LinuxとWindows対応!PCを簡単に修復・診断できるおすすめツール5選
パソコンは、ハードウェアやソフトウェアのアップデートを重ねるごとに信頼性が高まり、ますます使いやすくなっています。とはいえ、パソコンも所詮は「機械」。完全に無故障というわけにはいきません。本記事では、WindowsとLinuxの両方で利用できるPC診断・トラブルシューティングツールを5つ厳選してご紹介します。これらのツールを活用すれば、パソコンの状態を定期的にチェックし、長期にわたって良好な動作を維持することができます。トラブルの多くは特定のハードウェアに起因するため、パーツ別に分かりやすく整理しました。ぜひ参考にして、パソコンの不調をすばやく解決してください。
メモリ(RAM)の診断に
1. MemTest86+(Windows/Linux対応)

MemTest86+は、メモリの不具合を検出するために最適なソフトウェアです。起動すると自動的にテストが実行され、ユーザーが停止を指示するまで検査を続けます。そのため、パソコンが熱を帯びた後にのみ発生するようなメモリエラーも見逃しません。キャラクターベースのシンプルなユーザーインターフェースで、結果も直感的に判断できます。画面が赤く表示された場合はメモリに問題があるサイン。赤が表示されなければ、メモリは正常です。
さらに、MemTest86+はCPUのバーンインテストにも活用できます。具体的な問題箇所を表示してくれるため、トラブルシューティングがスムーズに行えます。配布ファイルは70KBのzip形式で、展開すると約2MBの.isoファイルになります。CDやUSBメモリに書き込んでパソコンから起動するだけで使用可能です。WindowsとLinuxの両方に対応しており、メモリ関連の診断には欠かせない必携ツールといえます。
CPUの診断に
2. Prime95(Windows/Linux対応)

CPUの性能や安定性を確認したいなら、Prime95が頼りになります。Prime95は巨大な素数を探索することで知られるインテリジェントな診断ツールで、多くのPC愛好家に支持されており、CPUのオーバークロック時の安定性確認にも広く使われています。
「Torture Test(耐久テスト)」モードを使えば、プロセッサに高負荷をかけてストレステストを実施し、エラーの有無を検出できます。オーバークロックを行うユーザーの間では定番のテスト方法です。もしパソコンがPrime95を丸1日問題なく動かし続けられたら、プロセッサおよび関連するCPU周辺ハードウェアは健康であると判断してよいでしょう。
Prime95はフリーウェアで、WindowsとLinux(64bit/32bit両方)に対応しています。
3. LinX

LinXは、Intel Linpackベンチマークをベースにしたツールで、CPUの安定性やハードウェア関連の問題を検出するために設計されています。シンプルなユーザーインターフェースにより、誰でも手軽にシステムの性能テストを行えます。
LinXはGFLOPS(1秒あたりの浮動小数点演算回数)でプロセッサの性能を測定します。極限的な負荷条件下でCPUをテストできることから、最も優れたCPU負荷テストソフトの一つと評価されています。
エラーを検出すると自動的に停止する賢い設計も魅力です。AMDとIntelの両プロセッサに対応しており、Intel Core i7などのCPUでも問題なく動作します。無料で提供されており、WindowsおよびLinuxの各ディストリビューションで利用可能です。
ハードディスク(HDD)の診断に
4. Bart's Stuff Test(Windows/Linux対応)

Bart's Stuff Testは、ポータブル型のハードドライブストレステストツールです。ハードディスクに繰り返しデータを書き込み、リアルタイムの転送速度をログとして表示しながら、ドライブの性能をチェックします。
OSに依存せずどんなハードディスクでもスキャン・テストできるのが特徴で、Mac、Linux、Windowsといった主要なOSすべてで問題なく動作します。テストに失敗した場合は、ハードディスクに何らかの異常が発生している可能性が高いため、交換を検討しましょう。インストール不要で手軽に使え、Windows 10などの最新OSにも対応しています。
グラフィックカード(GPU)の診断に
5. FurMark(Windows/Linux対応)

画像出典: ozone3d.net
FurMarkは、ファーレンダリングアルゴリズムを利用してグラフィックカードの性能を測定するGPUテストツールです。ファーレンダリングによって意図的にGPU(グラフィックス処理装置)に高負荷をかけ、極限的なストレス条件下でもグラフィックカードが正常に動作するかどうかを確認できます。
ユーザーインターフェースは非常に使いやすく、GPU温度モニタリング、バーンインテストモード、安定性・ベンチマークモード、MSAAサンプル設定などの機能を搭載。GPU温度をファイルに記録することもでき、オンラインでスコアを比較する機能もあります。バーンインモードではGPUに最大限の負荷がかかります。
注意: バーンインモード実行中はGPUが急激に高温になるため、十分に注意してください。
なお、電源ユニット(PSU)のチェックには、テスター(マルチメーター)を使った手動での点検が必要です。時間はかかりますが、パソコンの健全性を保つためには試してみる価値のある作業です。
WindowsやLinuxでお気に入りの診断ツールをお持ちですか?ぜひコメント欄で教えてください。役立つ裏技やヒント、便利なサイト情報なども歓迎します。情報を共有して、互いのパソコンライフをより快適にしていきましょう。
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