USBメモリの「ディスクは書き込み禁止になっています」エラーを解消する2つの方法
Windowsでは、USBメモリや外付けドライブなどのリムーバブルディスクを日常的に利用している方が多いでしょう。しかし、こうしたディスクを使っていると、突然「ディスクが壊れてしまったのではないか」と不安になるようなエラーに遭遇することがあります。
実際、筆者も最近、あるUSBメモリで以下のような問題に直面しました。ドライブを接続して何らかの操作を行うたびに、必ず次のエラーが表示されてしまうのです。
「ディスクは書き込み禁止になっています。書き込み保護を解除するか、別のディスクを使用してください」

エラーダイアログに表示される「再試行」ボタンを押しても、問題は一切解決しません。このため、「もうこのディスクは使い物にならない」と諦めて処分したくなるかもしれません。しかし、その前に少し手を加えることで、再び書き込み可能な状態に戻せる可能性があります。ここでは、試してみる価値のある2つの対処法を紹介します。
Windowsで「ディスクは書き込み禁止」エラーを修正する方法
対処法1:レジストリエディターで書き込み保護を無効化する
1. まず、万一に備えてシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。次にWindowsキー + Rを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログにregeditと入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが開きます。

2. 左側のペインで、以下のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control

3. 左側のペインでControlキーを右クリックし、新規→キーを選択します。作成された新しいサブキーにStorageDevicePoliciesという名前を付けます。続いて、このサブキーの右側のペインで右クリックし、新規→DWORD(32ビット)値を選択します。新しく作成したDWORDにはWriteProtectという名前を付けてください。なお、環境によってはこのDWORDがすでに存在し、値が1に設定されているケースもあります。DWORDをダブルクリックして、値のデータを編集します。

4. 表示された画面で、値のデータを1から0に変更し、「OK」をクリックします。その後、レジストリエディターを閉じて、問題が解決したかどうかを確認してください。それでも改善しない場合は、次の対処法2を試してみてください。
関連記事:「メディアは書き込み禁止です」メッセージの対処方法
対処法2:DiskPartコマンドで読み取り専用属性を解除する
1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
2. 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれ入力するごとにEnterキーを押します。
diskpart list disk select disk # attributes disk clear readonly
(#には、エラーが発生している接続中のUSBドライブの番号を指定します。下のスクリーンショットを参考にしてください)

以上が完了したら、コマンドプロンプトを閉じ、USBメモリを一度抜いてから再度挿入し、問題が解決したか確認してください。それでも同じエラーが表示される場合は、ドライブ本体のコントローラーチップが破損している可能性があります。
これらの方法でも改善しない場合は、ディスクの書き込み保護を解除するための追加のヒントをまとめた記事もあわせて参照してみてください。また、ドライブ内のデータが非常に重要である場合は、無理に操作を続けず、データ復旧の専門業者への相談を検討することをおすすめします。
なお、逆にWindows 11/10/8/7でUSBフラッシュドライブを意図的に書き込み保護したい場合は、専用の解説記事をご覧ください。
この記事がお役に立てば幸いです!
-
「使用する前にドライブのディスクをフォーマットする必要があります」エラーの直し方5選
多くの方が定期的にPCデータのバックアップ用として外付けハードディスクを活用していることでしょう。しかし、いざ外付けハードディスクを使おうとした瞬間に「使用する前にドライブのディスクをフォーマットする必要があります」というエラーメッセージが表示されたらどうしますか?SDカードやUSBフラッシュメモリで同様の問題に直面したユーザーも少なくありません。 この問題に直面している場合、慌ててドライブをフォーマットしないでください。まずは、この問題を素早く解決できる5つの効果的な方法を試してみましょう。その前に、このエラーについて理解を深めておきましょう。自分に関係する部分だけを読みたい方は、該当セクシ
-
Windows 10アップデートで「ディスクの空き容量が不足しています」エラーが出たときの対処法
Windowsアップデートは、最新機能やセキュリティ強化をオペレーティングシステムにもたらします。そのため、PCはこまめに更新することをおすすめします。ただし、Windowsはインストール作業を開始する前に、内蔵ディスクに十分な空き容量があるかどうかを確認します。空き容量が足りない場合、「Windowsにより多くの空き領域が必要です」や「ドライブに十分な空き容量がありません」といったエラーメッセージが表示されます。それでも、Windows 10のPCは更新しておくべきです。ここでは、この問題を解決する方法をご紹介します。 「Windows 10アップデートに十分なディスク容量がない」エラーの解