Windows 11/10のログイン画面に他のユーザーアカウントが表示されないときの対処法
Windowsにはマルチユーザー機能が備わっており、複数のユーザーアカウントを作成することができます。実際、システムに不具合が発生した際に、まず新しいユーザーアカウントを作成して同じ問題が再現するかどうかを確認し、その結果に応じて対処法を判断するというケースも少なくありません。
しかし、以前は表示されていたはずの「その他のユーザー」が、ログイン画面やスタート画面のドロップダウンメニューから消えてしまい、同じPC上で他のユーザーに切り替えられなくなることがあります。
考えられる原因
この問題の主な原因としては、次のようなものが挙げられます。
- 「ローカル ユーザーとグループ」ウィンドウの「グループ」セクションに、該当するユーザーアカウントが存在しない
- ユーザーの切り替えやログイン画面に関連付けられたグループ設定が誤っている
- セキュリティポリシーの設定が破損している
本記事では、これらの問題を解決するための具体的な手順を紹介します。作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。
方法1: コマンドプロンプトでセキュリティポリシーを初期化する
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
secedit /configure /cfg %windir%\inf\defltbase.inf /db defltbase.sdb /verbose
Enterキーを押してコマンドを実行したら、パソコンを再起動してください。このコマンドはセキュリティポリシーを既定の状態に戻すもので、破損したグループ設定をリセットできる場合があります。
方法2: ローカル ユーザーとグループで設定を修正する
「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「lusrmgr.msc」と入力して「OK」をクリックします。
左側の「グループ」セクションをクリックし、「Administrators」を右クリックして「グループへ追加」を選択します。
表示されたウィンドウで「追加」ボタンをクリックします。
次に「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウで「オブジェクトの種類」をクリックします。
表示されたウィンドウで「ユーザー」のみにチェックを入れ、それ以外の項目はチェックを外して「OK」をクリックします。
「OK」をクリックすると「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウに戻るので、今度は「詳細設定」ボタンをクリックします。
拡張されたウィンドウ内の「今すぐ検索」をクリックします。
「検索結果」の一覧から、ログイン画面やスタートメニューのユーザードロップダウンに表示されていないユーザー名を探して選択し、「OK」をクリックします。続いて表示されるウィンドウでも再度「OK」をクリックして完了です。
まとめ
以上の手順が終わったら、システムを再起動してください。ログイン画面やスタートメニューに他のユーザーアカウントが正しく表示されるようになり、ユーザーの切り替えも問題なく行えるようになるはずです。それでも改善しない場合は、Windows Updateの適用状況やアカウントプロファイルの破損についても確認してみてください。
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