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Windows 11/10でアプリによるラジオ制御を許可する方法【設定・グループポリシー・レジストリ】

Windows 11/10で動作する多くのアプリは、正常に機能するためにラジオ(Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能)を制御する必要があります。そのためMicrosoftは、ユーザー自身がこの機能へのアクセス権を管理できる仕組みを用意しており、どのアプリにラジオの制御を許可するかを自由に選択できます。この記事では、Windows 11/10でアプリによるデバイスのラジオ制御を許可する方法を、3つのアプローチから詳しく解説します。

Windows 11/10でアプリにラジオの制御を許可する3つの方法

Windowsアプリにラジオの制御を許可するには、主に以下の3つの方法があります。

  1. 設定アプリを使う方法
  2. グループポリシーエディターを使う方法
  3. レジストリエディターを使う方法

それぞれの手順を順番に見ていきましょう。

1. 設定アプリからラジオ制御を許可する

もっとも手軽なのが、標準の設定アプリを使う方法です。以下の手順で操作してください。

  1. Win + Iキーを押して設定を起動します。
  2. Windows 10の場合は「プライバシー > ラジオ」、Windows 11の場合は「プライバシーとセキュリティ > ラジオ」を開きます。
  3. ラジオ機能自体を完全に有効化したい場合は、「変更」をクリックしてトグルをオンにします。
  4. すべてのアプリに一括でアクセスを許可するには、「アプリにデバイスのラジオの制御を許可する」のトグルをオンにします。
  5. 個別のアプリごとにアクセスを管理したい場合は、「デバイスのラジオを制御できるアプリを選ぶ」の一覧から対象アプリのトグルを切り替えます。

これで、設定アプリからラジオ関連のアクセス許可を柔軟に管理できるようになります。

2. グループポリシーエディターで設定する

組織やドメイン環境で一括管理したい場合は、グループポリシーが便利です。「Windows アプリによるラジオの制御」というポリシーを使えば、ラジオの動作を細かくコントロールできます。スタートメニューからグループポリシーエディター(gpedit.msc)を起動し、次の場所へ移動してください。

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windows コンポーネント > アプリのプライバシー

Windows アプリによるラジオの制御」をダブルクリックし、「有効」を選択したうえで、「既定ですべてのアプリに対して」のドロップダウンから以下のいずれかを選びます。

  • ユーザーが選択: 組織に所属する各ユーザーが、Windowsアプリにラジオへのアクセスを許可するかどうかを自分で判断できます。
  • 強制的に許可: ドメインに参加しているすべてのコンピューターで、すべてのWindowsアプリにラジオへのアクセスが許可されます。
  • 強制的に拒否: ドメインに参加しているすべてのコンピューターで、Windowsアプリによるラジオへのアクセスが一切禁止されます。

ポリシーの設定後は、変更を反映させるためにコンピューターを一度再起動してください。

3. レジストリエディターで設定する

Windows 10 Homeなどのエディションにはグループポリシーエディターが搭載されていません。そのような場合は、レジストリエディターを使えば同じ効果が得られます。スタートメニューからレジストリエディター(regedit)を起動し、次のキーへ移動してください。

Computer\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows

続いて、以下の手順で値を作成します。

  1. Windows」キーを右クリックし、「新規 > キー」を選択して「AppPrivacy」という名前を付けます。
  2. 作成した「AppPrivacy」キーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択して「LetAppsAccessRadios」という名前を付けます。
  3. LetAppsAccessRadios」をダブルクリックし、「値のデータ」を以下のいずれかに設定します。
  • 0: ユーザーが選択(各ユーザーが自分で許可/拒否を決められる)
  • 1: 強制的に許可(すべてのアプリにアクセスを許可)
  • 2: 強制的に拒否(すべてのアプリからのアクセスを禁止)

以上が、レジストリエディターを使ってWindowsのラジオ設定を構成する方法です。

これらの手順を実行すれば、どのアプリがデバイスのラジオを制御できるかを自由に管理できるようになります。設定アプリでの簡単な操作から、グループポリシーやレジストリを使った高度な管理まで、自分の環境や目的に合った方法をお試しください。

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