Windowsで「サードパーティのINFには、デジタル署名情報は含まれていません」エラーが出たときの対処法
Windows 11やWindows 10のパソコンでデバイスドライバーをインストールしようとした際に、「サードパーティのINFには、デジタル署名情報は含まれていません」というエラーメッセージが表示されて困っていませんか?この記事では、この問題の原因と具体的な解決策をわかりやすく解説します。
表示されるエラーメッセージの全文
実際に画面に表示されるエラーメッセージは、以下のような内容です。
Windows はデバイスのドライバーソフトウェアのインストール中に問題が発生しました。Windows はデバイス用のドライバーソフトウェアを見つけましたが、インストールを試みた際にエラーが発生しました。サードパーティの INF にはデジタル署名情報が含まれていません。デバイスの製造元がわかる場合は、その Web サイトにアクセスして、サポートセクションからドライバーソフトウェアを確認してください。
このエラーは、主にサードパーティ製のドライバーをパソコンにインストールしようとしたときに発生します。
なぜこのエラーが発生するのか?
ドライバーには、大きく分けて以下の2種類があります。
- サードパーティ製ドライバー: デバイスメーカー以外が開発したドライバー
- 公式ドライバー: OSベンダーやOEM(相手先ブランド供給メーカー)が開発した正規のドライバー
この2つの大きな違いは、デジタル署名(Digital Signature)の有無です。デジタル署名とは、そのドライバーが製造元によって「署名済み」であり、本物であることを証明する電子的な安全マークです。
サードパーティ製ドライバーも動作する場合がありますが、動作の安定性は保証されておらず、環境によっては不具合が起こる可能性がある点に注意が必要です。
ドライバー署名の強制とは
通常、Windows Update、デバイスメーカー(OEM)、あるいはサードパーティのドライバーダウンロードソフトなどからインストールするドライバーは、Microsoftによるデジタル署名での検証が必須となっています。これは、ドライバーの発行元および関連情報を証明する電子セキュリティマークです。
もしドライバーがMicrosoftの認証を受けていない場合、Windowsは32ビット・64ビットどちらのシステムでもそのドライバーを実行しません。この仕組みは「ドライバー署名の強制(Driver Signature Enforcement)」と呼ばれています。
解決策1:メーカーの公式サイトからドライバーをダウンロードする
まず試したいのが、デバイスメーカーの公式サイトから最新のドライバーを直接入手してインストールする方法です。公式サイトであれば、デジタル署名付きの正規ドライバーが提供されているため、エラーを回避できる可能性が高いです。
最新版のドライバーをダウンロードしたら、再度インストールを試みて、エラーが再発しないか確認しましょう。
解決策2:ドライバー署名の強制を一時的に無効にする
どうしても必要なドライバーがあり、上記の方法で解決できない場合は、ドライバー署名の強制を無効化してからインストールを行う方法もあります。この設定を変更すれば、インストールはおそらく問題なく完了するでしょう。
注意点: この方法はあくまで一時的な措置としてください。作業が完了したら、必ず設定を元に戻すことをおすすめします。署名なしのドライバーを使い続けると、システムの安定性やセキュリティに悪影響を及ぼす恐れがあります。
まとめ
「サードパーティのINFには、デジタル署名情報は含まれていません」というエラーは、Microsoftの認証を受けていないドライバーをインストールしようとしたときに発生します。基本的にはメーカー公式サイトから正規のドライバーを入手するのが最も安全な解決策です。それでも解決しない場合のみ、ドライバー署名の強制を一時的に無効化して対応しましょう。
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