Windows 10のChrome・Edge・FirefoxでWebサイトをブロック(ブラックリスト登録)する8つの方法
特定のWebサイトをブラウザで開けないようにしたい理由はさまざまです。企業や学校などの組織として、業務に関係ないサイトへのアクセスを制限したいケースもあれば、保護者として子どもに有害なコンテンツを見せたくないというケースもあるでしょう。本記事では、Windows 10のパソコンでWebサイトをブロック(ブラックリストに登録)するためのさまざまな方法を解説します。
Webサイトをブロックする8つの方法
1. プロキシスクリプトを使ってChrome・Edge・IEでサイトをブロックする
プロキシスクリプトを利用すると、許可したサイト以外のすべてのWebサイトをブロックできます。つまり、ここでは「ホワイトリスト方式」を採用していることになります。以下はberkeley.eduで公開されていたスクリプトの例です。
function FindProxyForURL(url, host) {
// *.thewindowsclub.com へのアクセスはプロキシをバイパス
if (dnsDomainIs(host, ".thewindowsclub.com")) {
return "DIRECT";
}
return "PROXY https://127.0.0.1:18080";
} // 関数の終わり
このスクリプトをメモ帳にコピーして「.pac」ファイルとして保存すると、TheWindowsClub関連のサイト(メインブログ、ニュース、フォーラム)以外を開こうとした場合に警告が表示され、サイトが開かなくなります。ドメイン名を自社のドメインに変更すれば、社内ユーザーがアクセスできるのは自社のWebサイトとそのサブドメインのみになります。
設定はコントロールパネルの「インターネットオプション」から行います。「接続」タブを開き、「LANの設定」をクリックします。「設定を自動的に検出する」のチェックを外し、「自動構成スクリプトを使用する」にチェックを入れます。
アドレス欄には、.pacファイルの場所を次のように入力します。
File://C:/Path/script.pac
「File://」の部分は固定ですが、パスとファイル名は保存場所やファイル名によって変わります。なお、ローカルパスの場合と異なり、インターネットURLと同じようにスラッシュ(/)を使用する点に注意してください。
ChromeとEdge(Chromium版)もインターネットオプションのプロキシ設定を参照するため、この設定はInternet Explorer、Chrome、Edgeのすべてに反映されます。Microsoft Edgeでのサイトブロック方法については、別記事でも詳しく紹介しています。
ただし、この方法はかなり制限が厳しく、目的に合わないこともあります。Edge、Firefox、Chrome、Internet Explorerなどのブラウザでサイトをブロックするには、他にもいくつかの方法があります。順番に見ていきましょう。
関連記事: ブロック・制限されたWebサイトにアクセスして解除する方法
2. HOSTSファイルを使って個別のサイトをブロックする
HOSTSファイルは一時的なDNSキャッシュとして機能し、Webサイトの表示を高速化する仕組みです。このファイルを編集することで、特定のサイトへのアクセスを拒否できます。WindowsのHOSTSファイルは以下の場所にあります。
C:\Windows\System32\drivers\etc
HOSTSファイルを右クリックし、メモ帳で開きます。ブロックしたいサイトごとに新しい行を追加し、次の形式でエントリを作成します。
127.0.0.1 website.com
ファイルを保存して閉じると、上記の形式で追加したサイトにはアクセスできなくなります。
ポイント:ドメインのバリエーションも併せてブロックしましょう。たとえばfacebook.comをブロックしても、m.facebook.com(モバイル版)をブロックしなければ、モバイル向けサイト経由でアクセスされてしまう可能性があります。
3. Internet Explorerのコンテンツアドバイザーを使う
Internet Explorerの「コンテンツアドバイザー」機能を使うと、個別のサイトだけでなく、カテゴリやコンテンツの性質に基づいてサイトをまとめてブロックできます。
4. インターネットオプションの「制限付きサイト」ゾーンを使う
インターネットオプションの「セキュリティ」タブにある「制限付きサイト」ゾーンにサイトを追加することでも、特定のサイトの表示を防ぐことができます。
5. OpenDNSでサイトをブラックリスト登録する
OpenDNSが提供するペアレンタルコントロール(保護者による制限機能)は、他の無料DNSサービスと比べて非常に充実しています。フィルタリングしたいサイトの種類を選択するだけで、あとはOpenDNSが自動的に処理してくれます。正常なサイトまで誤ってブロックされる場合もありますが、十分に使う価値はあります。OpenDNSには無料版と有料版があり、安全なDNS解決を提供するだけでなく、子どもがPCを利用できる時間帯を制限するといった細かいコントロール機能も備えています。
6. Windowsのファミリーセーフティ(ペアレンタルコントロール)を使う
DNSサービス経由のペアレンタルコントロールは、端末単体の設定よりも効果的です。前項でOpenDNSを紹介したのはそのためです。同様のことは、Windowsの「ファミリーセーフティ」機能でも実現できます。子どものアカウントにログインし、年齢評価に基づくフィルタリングを設定すれば、そのアカウントにふさわしいと判断されたサイトだけにアクセスを限定できます。子どもが複数いる場合は、アカウントごとに同じ設定を繰り返してください。この方法は100%確実ではありませんが、コンテンツのレーティングに基づいて一定のサイトをブラックリスト化できます。無料のペアレンタルコントロールソフトウェアを併用するのもよいでしょう。
7. PowerShellを使う
PowerShellのコマンドレットを使えば、特定のIPアドレスやWebサイトをブロックすることも可能です。
8. アドオンや拡張機能を使う
ChromeやFirefoxを使っているなら、サイトを簡単にブラックリスト登録できる拡張機能を導入するのが手軽です。多くの拡張機能ではパスワード保護も設定でき、他人に設定を勝手に変更される心配がありません。Chrome向けには「BlockSite」や「Whitelist」などの拡張機能があり、これらは新しいEdge(Chromium版)でも使用できます。Firefoxユーザーには「BlockSite」や「Minimal Site Block」がおすすめです。
残念ながらInternet Explorerにはこうしたアドオンが存在しないため、前述の「制限付きサイト」や「コンテンツアドバイザー」を活用することになります。ただし、専用のアドオンほど強力ではない点には留意が必要です。
また、無料ツールの「URL Blocker」もサイトブロックに役立つ便利なツールなので、あわせてチェックしてみてください。
このほかにおすすめの方法があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。記事に追記します。
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