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Windows 10の仮想化技術「Hyper-V」とは?仕組みと使い方を徹底解説

Windowsのユーザーガイドには、Windows 10/8がクライアントHyper-Vに対応していると記載されています。では、Hyper-Vとは一体何なのでしょうか。Hyper-Vとは、ハイパーバイザー(Hypervisor)ベースの仮想化技術のことです。実は、これより前の2つのバージョンのWindowsにもHyper-Vは存在していましたが、Microsoftは今回、このサービスをWindows 10/8に統合し、クライアントOSの標準機能として提供することにしました。なかなか興味深い動きですよね。

Windows 10の仮想化技術「Hyper-V」とは?仕組みと使い方を徹底解説

それでは、その仕組みを順を追って詳しく見ていきましょう。

Windows 10におけるHyper-V

概要:MicrosoftのクライアントHyper-Vは、柔軟性・堅牢性・高いパフォーマンスを兼ね備えたクライアント向け仮想化技術です。ITプロフェッショナルや開発者は、Windows 8マシン上で複数のOSインスタンスを同時に実行できます。ハードウェアを統合することでコストを削減でき、サーバー版Hyper-VとのVM(仮想マシン)互換性によって運用効率も向上します。さらに、Hyper-Vはプログラマや開発者だけのためのものではありません。Windows 8のすべてのエンドユーザーがその恩恵を受けることができます。

1台のPC上に仮想化されたOSを構築することは、以前のクライアント版Windowsではほぼ不可能でした。開発者は、OSをインストールした別マシンを用意し、LANやWi-Fiで接続するためにネットワークインフラへ追加投資を行う必要がありました。しかし、Hyper-Vを使えばそのような手間は一切不要です。仮想スイッチを使って仮想化OSと仮想ネットワークを作成すれば、自分のコンピュータの中にある「もう一台のコンピュータ」とアプリケーションをやり取りさせることができます。それほどシンプルなのです。

Windows 10で仮想化はどのように動作するのか?

Hyper-Vを利用するには、Second Level Address Translation(SLAT)に対応した64ビットシステムが必要です。SLATは、IntelおよびAMDの現行世代の64ビットプロセッサに搭載されている機能です。加えて、64ビット版のWindows 8と、少なくとも4GBのRAMも必要となります。なお、Hyper-Vは、仮想マシン上に32ビットOSと64ビットOSのどちらを作成することも可能です。

  1. まず、Windowsの「Windowsの機能の有効化または無効化」コンソールからHyper-Vをインストールします。「Hyper-V」のチェックボックスにチェックを入れて確定すると、Windowsが再起動し、PCにHyper-Vがインストールされます。
  2. 次に、仮想ネットワークを作成します。ネットワークは通常スイッチを使って構築するため、Hyper-Vマネージャー画面右側の「仮想スイッチマネージャー」からスイッチを作成します。
  3. 最後に、このスイッチを使用する仮想マシンを用意します。画面右側の「新規」→「仮想マシン」をクリックして仮想マシンを作成しましょう。仮想マシンの作成にはOSのISOファイルが必要です。たとえばWindows 7の仮想マシンを作りたい場合は、事前にWindows 7のISOファイルを用意しておいてください。仮想マシンの作成時にOSのインストールを求められるので、そのタイミングでISOファイルを読み込みます。

今後の記事では、Hyper-Vを有効化・無効化する具体的な方法についてもご紹介していきます。

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