Windows 10でデータ実行防止(DEP)を有効・無効にする方法
データ実行防止(DEP:Data Execution Prevention)は、ウイルスなどのセキュリティ上の脅威からWindows 10/8/7のパソコンを守るための重要なセキュリティ機能です。Windowsやその他の正規プログラム用に予約されたシステムメモリ領域からコードを実行しようとする有害なプログラムの攻撃を検知して阻止します。この種の攻撃は、プログラムやファイルに深刻な損害を与える可能性があります。
DEPは、各プログラムがシステムメモリを安全に使用しているかどうかを常時監視することで、パソコンを保護します。もしメモリの不正使用を検知した場合は、該当するプログラムを強制終了し、ユーザーに通知します。
基本的には推奨されませんが、何らかの理由でDEPを無効化したいケースもあるでしょう。ここでは、bcdedit.exeツールを使用して、Windows 10/8/7でDEPを無効化する方法を解説します。
作業前の注意点
作業を始める前に、システムでセキュアブート(Secure Boot)が無効になっていることを必ず確認してください。セキュアブートが有効なままだと、「The value is protected by Secure Boot policy and cannot be modified or deleted(この値はSecure Bootポリシーによって保護されているため、変更または削除できません)」というエラーメッセージが表示されることがあります。
データ実行防止(DEP)を無効にする方法
- スタートメニューの検索ボックスに「cmd」と入力します。
- 検索結果に表示された「cmd」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。WinXメニュー(Windowsキー+X)から管理者権限のコマンドプロンプトを開くこともできます。
- 以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
bcdedit.exe /set {current} nx AlwaysOff
「操作は正しく終了しました」というメッセージが表示されたら成功です。その後、パソコンを再起動してください。
再起動後、データ実行防止(DEP)が無効になっていることを確認できます。必要に応じて、システム上のDEP機能の状態をチェックしておきましょう。
データ実行防止(DEP)を有効にする方法
無効化したDEPを再度有効にしたい場合は、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
bcdedit.exe /set {current} nx AlwaysOn

これにより、データ実行防止(DEP)が再度有効になります。
なお、コマンド実行時に「The boot configuration data store could not be opened(ブート構成データストアを開けませんでした)」というエラーメッセージが表示された場合は、別途対処方法をご確認ください。
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