【解決済み】ドメインコントローラーへのネットワーク接続がないため、グループポリシーの処理に失敗するエラーの対処法
Active Directory環境でグループポリシー(GPO)を適用しようとしてもうまくいかず、イベントログに「ドメインコントローラーへのネットワーク接続がないため、グループポリシーの処理に失敗しました(The processing of Group Policy failed because of lack of network connectivity to a domain controller)」というエラーが表示されてお困りではないでしょうか。本記事では、このエラーの原因と具体的な解決手順をわかりやすく解説します。
エラーの内容だけを見ると、多くの方が最初は戸惑うはずです。Windows 10の一般ユーザーがエラーコードやその意味まで理解しているとは限りませんからね。まず押さえておきたいのは、このエラーはgpupdate /forceコマンドを実行したタイミングで発生しやすいという点です。
通常、このコマンドを実行すればGPO(グループポリシーオブジェクト)は即座に更新されるはずですが、何らかの理由で処理が失敗すると、上記のエラーが発生します。このエラーはコマンドプロンプト(CMD)やイベントビューアーのログに現れるため、トラブルシューティングを始める前に必ず確認しておきましょう。
以下では、この問題を実際に解消できた方法を、手順に沿ってご紹介します。
「グループポリシーの処理に失敗しました」エラーの解決手順
gpupdate /force の実行時に「ドメインコントローラーへのネットワーク接続がないため、グループポリシーの処理に失敗しました」というエラーが表示された場合は、次の手順を試してください。
- ローカルセキュリティポリシーを開く
- ユーザー権利の割り当てを変更する
- 新しいユーザーまたはグループを追加する
それでは、各手順を詳しく見ていきましょう。
1. ローカルセキュリティポリシーを開く
最初に行うべきは、ローカルセキュリティポリシーの起動です。Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、secpol.mscと入力してEnterキーを押します。
これでローカルセキュリティポリシーのウィンドウが開きますので、次のステップへ進みましょう。
2. ユーザー権利の割り当てを開く
続いて、開いたウィンドウから[ユーザー権利の割り当て]を開きます。[セキュリティの設定] → [ローカルポリシー] → [ユーザー権利の割り当て]の順に展開し、最後に「ネットワーク経由でコンピューターへアクセス」をダブルクリックしてください。
この設定は、どのユーザーが別のコンピューターからネットワーク経由でアクセスできるかを決定するものです。ドメイン環境では、適切なユーザーやグループがここに含まれていないと、グループポリシーの取得や適用がブロックされることがあります。
3. 新しいユーザーまたはグループを追加する
最後に、正常な状態へ戻すために新しいユーザーまたはグループを追加します。「ネットワーク経由でコンピューターへアクセス」のプロパティ画面で[ユーザーまたはグループの追加]をクリックし、対象のユーザーやグループ(例:Authenticated Users、Domain Usersなど)を指定します。必要な変更を加えたら[OK]をクリックして完了です。
設定後、再度 gpupdate /force を実行してエラーが解消されたか確認しましょう。あわせて、クライアントPCとドメインコントローラー間のDNS設定、ファイアウォール、物理的なネットワーク接続にも問題がないかチェックしておくと、より確実にトラブルを防げます。
もし本記事の手順を試しても問題が解決しない場合は、ぜひコメントでお知らせください。
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