Windowsでブートログを有効・無効にする方法|msconfigとBCDEditの使い方
Windowsで不具合が発生したとき、その原因はドライバーである可能性が高いといえます。そんなとき、起動時にどのドライバーが読み込まれ、どのドライバーが読み込まれなかったのかを把握できれば、トラブルシューティングが格段にしやすくなります。
幸い、Windowsには「ブートログ」という便利な機能が標準で用意されており、システム起動時に読み込まれるすべてのドライバーの記録を自動的に残すことができます。
本記事では、Windowsでブートログ機能を有効または無効にする方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
補足: 本記事の手順は、Windows 7やWindows 8でも同様に利用できます。
方法1:システム構成ツール(msconfig)でブートログを設定する
ブートログを有効にする最も簡単な方法は、Windows標準の「システム構成」ツールを使うことです。マウス操作だけで完結するため、コマンドに慣れていない方におすすめです。
手順1:システム構成ツールを開く
Win + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、テキストボックスに msconfig と入力してEnterキーを押します。これでシステム構成ツールが起動します。

手順2:「ブートログ」にチェックを入れる
「ブート」タブを開き、対象のオペレーティングシステムを選択します。次に「ブートオプション」セクションにある「ブートログ」のチェックボックスにチェックを入れ、「適用」→「OK」の順にクリックして変更を保存します。

手順3:PCを再起動する
これでブートログ機能の有効化は完了です。変更を反映するために再起動を促す画面が表示されるので、「再起動」ボタンをクリックしましょう。再起動後からブートプロセスの記録が始まります。

手順4:ブートログファイル(ntbtlog.txt)を確認する
再起動後は、いつでもブートログを閲覧できます。エクスプローラーを開き、「C:\Windows」フォルダへ移動してください。その中にある「ntbtlog.txt」というテキストファイルを見つけてダブルクリックします。
ワンポイント: 検索ボックスに「*.txt」と入力すればテキストファイルだけが表示され、より絞り込みたい場合は「ntbtlog.txt」と直接入力すると素早く見つけられます。

手順5:ログの内容を読む
ログファイルには、Windowsの起動中に読み込まれたドライバー(Loaded driver)と、読み込めなかったドライバー(Did not load driver)の一覧がすべて記録されています。読み込めていないドライバーが見つかれば、それがトラブルの原因である可能性があります。

トラブルシューティング後は必ず無効化しよう
調査が終わったら、ブートログ機能をオフにすることを強くおすすめします。有効のままにしておくと、システムを起動するたびにログが追記され続け、ファイルサイズが急速に肥大化するだけでなく、目的の情報を探すのが非常に困難になります。

無効にする手順は簡単です。再度システム構成ツールを開き、「ブート」タブでオペレーティングシステムを選択したうえで、「ブートログ」のチェックを外します。最後に「OK」ボタンをクリックして変更を保存すれば完了です。
方法2:コマンドプロンプト(BCDEdit)でブートログを設定する
コマンドライン操作に慣れている方は、Windows標準のブート構成ツール「BCDEdit」を使ってブートログを有効にすることもできます。
手順1:コマンドプロンプトを管理者として実行する
スタートメニューで「コマンドプロンプト」を検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。

手順2:OSの識別子を確認する
ブートログを有効にする前に、現在使用しているオペレーティングシステムの識別子を調べる必要があります。コマンドプロンプトに bcdedit と入力してEnterキーを押してください。
表示された結果の中の「Windows ブート ローダー」セクションに、「識別子(Identifier)」という項目があります。この値をメモしておきましょう。通常は「{current}」となっているはずです。

手順3:ブートログを有効化するコマンドを実行する
識別子を確認したら、以下のコマンドを実行してブートログを有効にします。もし識別子が異なる場合は、コマンド内の「{current}」を実際の識別子に置き換えてください。
bcdedit /set {current} bootlog yes

手順4:再起動後にログを確認する
システムを再起動すると、ブートログが「C:\Windows\ntbtlog.txt」に出力されます。前述の方法と同じように、メモ帳などで開いて内容を確認できます。

コマンドでブートログを無効化する
トラブルシューティングが完了したら、忘れずにブートログを無効に戻しましょう。コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行するだけでOKです。
bcdedit /set {current} bootlog no

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