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Windows 10でOneDriveフォルダーのファイルが開けない・保存できないときの対処法

Windows 10は以前のバージョンと比べて大幅に改善されたOSですが、インストールやアップグレードの際にさまざまな問題が発生することがあります。特に、Windows 10へアップグレードした後にOneDriveフォルダーやドキュメントフォルダーでファイルを開けない・保存できないというトラブルに悩まされるユーザーは少なくありません。

Microsoftは継続的にOSの更新と修正を行っていますが、依然として機能面の問題が報告されています。よくある症状としては、ドキュメントファイルが「読み取り専用」モードでしか開けない、あるいは(C:\Users\…)配下にファイルを保存しようとした際に「ファイルを開くことも保存することもできません」というエラーが表示されるケースなどが挙げられます。

そのほかにも、「この場所に保存するアクセス許可がありません。管理者に問い合わせてアクセス許可を取得してください」といったエラーが表示されることがあります。これは、ユーザーが管理者権限を持っているかどうかにかかわらず発生する場合があります。

作業を始める前に、まず最新のWindows 10アップデートがダウンロード・インストールされているかどうかを確認しておきましょう。

OneDriveフォルダーでファイルを開けない・保存できない場合の3つの対処法

このファイル保存の問題は、主に「ドキュメント」「OneDrive」の2つのフォルダーで発生しやすい傾向があります。Microsoftのサポートチームが推奨している対策を、OneDriveフォルダーを例にして紹介します。

  1. OneDriveフォルダーへのアクセスを許可する
  2. icaclsコマンドを使用する
  3. アクセス許可と所有者の設定を確認する

1. OneDriveフォルダーへのアクセスを許可する

「Windowsキー + R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、%userprofile%と入力してEnterキーを押します。表示されたOneDriveフォルダーを開き、アクセス許可を求めるダイアログが表示されたら「はい」をクリックしてアクセスを許可します。これで、このフォルダーへのファイル保存が正常に行えるようになるはずです。

この方法で解決しない場合は、次の対処法をお試しください。

2. icaclsコマンドを使用する

スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

まず、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

cd %userprofile%

続いて、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

cd OneDrive

最後に、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

icacls %userprofile%\OneDrive /inheritance:e

問題が発生しているのが「ドキュメント」フォルダーの場合は、コマンド内のOneDriveDocumentsに置き換えて実行してください。

このコマンドは、親フォルダーからアクセス許可の継承を再度有効にするもので、権限の不整合によって生じる保存エラーの解消に役立ちます。

3. アクセス許可と所有者の設定を確認する

アクセス許可を確認・変更するには、問題が発生しているフォルダーを右クリックして「プロパティ」を開き、「セキュリティ」タブをクリックします。「編集」ボタンを押し、必要に応じて各ユーザーのアクセス許可を変更しましょう。

自分のユーザーアカウントに「フルコントロール」や「書き込み」の権限が付与されているかを確認し、不足していれば追加してください。変更を適用したら「OK」をクリックして保存します。

これらの対処法を実行することで、ファイルを開いたり保存したりする際の問題はほとんどの場合解決できます。うまくいったかどうか、また別の解決策をご存じの方は、ぜひコメントでお知らせください。

なお、OneDriveの同期に関する問題や不具合については、関連記事もあわせてご参照ください。

  1. Windows 10で最近使ったファイルを開く2つの方法【初心者向け解説】

    Windowsは世界規模で膨大なユーザーベースを誇り、多くの大企業が日々の業務を円滑に進めるためにWindowsを活用しています。豊富な機能ラインナップによって高い評価を受けており、MS Officeでのファイル管理、写真や動画の閲覧、さらにはアプリの開発まで、あらゆる作業をWindows 10上で行うことができます。 さらに、Windowsはユーザーの操作履歴を記録しており、最近開いたファイルの一覧を自動的に保持しています。この履歴を活用すれば、うっかり閉じてしまったドキュメントへ素早く再アクセスできたり、最近編集したWord文書を簡単に見つけたりすることが可能です。Windows 7で最近

  2. Windows 10でOneDriveをセットアップする方法|初期設定の手順をわかりやすく解説

    Windows 10でOneDriveをセットアップする方法Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」は、新しいWindows 10デバイスにはプリインストールされていますが、利用を開始するには自分で初期設定を行う必要があります。OneDriveでは、ファイルの保存先や、クラウドから同期するフォルダを選択できます。また、同期クライアントの設定完了後も、一部の設定は後から変更可能です。OneDriveを初めて使う場合や、以前の設定に問題が発生して同期アプリを再インストールした場合には、セットアップが必要になります。真っ新しいPCを使用している場合は、Windowsのデスク