Windows 11/10が対応するBluetoothプロファイル一覧とBluetooth 5.0の新機能を解説
Microsoftは、Windows 10 バージョン1803(April Update)において、Bluetoothスタックをバージョン4.2から5.0へとアップグレードしました。Windows 10 v1803以降およびWindows 11では、Bluetooth 5.0と、本記事で紹介する各種Bluetoothユーザープロファイルがサポートされています。対応プロファイルの一覧をご紹介する前に、まずはBluetooth 5.0について簡単に見ていきましょう。
Bluetooth 5.0の主な特徴

- ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを含むすべてのオーディオ機器が、Bluetooth Low Energy(BLE)経由で通信可能になり、オーディオ機器のバッテリー消費を大幅に抑えられます。
- 1台のデバイスから、接続された2台の機器に対して同時に異なる音声を再生できます。
- 通信速度と通信距離が大幅に向上しました。
- データ転送速度は最大2Mbpsに達します。
では、これはユーザーに直接メリットがあるのでしょうか? 結論から言うと、既存の機器を使っている限りその恩恵は受けられません。Bluetooth 5.0は下位互換性を持っているため、旧バージョン向けに設計されたBluetoothアクセサリも引き続き使用できますが、新機能を体験することはできません。この新しいWindowsのBluetoothスタックを最大限に活用するには、Bluetooth 5.0対応の周辺機器を新たに購入する必要があります。
関連記事:WindowsでBluetoothのバージョンを確認する方法
Windows 11/10がサポートするBluetoothプロファイル一覧
Bluetooth対応デバイスやアクセサリをWindows 11/10が動作するPCで使用するには、そのデバイスが以下のサポート対象Bluetoothプロファイルのいずれかに準拠している必要があります。お使いのBluetoothデバイスがどのプロファイルに対応しているかを確認するには、付属のマニュアルを参照するか、メーカーの公式サイトをご確認ください。
Windows 10 v1803以降およびWindows 11は、Bluetoothバージョン5.0と、以下のBluetoothユーザープロファイルをサポートしています。
- Advanced Audio Distribution Profile(A2DP 1.2)
- Audio/Video Control Transport Protocol Target(AVCTP 1.4)
- Audio/Video Distribution Transport Protocol(AVDTP 1.2)
- Audio/Video Remote Control Profile(AVRCP 1.6.1)
- Battery Service over GATT Profile(1.0)
- Bluetooth LE Generic Attribute(GATT)Client
- Bluetooth LE Generic Attribute(GATT)Server
- Bluetooth Network Encapsulation Protocol(BNEP 1.0)
- Device ID Profile(DID 1.3)
- Device Information Service over GATT Profile(DIS 1.1)
- Dial-up Networking Profile(DUN 1.1)
- Generic Access Profile(GAP)
- Generic Audio/Video Distribution Profile(GAVDP 1.2)
- Hands-Free Profile(HFP 1.6)
- Hardcopy Cable Replacement Profile(HCRP 1.2)
- HID over GATT Profile(HOGP 1.0)
- Human Interface Device(HID 1.1)
- Human Interface Device Service(HIDS)
- Interoperability(IOP)
- Logical Link Control and Adaptation Protocol(L2CAP)
- Object Push Profile(OPP 1.1)
- Personal Area Networking User Profile(PANU 1.0)
- RFCOMM(1.1 with TS 07.10)
- Scan Parameters Profile Client over GATT Profile(ScPP 2.1)
- Security Manager Protocol(SMP)
- Serial Port Profile(SPP 1.2)
- Service Discovery Protocol(SDP)
上記リストのうち太字で表記されているプロファイルは、Windows 10 v1803(April Update)で更新されたものです。
自分のPCがBluetooth 5.0ラジオに対応しているか確認する方法
お使いのデバイスがBluetooth 5.0スタックに対応しているかどうかを調べるには、「Speccy」などのシステム情報ツールを利用する方法があります。より確実なのは、メーカーの公式サイトでスペックシートを確認し、「Bluetooth 5.0」の記載があるかどうかをチェックすることです。現時点では、Bluetooth 5.0搭載のPCはまだそれほど多くないと思われます。

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