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Windows 10でRSATのDNSサーバーツールが表示されないときの対処法

Windows 10向けのRSAT(Remote Server Administration Tools)クライアントを、パッケージをダブルクリックしてダウンロード・インストールした後、DNSサーバーツールだけが欠落していることに気づくケースがあります。この記事では、RSATクライアントを正しく再インストールし、すべての管理ツールが揃った状態にするための代替手順を詳しく解説します。

Windows 10でRSATのDNSサーバーツールが欠落する問題

Windows 10でRSATのDNSサーバーツールが表示されないときの対処法

この問題は、通常のインストーラーを使用した際に一部のコンポーネントが正しく展開されないことが原因で発生します。以下の手順に従って、手動でパッケージを適用することで回避できます。

手順1:更新プログラムKB2693643の確認

まず、更新プログラムKB2693643がすでにコンピューターにインストールされていないかを確認してください。もしインストール済みの場合は、先にその更新プログラムをアンインストールしておきます。

手順2:作業用フォルダーの作成

作業用として新しいディレクトリを作成します。ここでは例として「temp」という名前のフォルダーを作成します。

手順3:x64版Windows用ファイルの作成

64ビット(x64)版のWindowsをお使いの場合は、「unattend_x64.xml」と「installx64.bat」の2つのファイルを、それぞれ以下の内容で作成してください。

unattend_x64.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:setup" description="Auto unattend" author="pkgmgr.exe">
<servicing>
<package action="stage">
<assemblyIdentity buildType="release" language="neutral" name="Microsoft-Windows-RemoteServerAdministrationTools-Client-Package-TopLevel" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" version="10.0.16299.2"/>
<source location="." permanence="temporary"/>
</package>
</servicing>
</unattend>

installx64.bat

@echo off
md ex
expand -f:* WindowsTH-RSAT_WS_1709-x64.msu ex\
cd ex
md ex
copy ..\unattend_x64.xml ex\
expand -f:* WindowsTH-KB2693643-x64.cab ex\
cd ex
dism /online /apply-unattend="unattend_x64.xml"
cd ..\
dism /online /Add-Package /PackagePath:"WindowsTH-KB2693643-x64.cab"
cd ..\
rmdir ex /s /q

手順4:x86版Windows用ファイルの作成

32ビット(x86)版のWindowsをお使いの場合は、「unattend_x86.xml」と「installx86.bat」の2つのファイルを、それぞれ以下の内容で作成してください。

unattend_x86.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:setup" description="Auto unattend" author="pkgmgr.exe">
<servicing>
<package action="stage">
<assemblyIdentity buildType="release" language="neutral" name="Microsoft-Windows-RemoteServerAdministrationTools-Client-Package-TopLevel" processorArchitecture="x86" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" version="10.0.16299.2"/>
<source location="." permanence="temporary"/>
</package>
</servicing>
</unattend>

installx86.bat

@echo off
md ex
expand -f:* WindowsTH-RSAT_WS_1709-x86.msu ex\
cd ex
md ex
copy ..\unattend_x86.xml ex\
expand -f:* WindowsTH-KB2693643-x86.cab ex\
cd ex
dism /online /apply-unattend="unattend_x86.xml"
cd ..\
dism /online /Add-Package /PackagePath:"WindowsTH-KB2693643-x86.cab"
cd ..\
rmdir ex /s /q

手順5:RSATパッケージのダウンロードと配置

次に、お使いの環境に合わせてx64版またはx86版のRSATクライアントMSUパッケージをダウンロードし、手順2で作成した「temp」フォルダー内に保存します。

手順6:管理者権限のコマンドプロンプトを起動

エクスプローラーを開き、「temp」フォルダーへ移動します。続いてALT + Dキーを押してアドレスバーを選択し、CMDと入力してEnterキーを押します。これにより、管理者権限でコマンドプロンプトを起動できます。

Windows 10でRSATのDNSサーバーツールが表示されないときの対処法

手順7:バッチファイルの実行

コマンドプロンプト上で、お使いのWindows 10のバージョンに応じて「installx64.bat」または「installx86.bat」を実行します。バッチファイルが自動的にMSUパッケージの展開とDISMコマンドによる適用を行ってくれます。

インストール後の確認

インストールが完了したら、「temp」フォルダーの中身を削除して問題ありません。再起動は原則不要ですが、システムから再起動を求められた場合は指示に従ってください。

完了後、[設定]→[アプリ]→[オプション機能]または管理ツールの一覧から、DNSサーバーマネージャーを含むすべてのRSATツールが正しくインストールされていることを確認しましょう。

以上で作業完了です!

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