【Windows 11/10】「タイムスタンプの署名および/または証明書を検証できなかったか、形式が正しくありません」エラーの解決策
パソコンに .NET Framework をインストールしようとした際、「タイムスタンプの署名および/または証明書を検証できなかったか、形式が正しくありません(The timestamp signature and/or certificate could not be verified or is malformed)」というエラーが表示されることがあります。このエラーは、サードパーティ製アプリの起動や更新の際にも発生する場合があります。どのような場面で発生しても、本記事で紹介する対処法を順に試すことで解決できる可能性が高いです。
エラーメッセージの内容と主な原因
エラーの発生元によってメッセージの表示は多少異なりますが、.NET Framework のインストール時には以下のように表示されます。
インストールに失敗しました
.NET Framework 4.8 は次の理由によりインストールされませんでした:
タイムスタンプの署名および/または証明書を検証できなかったか、形式が正しくありません。
この問題の詳細については、ログファイルを参照してください。
また、エラーコード 0x80096005 が併せて表示されることもあります。
この問題の主な原因は、古くなったインストーラー・ドライバー・ルート証明書です。Windows では、インストールするドライバーにはデジタル署名が必要ですが、それらが古かったり破損していたりすると、検証に失敗してこのエラーが発生します。
不正な形式の証明書とは?
不正な形式(マルフォーム)の証明書とは、.NET Framework やドライバー、ソフトウェアに組み込まれた不良の証明書のことです。何らかの理由で Windows がアプリのインストール前に証明書を検証できない場合、その証明書は「不正な形式」として扱われます。
エラーを修正するには?
このエラーを修正するには、まず証明書の有効期限を確認し、必要に応じて公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードします。それでも解決しない場合は、コード署名の検証を一時的に無効化する方法もあります。
「タイムスタンプの署名および/または証明書を検証できなかったか、形式が正しくありません」エラーの解決策
Windows 11/10 でこのエラーを解決するには、以下の手順を試してください。
- 証明書のタイムスタンプ(有効期限)を確認する
- 最新のインストーラーをダウンロードする
- ダウンロードしたファイルのブロックを解除する
- グループポリシーでドライバーパッケージのコード署名を無効にする
- ドライバー署名の強制を無効にする
それぞれの手順について、詳しく見ていきましょう。
1. 証明書のタイムスタンプ(有効期限)を確認する
まず最初に確認すべきは、証明書の有効期限です。証明書が期限切れの場合、ドライバーや .NET Framework をインストールすることはできません。確認手順は以下の通りです。
- 対象のファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「デジタル署名」タブに切り替えます。
- 署名者を選択し、「詳細情報」ボタンをクリックします。
- 「証明書の表示」ボタンをクリックします。
- 「有効期間の開始」の日付と有効期限を確認します。
証明書が有効期限内であれば、以降の対処法を試してください。期限切れの場合は、ドライバーの開発元に問い合わせるか、最新版のインストーラーを入手しましょう。
2. 最新のインストーラーをダウンロードする
.NET Framework でもその他のソフトウェアでも、この問題が発生した場合は公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードするのが効果的です。.NET Framework の場合は、dotnet.microsoft.com にアクセスし、必要なバージョンを選択してダウンロードしてください。特に、かなり前にダウンロードしたインストーラーを使っている場合は、この方法を優先的に試しましょう。
3. ダウンロードしたファイルのブロックを解除する
ダウンロード直後のファイルをインストールしようとしたときに、このエラーが表示されることがあります。これは、Windows がインターネットから取得したファイルにセキュリティ上のブロックをかけているためです。解除するには、ダウンロードしたファイルを右クリックし、「全般」タブ内の「許可する(Unblock)」チェックボックスにチェックを入れて、「OK」をクリックします。
その後、通常どおりインストールを続行できます。
4. グループポリシーでドライバーパッケージのコード署名を無効にする
グループポリシーの設定を変更すると、デジタル署名のないドライバーでもインストールできるようになります。証明書のタイムスタンプが期限切れの場合にも有効な手段です。手順は以下の通りです。
- Win + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「gpedit.msc」と入力して Enter キーを押します。
- 「ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > システム > ドライバーのインストール」へ移動します。
- 「ドライバーパッケージのコード署名」をダブルクリックします。
- 「有効」を選択します。
- ドロップダウンリストから「無視」を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
設定後、すべてのウィンドウを閉じ、.NET Framework やドライバーが正常にインストールできるかどうかを確認してください。
※注意:gpedit.msc(ローカルグループポリシーエディター)は、Windows Home エディションには標準で搭載されていません。また、署名の検証を無効にするとセキュリティリスクが高まるため、問題が解決したら設定を元に戻すことをおすすめします。
5. ドライバー署名の強制を無効にする
上記の方法で解決しない場合は、Windows 11/10 のドライバー署名の強制機能を完全に無効化するという最終手段もあります。それほど時間はかからず、即座に問題を解決できることが多い方法です。PC を再起動して詳細ブートオプションを開き、「ドライバー署名の強制を無効にする」を選択して Windows を起動したうえで、インストールを再度試みてください。
以上、解決策の紹介でした。このガイドが問題の解決に役立てば幸いです。
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