Windows 11/10でレジストリキーの所有権と完全な制御を取得する方法
Windowsでは、システムにとって重要な一部のレジストリキーに対しては、通常の状態で変更を加えることができません。しかし、どうしてもそのようなレジストリキーを編集したい場合は、Windowsが変更の保存を許可する前に、該当キーの完全な制御権(フルコントロール)を取得しておく必要があります。これまでにファイルやフォルダーの所有権を取得する方法をご紹介しましたが、今回はレジストリキーの所有権を取得する手順を詳しく解説します。
フリーウェアを活用する方法
手作業による操作が面倒な方は、以下の無料ツールを利用すると簡単に作業できます。
- RegOwnIt – レジストリキーの所有権を簡単に取得できるフリーウェア
- Ultimate Windows Tweaker – ファイルやフォルダーの所有権を簡単に取得できるフリーウェア
レジストリキーの所有権と完全な制御を取得する手順
まず、管理者としてレジストリエディターを開く前に、必ずレジストリのバックアップを取り、システムの復元ポイントを作成してください。万が一のトラブルに備えるための重要なステップです。
次に、変更を加えたいレジストリキーまで移動します。
システム保護されたレジストリキーを変更しようとすると、次のようなエラーが表示されます。
「キーの作成エラー – キーを作成できません。新しいキーを作成するために必要なアクセス許可がありません」
このエラーダイアログを閉じて、変更したいレジストリキーを右クリックし、「アクセス許可」を選択します。
アクセス許可の画面で、自分のAdministratorsアカウントを選択し、「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れます。その後、「適用」→「OK」をクリックします。
「アクセス許可の変更を保存できません」と表示される場合
上記の手順でも変更できない場合、「アクセス許可の変更を保存できません」というセキュリティ警告が表示されることがあります。その際は、以下の手順を試してください。
再度アクセス許可の画面を開き、「詳細設定」ボタンをクリックします。続いて「所有者」タブを開きます。
そこに「TrustedInstaller」など別の所有者が表示されている場合は、所有者を自分のアカウント名に変更します。「適用」→「OK」をクリックして確定しましょう。
その後、もう一度アクセス許可の画面で、自分のAdministratorsアカウントを選択し、「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れて、「適用」→「OK」をクリックします。
これで、レジストリキーへの変更が正常に保存できるようになるはずです。
作業後のおすすめ設定
必要な変更をすべて完了した後は、セキュリティ上の観点からも、アクセス許可や所有者を元のデフォルト設定に戻しておくことをおすすめします。特にTrustedInstallerが所有者となっていたキーは、元の状態に復元しておくことで、システムの安定性と安全性を維持できます。
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