーします。
- コピーしたjoy.cplを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

- 「セキュリティ」タブから「詳細設定」をクリックし、「所有者」セクションの「変更」をクリックします。

- オブジェクト名欄に自分のユーザー名を入力し、「名前の確認」→「OK」→「適用」→「OK」の順にクリックして所有権を取得します。その後、デスクトップ上のjoy.cplを削除します。

- 続いてC:\Windows\SysWOW64フォルダーを開き、そこにあるjoy.cplをC:\Windows\System32フォルダーにコピーします。
これで問題が解決し、Windowsからゲームパッド設定にアクセスできるようになります。
方法5:アンチウイルスソフトを無効化する
アンチウイルスソフトの導入は推奨されますが、まれにソフト自体がシステムに干渉し、DLLエラーを引き起こすことがあります。まずはアンチウイルスを一時的に無効化して、エラーが解消されるか確認してみましょう。アンインストールして確認するのも有効です。
問題が解決しない場合は、ソフトを再インストールするか、Advanced System ProtectorなどWindowsとの相性が良い別のアンチウイルスソフトへの乗り換えも検討してください。
方法6:SFCスキャンを実行する
システムファイルの破損が原因でエラーが発生することもあります。SFCスキャンを実行して、破損したファイルを修復しましょう。
- 検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。

- コマンドプロンプトにSFC /scannowと入力し、Enterキーを押して実行します。

注意:スキャン完了まで10〜15分ほどかかることがあります。
スキャン完了後、問題が解決したか確認してください。さらにDISMコマンドも試せます。コマンドプロンプトに以下を入力してEnterキーを押します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
こちらも10〜15分程度かかるため、完了までお待ちください。解決しない場合は次の方法へ進みましょう。
方法7:PowerShellを使用する
Windows PowerShellでもこのエラーを解決できる場合があります。ただし、誤った操作はシステムに悪影響を及ぼす恐れがあるため、慎重に実行してください。
- WindowsキーとXキーを押してメニューを開き、「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。

- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy Unrestricted -Scope CurrentUser
- コマンド完了後、PCを再起動して問題が解決したか確認します。
方法8:システムメンテナンスのトラブルシューティングツールを実行する
システムメンテナンスツールを使えば、Shell Common DLLエラーなどのシステム不具合を自動的に診断・修復できます。
- WindowsキーとRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、以下を入力してEnterキーを押します。
%systemroot%\system32\msdt.exe -id MaintenanceDiagnostic
- ツールが起動したら「次へ」をクリックし、画面の指示に従います。

スキャン完了後も問題が残る場合は、次の方法に進んでください。
方法9:DLLファイルを再登録する
エラーの原因が、shell32.dllなどのDLLファイルの欠落や未登録にある可能性があります。以下の手順でDLLを再登録しましょう。
- タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選択してコマンドプロンプトを起動します。

- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。
regsvr32 /i shell32.dll
コマンド実行後にshell32.dllが再登録され、エラーは表示されなくなります。
方法10:クリーンブートを実行する
どの方法でも解決しない場合、何らかのアプリケーションがシステムの動作を妨げている可能性があります。クリーンブートでスタートアップ項目とサービスを無効化して確認しましょう。
- WindowsキーとRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、MSConfigと入力してEnterキーを押します。

- 「サービス」タブを開き、「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れてから「すべて無効」をクリックします。

- 「スタートアップ」タブに移動し、「タスクマネージャーを開く」をクリックします。

- 不要なスタートアップ項目を一つずつ選択して「無効化」します。

- 「適用」と「OK」をクリックし、PCを再起動して問題が解決したか確認します。
方法11:Windows Updateを適用する
保留中のWindowsアップデートがエラーの原因になっていることもあります。アップデートを適用することで問題が解決するケースがあります。
- WindowsキーとIキーを押して「設定」を開き、「更新とセキュリティ」を選択します。

- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、保留中のアップデートがないか確認します。

アップデートをダウンロードすると、PCが自動的に再起動してインストールされます。その後、問題が解決したか確認してください。
方法12:Windows 10を初期化する
最終手段として、PCのリセットを試みましょう。事前に必ずデータのバックアップを取ってください。また、Windows 10のインストールディスクまたはISOファイルが入ったUSBドライブが必要です。
- スタートメニューの電源ボタンをクリックし、Shiftキーを押しながら「再起動」を選択します。
- 「トラブルシューティング」→「このPCを初期状態に戻す」→「すべて削除する」の順に選択します。
- プロセスを開始するには、Windowsインストールメディアを挿入しておく必要があります。
- Windowsのバージョンを選択し、「Windowsがインストールされているドライブのみ」→「ファイルの削除のみを実行する」を選びます。
リセット内容の確認画面が表示されるので、問題なければ「リセット」ボタンをクリックします。あとは画面の指示に従って進めてください。
初期化が完了すれば、「Windows Shell Common DLL has stopped working」エラーは解消されているはずです。必要なアプリケーションを改めてインストールし直しましょう。
以上が「Windows Shell Common DLL」エラーの主な解決策です。上記の方法を順番に試して、問題を解決してください。この記事が役に立ったなら、どの方法が効果的だったかぜひコメント欄でお知らせください。
-
Windows 10でd3dx9_39.dllが見つからないエラーを解決する6つの対処法
ゲームを起動しようとした瞬間にエラーメッセージが表示されると、非常にストレスを感じますよね。しかし、ゲームアプリケーションが起動しないのには必ず原因があります。エラーメッセージをよく読めば、根本的な原因を突き止めることができます。例えば、「d3dx9_39.dll がコンピューターに存在しないため、プログラムを開始できません。プログラムを再インストールしてこの問題を解決してください。」というエラーが表示された場合は、メッセージ自体にヒントがあります。ただし、再インストールしても問題が解決しないこともあります。そこで本記事では、d3dx9_39.dll 見つからないエラーに対する複数の解決策をご
-
Windowsで「デバイスが応答しないか、切断されました」エラーを解決する5つの対処法
この記事を読んでいるということは、Windows PCで「デバイスが応答しないか、切断されました(The device has either stopped responding or has been disconnected)」という厄介なエラーメッセージに遭遇した可能性が高いでしょう。この問題は、PCから別のデバイスへ大容量のHD写真、動画、ドキュメントなどのマルチメディアファイルをコピーまたは移動する際によく発生します。 同じような状況に陥っている場合でも、慌てる必要はありません。この記事では、「デバイスが応答しないか、切断されました」エラーの主な原因と、それを解消するための効果的な対