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【解決策】Windows 11/10で「このコマンドを処理するのに十分なストレージがありません」というエラーが出たときの対処法

パソコン上で実行されるすべてのコマンドは、その実行に必要なファイルやコードのための領域をバックグラウンドで確保しています。しかし、システム上のさまざまな制限やメモリ割り当ての不備、その他の要因によって、Windows 10 や Windows Server 環境で「このコマンドを処理するのに十分なストレージが利用できません(Not enough storage is available to process this command)」というエラーが発生することがあります。

【解決策】Windows 11/10で「このコマンドを処理するのに十分なストレージがありません」というエラーが出たときの対処法

「このコマンドを処理するのに十分なストレージがありません」エラーの解決方法

以下の方法は、Windows 10 および Windows Server でこのエラーを解消するために実際に効果が確認されている対策です。上から順番に試してみてください。

  1. レジストリエディターで IRPStackSize の値を変更する
  2. 一時ファイルを削除してディスク領域を確保する
  3. DISM コマンドでシステムイメージを修復する

1. レジストリエディターを使用する

IRPStackSize という DWORD 値は、タスクやコマンドの実行に割り当てられるメモリ範囲を定義するものです。この値が小さすぎると本エラーが発生するため、範囲を拡張します。

まず、管理者権限を持つユーザーアカウントでログインした状態で、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ(Win + R キー)を開き、「regedit」と入力して Enter キーを押します。

レジストリエディターが起動したら、次のキーへ移動してください。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters

【解決策】Windows 11/10で「このコマンドを処理するのに十分なストレージがありません」というエラーが出たときの対処法

IRPStackSize」という名前の DWORD 値を探します。

存在しない場合は、画面右側の余白部分を右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択して作成します。

作成した値の名前を「IRPStackSize」に変更してください。

次に、その値をダブルクリックし、「値のデータ」を現在設定されている数値より大きい値に変更します。指定できる範囲は最小 0x1 から最大 0xc までです。

「OK」をクリックして設定を保存し、変更を反映させるためにパソコンを再起動します。

2. 一時ファイルを削除する

ディスククリーンアップツールを使って一時ファイルをすべて削除するのも有効です。これにより、実行に必要な領域を確保できずに苦戦していたコマンドやプログラムに対して、十分な空き容量を与えることができます。「スタートメニュー > Windows 管理ツール > ディスククリーンアップ」から起動できるほか、エクスプローラーで対象ドライブを右クリックし、「プロパティ > ディスククリーンアップ」からも実行できます。

3. DISM コマンドを使用する

【解決策】Windows 11/10で「このコマンドを処理するのに十分なストレージがありません」というエラーが出たときの対処法

サードパーティ製ソフトウェアが干渉し、オペレーティングシステムのシステムファイルを破損・誤構成している可能性もあります。その場合は、DISM(展開イメージのサービスと管理)コマンドを実行して修復を行います。

高度なスタートアップオプションから起動した場合は、直接「コマンドプロンプト」を選択して以下の手順に進めます。

あるいは、パソコンをクリーンブート状態にするか、外部のブータブルインストールメディアから起動しても構いません。

管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

この DISM コマンドの完了を待ち、処理が終わったらパソコンを再起動して再度操作を試みてください。

うまくいかない場合は、「/StartComponentCleanup」パラメーターを付けて実行してみてください。

Dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup

以上の手順で、このエラーは解消されるはずです。

関連するエラー: 「このコマンドを処理するのに十分なメモリリソースがありません(Not enough memory resources are available to process this command)」。こちらも同様の手順(IRPStackSize の調整や DISM 修復)で改善できる場合があります。

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