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Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

Windowsだけでなく複数のOSを試してみたい方にとって、仮想マシンプラットフォームは必須のツールです。Windowsでは、Microsoft製のネイティブハイパーバイザー「Hyper-V」がこの機能を提供していますが、残念ながらWindows 11 Homeエディションでは標準で利用できません。サードパーティ製の仮想化ソフトも多数存在しますが、Hyper-Vはパフォーマンスが高く操作性にも優れています。本記事では、Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化するための簡単な回避策をご紹介します。

MicrosoftのHyper-Vとは?

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

Hyper-Vは、Microsoftが開発したハードウェアベースのハイパーバイザーです。Windows OS上で複数のオペレーティングシステムを実行できるようにします。現在、Hyper-VはWindowsのほか、UbuntuなどのLinuxディストリビューションにも対応しています。

他社製のサードパーティ製ツールと比較すると、Hyper-VはMicrosoft自身が開発した技術であるため、Windows仮想マシンの実行パフォーマンスが非常に高いのが特徴です。カスタマイズ性の面では他のハイパーバイザーほど多機能ではないものの、動作は高速です。その理由は、ほとんどのドライバーがハードウェア層とは独立して動作し、仮想マシンのメンテナンスオーバーヘッドが低く抑えられているためです。さらに、デフォルトスイッチを使用して、ストレージやCPUコア、インターネット接続を割り当てることも可能です。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効にする手順

Windows 11でHyper-Vを有効化する作業は、大きく分けて以下の2つのステップで構成されます。

  1. Hyper-Vのインストール
  2. 仮想マシンの作成

ステップ1:Windows 11 HomeへのHyper-Vのインストール

手順1:「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「notepad」と入力してEnterキーを押します。デスクトップにメモ帳が起動します。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

手順2:以下のボックス内のスクリプトをそのままコピーし、先ほど開いたメモ帳に貼り付けます。

pushd "%~dp0"

dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\*Hyper-V*.mum >hyper-v.txt

for /f %%i in ('findstr /i . hyper-v.txt 2^>nul') do dism /online /norestart /add-package:"%SystemRoot%\servicing\Packages\%%i"

del hyper-v.txt

Dism /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Hyper-V -All /LimitAccess /ALL

pause

手順3:メモ帳ウィンドウ左上の「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

手順4:新しいダイアログが開くので、「ファイル名」を入力します(ここではHyperv.batと入力)。

手順5:「ファイルの種類」をクリックし、「すべてのファイル(*.*)」に変更します。

手順6:「保存」ボタンをクリックします。

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注意:ファイル名は任意のもので構いませんが、バッチ実行ファイルを作成するため、拡張子は必ず「.bat」にしてください。「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変更し忘れると、テキストファイルとして保存されてしまうので注意しましょう。

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手順7:メモ帳を閉じ、作成したバッチファイルを探します。ファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「管理者として実行」を選択してください。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

注意:テキストファイルとバッチファイルではアイコンが異なります。初回でバッチファイルの作成に失敗した場合は、もう一度手順を繰り返してください。

手順8:コマンドプロンプトのウィンドウが自動的に起動し、多数のコマンドとインストール状況が画面に表示され始めます。完了するまで何も操作せずにお待ちください。この処理には30分程度かかる場合があります。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

手順9:インストールが完了したことを知らせる通知が表示され、PCを再起動するかどうか尋ねられます。「Y」を入力してEnterキーを押してください。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

注意:誤ってコマンドプロンプトのウィンドウを閉じてしまった場合は、手動でPCを再起動すれば、Windows 11へのHyper-Vのインストールプロセスは完了します。

手順10:PCが再起動したら、「ファイル名を指定して実行」ボックスに「optionalfeatures.exe」と入力してEnterキーを押し、Windowsの機能オプションを起動します。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

手順11:「Hyper-V」「仮想マシンプラットフォーム」「Windowsハイパーバイザープラットフォーム」の3つの項目を探し、それぞれのチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。確認できたら「OK」をクリックします。

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手順12:インストールプロセスの次の段階が開始されますが、それほど時間はかかりません。PCを再起動すると、インストールは完了です。

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手順13:PCの再起動後、「Windows + S」キーで検索ボックスを開き、「Hyper-V」と入力すると、検索結果に関連する項目が表示されます。「Hyper-Vマネージャー」をクリックしてツールを起動しましょう。

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注意:検索結果にHyper-Vが表示されない場合は、「Windows + R」キーで「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「virtmgmt.msc」と入力してEnterキーを押してください。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

ステップ2:Hyper-Vで仮想マシンを作成する方法

手順1:PCを再起動し、BIOSモードに入るための該当キーを押します。多くのPCでは「F9」または「F10」キーです。

手順2:BIOSの設定画面を操作し、「Virtualization(仮想化)」オプションを見つけます。通常は「System Configuration(システム構成)」タブまたは「Advanced(詳細)」タブにあります。あとはこれを有効にし、「F10」キーを押して設定を保存してください。

手順3:PCを再起動し、検索ボックスに「Hyper-V」と入力して、「Hyper-Vマネージャー」をクリックします。

Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する方法|バッチファイルを使った簡単な手順を解説

手順4:Hyper-Vマネージャーのインターフェイスが読み込まれたら、左側のパネルでPC名をクリックし、右側のパネルにある「クイック作成」を選択します。

手順5:仮想マシンを作成したいオペレーティングシステムを選択します。嬉しいことに、Hyper-VにはLinux(Ubuntu)がプリインストールされています。

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手順6:最後に「仮想マシンの作成」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。

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手順7:最後に「接続」ボタンをクリックすると、作成したばかりの仮想マシンが起動します。

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手順8:これでHyper-Vの仮想マシンの準備が整いました。あとは通常どおりOSのインストールを進めてください。

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まとめ:Windows 11 HomeでHyper-Vを活用しよう

以上が、Windows 11 HomeでHyper-Vを有効化する手順です。前述のとおり、Windows 11のHomeエディションにはハイパーバイザーが標準搭載されていませんが、本記事でご紹介した回避策を使えば、HomeエディションのPCでもHyper-Vを利用できるようになります。また、VirtualBoxやVMwareといったサードパーティ製の仮想化ソフトウェアも、Windows 11 Homeで使用可能です。

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