Windows 10のPCからリモートでディスク容量を確認する方法【PowerShellスクリプト活用術】
現代では、スマートフォン、個人用のノートパソコン、職場や自宅のデスクトップPCなど、複数のデバイスを使い分けている方が多いのではないでしょうか。OneDriveをはじめとするクラウドサービスとの連携が大きく進歩した今でも、物理的にその場にいなければ完了できないシンプルな作業は依然として存在します。
その代表例が「ディスク容量の確認」です。対象のコンピューターの前にいない場合、通常のユーザーにとってこの単純なタスクは意外とハードルが高いものです。しかし、簡単なスクリプトを一度実行するだけで、リモート先のマシンに存在するパーティションの一覧、各パーティションの総容量、空き容量、使用済み容量をまとめて取得できます。それでは早速、具体的な手順を見ていきましょう。
リモートコンピューターのディスク容量を確認する手順
まず最初に注意しておきたいのは、このスクリプトがすべてのマシンで動作するわけではないという点です。動作が確認されているOSは、Windows 10、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows 7です。
筆者の見解では、Windows 8およびWindows 8.1でも動作する可能性がありますが、まだ検証は行われていません。実際に試された方は、ぜひコメント欄で結果を共有していただけると幸いです。
ステップ1:スクリプトをダウンロードして編集する
まず、TechNetからPowerShellスクリプトファイルをダウンロードし、ご自身のコンピューターに保存してください。
次に、そのファイルをメモ帳で開くと、以下のようなコードが表示されます。
<# .Synopsis Gets Disk Space of the given remote computer name .DESCRIPTION Get-RemoteComputerDisk cmdlet gets the used, free and total space with the drive name. .EXAMPLE Get-RemoteComputerDisk -RemoteComputerName "abc.contoso.com" Drive UsedSpace(in GB) FreeSpace(in GB) TotalSpace(in GB) C 75 52 127 D 28 372 400 .INPUTS Inputs to this cmdlet (if any) .OUTPUTS Output from this cmdlet (if any) .NOTES General notes .COMPONENT The component this cmdlet belongs to .ROLE The role this cmdlet belongs to .FUNCTIONALITY The functionality that best describes this cmdlet #>
function Get-RemoteComputerDisk
{
Param
(
$RemoteComputerName="The Address Goes Here"
)
Begin
{
$output="Drive `t UsedSpace(in GB) `t FreeSpace(in GB) `t TotalSpace(in GB) `n"
}
Process
{
$drives=Get-WmiObject Win32_LogicalDisk -ComputerName $RemoteComputerName
foreach ($drive in $drives){
$drivename=$drive.DeviceID
$freespace=[int]($drive.FreeSpace/1GB)
$totalspace=[int]($drive.Size/1GB)
$usedspace=$totalspace - $freespace
$output=$output+$drivename+"`t`t"+$usedspace+"`t`t`t`t`t`t"+$freespace+"`t`t`t`t`t`t"+$totalspace+"`n"
}
}
End
{
return $output
}
}
コード内の引用符で囲まれた部分(The Address Goes Here)に、リモートコンピューターのアドレス(ホスト名またはIPアドレス)を入力します。
編集が完了したら、ファイルを上書き保存してください。
ステップ2:スクリプトを実行する
保存したファイルを右クリックし、「PowerShellで実行(Run with PowerShell)」を選択します。UAC(ユーザーアカウント制御)のプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックしてください。
すると、PowerShellのターミナル上に、ドライブ名・使用済み容量・空き容量・総容量が一覧形式で表示されます。

このファイルは、必要なときに何度でも再実行できます。スクリプトの詳細については、TechNetの公式ページをご参照ください。
-
Windows 11 でストレージの空き容量を増やす方法を徹底解説
「Windows 11 の空き容量をどうやって確保すればいいのだろう?」――そんなふうに日々悩んでいる方は、まさに今この記事を読むべきタイミングです。 少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「ストレージ容量が多すぎる」ということは実は存在しませんよね。リビングの収納でもクローゼットでも、そしてノートパソコンでも、私たち人間は常にさらなる保管スペースを求めているものです。スマートフォン、タブレット、ノート PC、その他のガジェットには、写真、動画、ドキュメントなど、かけがえのないデジタルデータが詰め込まれています。ほぼすべてがデジタル形式で保存されている現代では、ストレージ不足に陥るのはごく自然
-
Windows 10のチェックディスク(エラーチェック)ユーティリティの使い方【完全ガイド】
Microsoftは、WindowsユーザーとそのPCに保存されたファイルやデータを、データ損失やハードウェアの深刻な障害につながりかねない突然のトラブルから守るために、常に改良を重ねてきました。 特に複数のパーティションを作成している環境で多くのユーザーを悩ませるのが「ディスクエラー」です。これは、ドライブに不良セクタが発生し、ハードディスクの読み書き機能に支障が出たときに起こる問題です。 幸いなことに、Microsoftはこうした問題が発生してもユーザーを放置しないよう、問題を自動的にスキャンして修復してくれる組み込みツールを用意しています。あまり知られていませんが、すべてのWindow