Windows 10で高速ユーザー切り替えを有効・無効にする2つの方法
動作の遅いパソコンは、生産性を大きく下げる要因になります。特に、1日に何度もユーザーアカウントを切り替える必要がある方にとっては、大きなストレスとなるでしょう。というのも、各アカウントではプログラムやアプリケーションが起動しており、それぞれにシステムリソースが割り当てられているため、切り替え処理がどうしても重くなりがちだからです。さらに、パソコン自体の性能が低い場合には、作業の流れまで損なわれてしまいます。
そこで本記事では、Windows 10でユーザーの切り替え(高速ユーザー切り替え)を少しの設定変更で快適に行うための方法を詳しく解説します。

Windows 10で高速ユーザー切り替えを有効/無効にする方法
ここでは、Windows 10/8/7で高速ユーザー切り替えを有効または無効にする2つの方法をご紹介します。
- レジストリエディターを使用する方法
- グループポリシーエディターを使用する方法
方法1:レジストリエディターを使う
まず、キーボードの「Win + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押します。レジストリエディターが起動したら、以下のキーへ移動してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
次に、「System」キーを右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択します。

新しく作成した値の名前をHideFastUserSwitchingに変更します。その値をダブルクリックし、以下のように設定してください。
- 「0」に設定: 高速ユーザー切り替えを有効にする
- 「1」に設定: 高速ユーザー切り替えを無効にする
設定を反映させるには、パソコンを再起動してください。
※レジストリを編集する前に、誤操作に備えてバックアップを取っておくことをおすすめします。
方法2:グループポリシーエディターを使う
なお、この方法はWindows 10 Homeエディションでは使用できません。グループポリシーエディターは、Windows 10 Homeには搭載されていないためです。Proエディション以上をお使いの方のみ、以下の手順を実行できます。
まず「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。
グループポリシーエディターが開いたら、以下のパスへ移動します。
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > ログオン

「高速なユーザー切替のエントリ ポイントを隠す」というポリシーをダブルクリックして、設定画面を開きます。
このポリシー設定では、ログオンUI、スタートメニュー、タスクマネージャーから「ユーザーの切り替え」インターフェイスを非表示にできます。このポリシーを有効にすると、ポリシーが適用されたコンピューターにログオン中、またはログオンしようとしているユーザーに対して、「ユーザーの切り替え」インターフェイスが表示されなくなります。「ユーザーの切り替え」が表示される場所は、ログオンUI、スタートメニュー、タスクマネージャーの3か所です。ポリシーを無効にした場合、または未構成の場合は、これら3か所で「ユーザーの切り替え」を利用できます。

設定内容は以下の通りです。
- 「有効」を選択: 高速ユーザー切り替えを無効にする
- 「無効」または「未構成」を選択: 高速ユーザー切り替えを有効にする
希望の設定を選んだら「OK」をクリックし、グループポリシーエディターを閉じます。最後にパソコンを再起動すれば、設定が反映されます。
どちらの方法も数分で完了する簡単な操作です。用途やWindowsのエディションに合わせて、使いやすい方を選んで試してみてください。
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Windows 10で高速ユーザー切り替えを無効にする2つの方法(グループポリシー・レジストリ)
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