Windows 11/10でファイルやフォルダの所有権を変更する方法
ファイルやフォルダの所有権を別のユーザーに変更しなければならない場面は少なくありません。例えば、ファイルを他のユーザーへ引き継ぎたい場合や、古いアカウントを削除した後にそのファイルを新しいユーザーに割り当てたい場合など、さまざまな理由が考えられます。Windowsではデフォルトで、ファイルやフォルダは作成したアカウントに紐付けられており、管理者でない限り、他のユーザーは内容を編集したりアクセスしたりできません。本記事では、ファイルやフォルダの所有権を変更する具体的な手順を詳しく解説します。
Windows 11/10でファイルまたはフォルダの所有権を変更する手順
1] エクスプローラーを開き、所有権を変更したいファイルまたはフォルダがある場所へ移動します。対象を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
2] プロパティウィンドウで「セキュリティ」タブに切り替え、右下にある「詳細設定」ボタンをクリックします。すると、そのファイルまたはフォルダの「セキュリティの詳細設定」画面が開きます。

3] この画面には現在の所有者が表示されており、「所有者」ラベルの横に「変更」リンクがあります。このリンクをクリックすると、「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウが開きます。続けて「詳細設定」ボタンをクリックし、「今すぐ検索」ボタンを押しましょう。
4] コンピューター上に存在するすべてのユーザーとグループの一覧が表示されます。所有権を付与したいユーザーを選択して「OK」をクリックし、その後もう一度「OK」を押します。
5] 「セキュリティの詳細設定」画面に戻ると、所有者が選択したユーザーに変更されています。ここで、サブフォルダやその中のファイルにも所有権を引き継ぐために、以下の2つのオプションにチェックを入れておきましょう。
- サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える
- すべての子オブジェクトのアクセス許可エントリを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリで置き換える
変更を確定すると、所有権の移転が完了します。ただし、最後にもうひとつ重要な作業があります。他のユーザーのアクセスを完全に遮断したい場合は、「セキュリティの詳細設定」画面に戻り、不要な既存ユーザーのエントリを削除してください。これにより、指定したユーザーだけがファイルやフォルダにアクセスできる状態になります。
なお、作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。万が一問題が発生した場合でも、簡単に元の状態へ戻せるからです。

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