「このブラウザはビデオ再生に対応していません」エラーの原因と5つの解決策【Windows】
近年のWebサイトでは、360度動画をはじめとするさまざまな形式のメディア再生が提供されています。しかし、最新のコーデックやAPIへの対応状況はブラウザによって異なるため、動画が視聴できないというトラブルが発生することがあります。その代表例が、「このブラウザはビデオ再生をサポートしていません(This browser does not support video playback)」というエラーメッセージです。
「このブラウザはビデオ再生に対応していません」エラーへの対処法
Chrome、Firefox、Operaなどでこのエラーが表示される場合は、以下の5つの方法を順番に試してみてください。
- ブラウザのキャッシュを削除する
- GPUレンダリングを無効化する
- Adobe Flash Playerをインストールする
- ブラウザをリセットする
- ブラウザの設定を確認する(Firefoxのみ)
作業を始める前に、Windows本体とブラウザが最新バージョンに更新されていることを必ず確認しましょう。
1] ブラウザのキャッシュを削除して再試行する
古いキャッシュや一時ファイルがWebサイトの読み込みと競合し、動画再生を妨げているケースは少なくありません。基本的な対策ですが、実際に問題が解決することも多い頼りになる方法です。
- Webブラウザを開き、キーボードで「Ctrl + Shift + Del」を同時に押します。
- 新しいウィンドウに「閲覧履歴データの消去」パネルが表示されます。
- 表示されているすべてのチェックボックスにチェックを入れ、「閲覧履歴データを消去」をクリックします。
- ブラウザを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。
2] GPUレンダリングの代わりにソフトウェアレンダリングを使用する
グラフィックドライバーとの相性問題で動画が再生できない場合は、ハードウェアアクセラレーションをオフにすると改善することがあります。
- スタートメニューの検索ボックスから「インターネットオプション」を開き、「詳細設定」タブに移動します。
- 「アクセラレータによるグラフィック処理」セクション内の「GPUレンダリングではなくソフトウェアレンダリングを使用する」にチェックを入れます。
「OK」をクリックして設定を保存し、変更を適用するためにPCを再起動してください。
3] Adobe Flash Playerをインストールする
一部の古いWebサイトでは、依然として動画の再生にFlashプレイヤーが必要です。該当サイトを利用する場合は、Adobe Flash Playerを有効化しておきましょう。なお、Adobe社は2020年12月末をもってFlash Playerの配布とサポートを終了しているため、現在では原則としてHTML5対応ブラウザでの閲覧が推奨されます。Flashに依存したサイトを頻繁に利用するなら、サイト側の代替手段がないか確認することをおすすめします。
4] ブラウザをリセットする
ブラウザをリセットすると、意図せず保存されていた不審なファイルや拡張機能の影響を一括で取り除けます。Microsoft Edge、Google Chrome、Internet Explorer、Mozilla Firefoxそれぞれのリセット手順については、各公式ガイドをご参照ください。リセットを実行すると、ブラウザは初期状態(初回セットアップ画面)に戻りますので、必要なデータのバックアップを事前に取っておくと安心です。
5] ブラウザの設定を確認する(Firefoxのみ)
- Mozilla Firefoxを開き、アドレスバーに「about:config」と入力してEnterキーを押します。
- 警告画面が表示されたら内容を確認して先へ進み、検索ボックスで「media.mediasource.enabled」という設定項目を探します。
- 値が「false」になっている場合はダブルクリックして「true」に変更します。
- ブラウザを再起動します。
この設定変更により、Firefoxで発生していたメディア再生関連の問題が解決するはずです。
関連記事: Microsoft EdgeでYouTube動画が再生できないときの対処法もあわせてご覧ください。
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