Windows 11/10でレジストリを使ってプログラムをアンインストールする方法
Windowsでプログラムをアンインストールする方法は、実はひとつだけではありません。多くの方がご存じないかもしれませんが、Windows 11/10/8/7には複数のアンインストール手段が用意されています。代表的なのは以下の3つです。
- コントロールパネルの「プログラムと機能」から削除する
- Windowsの設定(アプリ一覧)から削除する
- プログラムフォルダ内にある専用のアンインストーラー(uninstall.exeなど)を実行する
しかし、何らかの理由でコントロールパネルや設定の一覧にプログラムのエントリが表示されない、アンインストーラーが見つからない、あるいはこれらの方法がうまく機能しない場合もあります。そんなときに役立つのが、Windowsレジストリを使ったアンインストール方法です。
レジストリからプログラムをアンインストールする手順
レジストリ経由でプログラムを削除するには、まず「regedit」を開き、次のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
このキーの下には多数のサブキーが並んでおり、それぞれがインストール済みのプログラムに対応しています。キー名は長い英数字の羅列の場合もあれば、プログラム名そのものの場合もあります。
キー名がプログラム名の場合
キー名がプログラム名になっていれば識別は簡単です。ほとんどの場合、右側ペインのUninstallStringの値にアンインストーラーへのパスが記録されています。
キー名が長い英数字の場合
キー名が長い数値や文字列になっている場合は、各キーを順番にクリックしながら、目的のプログラムを探します。
UninstallStringの値を確認して実行する
目的のプログラムのキーが見つかったら、右側ペインにあるUninstallStringという文字列値を探してください。これをダブルクリックするとダイアログが開くので、「値のデータ」をコピーします。値はたとえば次のような形式です。
MsiExec.exe /I{B440D659-FECA-4BDD-A12B-5C9F05790FF3}コピーしたら、コマンドプロンプト(cmd)を開いて貼り付け、Enterキーを押します。するとアンインストール処理が開始されます。
もし値のデータが次のような形式だった場合は、
"C:\Program Files\ソフトウェア名\uninstall.exe"
ファイル名を指定して実行(Win + R)ボックスにコピーした値を貼り付けてEnterキーを押すことでも、同じようにアンインストールを実行できます。
うまくいかない場合の対処法
上記の方法でも削除できない場合は、Windows向けの無料アンインストーラー(Revo UninstallerやGeek Uninstallerなど)を試してみるのも有効です。残存ファイルやレジストリ項目もまとめてクリーンアップできるため、通常のアンインストールより確実に削除できます。
64ビット版Windowsでの注意点
補足: 64ビット版のWindowsを使用している場合、32ビットアプリケーションの情報は次の場所にリダイレクトされていることがあります。
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
目的のプログラムが上記の標準キーで見つからない場合は、こちらのWow6432Node配下も確認してみてください。
レジストリを操作する際は、誤って別のキーを削除・変更しないよう十分注意し、作業前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
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