Windows 10でISOファイルを扱う方法|マウントからディスクへの書き込みまで解説
ISOファイルとは、かつて光学メディアに収録されていたデータ一式をそのままアーカイブしたディスクイメージのことです。現在、ソフトウェアの配布にCDやDVDが使われることはめったになくなりましたが、大容量のソフトウェアをダウンロードする際のコンテナ形式としては、今なおISOが広く利用されています。MicrosoftもWindows 10のインストールイメージをISO形式で公開しており、その代表的な例といえるでしょう。
Windowsは、Windows 8の登場以降、ISOファイルへの対応が大きく強化されています。サードパーティ製ソフトウェアを一切使わなくても、ISOファイルをファイルシステムにマウントするだけで中身を確認できます。操作感はUSBメモリを接続するのに近いものです。

ISOファイルをマウントして中身を確認する
ディスクイメージをマウントするには、まずエクスプローラーで対象のISOファイルを見つけ、ダブルクリックします。するとWindowsがイメージを仮想光学ドライブとしてマウントし、「PC」画面やエクスプローラーのサイドバーにデバイスとして表示されます。ドライブレターも自動的に割り当てられます。

表示されたドライブをクリックすれば、イメージの中身を閲覧できます。イメージ内のすべてのファイルやフォルダが通常のフォルダ構造で表示されるため、標準的なWindowsのコピー&ペースト操作で必要なファイルを取り出すことも可能です。
確認が終わったら、仮想ドライブを右クリックして「取り出し」を選択しましょう。これでPCからイメージをアンマウント(マウント解除)できます。

ISOファイルをCD/DVDに書き込む方法
場合によっては、ISOファイルを光学ディスクに書き戻したいこともあるでしょう。その場合は、空のCDまたはDVDをディスクドライブに挿入し、ISOファイルを右クリックして、コンテキストメニューから「ディスク イメージの書き込み」を選択します。ダイアログが開いたら、「ディスク バーナー」のドロップダウンで正しいドライブが選択されていることを確認してください。

「書き込み後にディスクを確認」オプションにチェックを入れると、書き込み後のディスクに対してWindowsが自動的にスキャンを行い、書き込みエラーの有無を検証してくれます。書き込み完了までにかかる時間はわずかに増えますが、意図しないデータ損失を防ぐためにも、有効化しておくことをおすすめします。あとは「書き込み」ボタンをクリックし、処理が完了するのを待つだけです。
USBメモリへの書き込みには別途ツールが必要
以上が、Windowsに標準搭載されているISO関連機能のすべてです。とりわけ注意したいのは、Windows 10ではISOファイルをUSBメモリに直接書き込むことができないという点です。起動可能なUSBインストールメディアなどを作成したい場合は、人気のオープンソースツール「Rufus」をはじめとするサードパーティ製ソフトウェアを別途用意する必要があります。
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