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Windowsですべてのユーザーアカウントの一覧・設定・詳細情報を確認する方法

Windows 10/8/7では、たった1つのコマンドを実行するだけで、PCに登録されているすべてのユーザーアカウントの詳細情報を簡単に確認できます。家族や同僚とパソコンを共有している場合や、複数のユーザーアカウントを作成していて「どんなアカウントが存在するのか」「それぞれどのような状態なのか」を把握したいときに、この方法が役立ちます。

ここでいう「詳細情報」とは、アカウントの種類、説明(概要)、有効・無効の状態、ドメイン、フルネーム、インストール日、ローカルアカウントかどうかなど、多岐にわたる項目を指します。

特別なサードパーティ製ソフトをダウンロードする必要はありません。wmic useraccountコマンドを使うだけでよく、すべてのバージョンのWindowsで動作します。

コマンドでユーザーアカウントの一覧と詳細を取得する手順

まず、コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンドプロンプト」を選択してください。管理者権限は必須ではありませんが、環境によっては管理者として実行した方が確実です。

次に、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

wmic useraccount list full

すると、登録されているすべてのユーザーアカウントの詳細情報が一覧形式で表示されます。

表示される主なアカウントの種類

出力結果には、通常以下のようなアカウントが順番に表示されます。

  • 組み込みのAdministratorアカウント:デフォルトでは無効化されていますが、必要に応じてこの隠しAdministratorアカウントを有効化することも可能です。
  • Defaultアカウント:システムが管理する特殊なアカウントです。Windows 10では、システムが技術プレビュー版などを管理するために使用するため、このアカウントが表示されることがあります。
  • Guest(ゲスト)アカウント:一時的な利用者向けのゲストアカウントです。
  • 自分のユーザーアカウント:普段パソコンにログインする際に使用しているアカウントです。複数のユーザーアカウントがある場合は、それらすべてが続けて表示されます。

確認できる詳細項目の一覧

コマンドプロンプトの画面には、各アカウントについて以下の項目が表示されます。

  • AccountType(アカウントの種類)
  • Description(説明)
  • Disabled(無効かどうか)
  • Domain(ドメイン)
  • FullName(フルネーム)
  • InstallDate(インストール日)
  • LocalAccount(ローカルアカウントかどうか)
  • Lockout(ロックアウト状態)
  • Name(アカウント名)
  • PasswordChangeable(パスワード変更の可否)
  • PasswordExpires(パスワードの有効期限)
  • PasswordRequired(パスワードが必要かどうか)
  • SID(セキュリティ識別子)
  • SIDType(SIDの種類)
  • Status(ステータス)

主要な項目の意味を解説

数ある項目の中でも、特に知っておくと便利なものを以下に解説します。

  • AccountType=512:そのアカウントが通常の標準アカウントであることを示します。PCがドメインに参加している場合は、256(一時的な重複アカウント)、2048(ドメイン間信頼アカウント)、4096(ワークステーション信頼アカウント)、8192(サーバー信頼アカウント)などの値が表示されることもあります。
  • Disabled=FALSE / TRUE:そのアカウントが現在有効か無効かを示します。FALSEならアカウントは有効、TRUEなら無効という意味です。
  • PasswordChangeable=TRUE / FALSE:そのアカウントのパスワードを変更できるかどうかを示します。TRUEなら変更可能、FALSEなら変更できません。
  • PasswordExpired=TRUE / FALSE:そのユーザーアカウントのパスワードが、事前に設定された期間の経過後に失効する仕組みになっているかどうかを示します。

補足:Windows 11での代替手段

なお、比較的新しいWindows 11ではwmicコマンドが非推奨となっており、将来的に削除される可能性があります。その場合は、PowerShellで以下のコマンドを実行すると、同様にローカルユーザーアカウントの一覧と詳細を取得できます。

Get-LocalUser | Format-List *

これらのコマンドを使いこなせば、Windows PC上のすべてのユーザーアカウントの状態や設定内容をひと目で把握できるようになります。アカウント管理やセキュリティ見直しの際に、ぜひ活用してみてください。

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