Windows 11/10対応 Microsoft Edge(Chromium版)の便利な使い方・設定テクニック20選
Microsoftは長年ブラウザの刷新を続けてきました。当初は独自のEDGE HTMLレンダリングエンジンを採用していましたが、現在はChromiumベースへと移行しています。Windows 10にはInternet Explorerも引き続き搭載されていますが、旧来のEdge HTMLは「Edge Legacy」と呼ばれ、Chromiumベースの新しいEdgeブラウザがWindows Update経由で提供されるようになりました。本記事では、Windows 11およびWindows 10でこの新しいWebブラウザとその機能を最大限に活かすための、Edge Chromiumの便利なヒントとテクニックをご紹介します。
Microsoft Edgeブラウザのおすすめテクニック一覧
以下のテクニックを活用すれば、Windows 11/10上のMicrosoft Edge(Chromium版)をより快適に使いこなせるようになります。
- ダークモードを有効にする
- Webコンテンツにダークモードを強制適用する
- 既定の検索エンジンを変更する
- 新しいタブページをカスタマイズする
- Edgeブラウザ自体をカスタマイズする
- 複数のホームページを設定する
- パスワードとオートフィルを管理する
- ホームボタンを追加する
- お気に入り・パスワード・履歴をインポートする
- お気に入りバーを表示する
- アドレスバーを自動的に隠す
- Webノートを作成する
- Webサイトのショートカットをタスクバーにピン留めする
- F12開発者ツールを使う
- IEやEdge LegacyでWebページを開く
- Chrome拡張機能やテーマをインストールする
- データ同期を有効化・管理する
- 既定のダウンロード先を変更する
- キーボードショートカットを活用する
- 新しいタブページに好きな画像を設定する

Edge Chromiumの設定画面には、URL欄に「edge://settings/」と入力してアクセスできます。また、右上の3点リーダー(…)メニューから「設定」を選択しても同じ画面が開きます。各項目ごとの直接パスも併せてご紹介するので、素早く目的の設定にたどり着けます。
1. ダークモードを有効にする

初期設定ではライトテーマが選択されていますが、「ダーク」または「システム設定」に変更可能です。「システム設定」を選ぶと、Windows 10側でダークモードを使用している際に自動的にダーク表示へ切り替わります。
- [設定]>[外観]>[テーマ]を開く(edge://settings/appearance)
- ドロップダウンから「ダーク」を選択
- 再起動なしで即座にダークモードが適用されます
関連記事: Edgeで音声・動画・画面キャプチャを許可またはブロックする方法
2. Webコンテンツにダークモードを強制適用する

対応していないWebサイトにも無理やりダーク表示させたい場合は、フラグ機能「Force Dark Mode for Web Contents」を利用します。Chromiumエンジン搭載のため、Chromeでも同様に使える技です。
- アドレスバーにedge://flagsと入力して設定画面を開く
- 「Force Dark Mode for Web Contents」を検索
- 見つかったらドロップダウンで「Enabled」に変更
- ブラウザを再起動して完了
注意点として、サイト側のデザインを強制的に書き換えるため、一部の文字が読みにくくなる場合があります。ChromiumエンジンにはHSLやRGBなど複数の強制方法が用意されているので、いくつか試してみて自分に合ったものを見つけるのがおすすめです。
関連記事: EdgeやChromeブラウザをパスワードでロックする方法
3. 既定の検索エンジンを変更する

Edge Chromiumの既定の検索エンジンはBingですが、いつでも変更できます。さらに、特定のサイト内を直接検索できるカスタム検索エンジンを作成することも可能です。
- [設定]>[プライバシー、検索、サービス]を開き、下へスクロールしてアドレスバーの項目へ(edge://settings/search)
- [アドレスバーで使用される検索エンジン]のドロップダウンで、BingからGoogleなど任意のエンジンに変更
これ以降、アドレスバーに入力すると選択した検索エンジンで検索されます。他の検索エンジンを追加したい場合は「検索エンジンの管理」をクリックし、パラメータを指定して登録しましょう。
Googleをはじめとする各種検索エンジンをEdgeに追加する詳しい手順は、別記事「Edgeの既定の検索エンジンをGoogleに変更する方法」で解説しています。
4. 新しいタブページ(ホームページ)をカスタマイズする

Edge Chromiumを起動するたびに、背景に新しい壁紙が表示されます。これはEdgeの代名詞的な機能で、検索バー、背景画像、最近訪れたページが整列したボックス形式で表示される構成です。
現在、新しいタブページには4つのレイアウトモードが用意されており、好みに合わせて表示を調整できます。詳細な手順は「Edgeの新しいタブページレイアウトを変更する方法」をご覧ください。
レイアウトの切り替えは、ページ右側にある歯車アイコンから行えます。
さらに、スタートアップ設定(edge://settings/onStartup)では、新しいタブを開くか、「前回終了時のページを開く」か、毎回特定のページを開くかを選択できます。
関連記事: Microsoft Edgeで特定のWebサイトをブロックする方法
5. Edgeブラウザ自体をカスタマイズする
Edgeには外観や動作に関するさまざまなカスタマイズオプションが用意されています。テーマ、フォントサイズ、ツールバーの表示内容などを調整して、自分好みのブラウザ環境を構築しましょう。
6. 複数のホームページを設定する
ホームページとは、ブラウザ起動時に自動的に開かれるWebアドレスのことです。よく訪れるサイト、ブログ、検索エンジンをホームページに設定したり、空白ページにすることもできます。他の主要ブラウザと同様、新しいEdgeでも複数のホームページを登録可能です。
「設定など」メニュー>「設定」>「スタートアップ」>「特定のページを開く」>「新しいページを追加」の順に進みます。

あとはホームページのURLを入力すれば設定完了です。
7. パスワードとオートフィルを管理する

ChromeやFirefoxと同様に、Edge Chromiumにもデバイス間で同期できる内蔵パスワードマネージャーが備わっています。EdgeはAndroidやiPhone向けアプリも提供されているため、スマートフォンとも連携可能です。
- [設定]>[プロファイル]>[パスワード]を開く(edge://settings/passwords)
- 保存済みパスワードの検索、エクスポート、確認、削除ができます(編集は不可)
- この機能を使いたくない・セキュリティを強化したい場合は、以下の設定が有効です
- 「パスワードの保存を提案する」をオフにする(オートフィルも無効になります)
- 「自動サインイン」をオフにする
自動サインインをオフにすると、パスワードマネージャーを使うたびにPCのパスワード入力が求められるようになります。
また、フォームへの入力を自動化する「フォームの自動入力」機能を有効にすれば、住所や氏名などの入力作業も大幅に省略できます。詳細は「パスワードとフォーム入力の管理方法」の記事を参照してください。
8. ホームボタンを追加する

ホームボタンは、クリックひとつで指定したスタート地点(ホーム画面)へ戻れる、昔ながらのナビゲーション補助ボタンです。アドレスバー横の家のアイコンとして表示されます。
Edge Chromiumでは初期状態でオフになっていますが、いつでも追加できます。
- [設定]>[外観]を開く(edge://settings/appearance)
- [ホームボタンを表示する]をオンにする
- クリック時に新しいタブページを開くか、特定のURLを開くかを選択
9. お気に入り・パスワード・履歴をEdge Chromiumにインポートする

これまで別のブラウザを使っていたなら、乗り換え前にデータをインポートしておくのがおすすめです。インポート機能はEdge Legacy、Chrome、Firefoxなど主要ブラウザに対応しています。
- [設定]>[プロファイル]>[ブラウザーデータのインポート]を開く(edge://settings/importData)
- ドロップダウンから元のブラウザを選択し、インポートする項目を指定
- お気に入り、保存済みパスワード、検索エンジン、閲覧履歴、ホームページをまとめて移行できます
ヒント: パスワード漏洩を監視してくれる「Password Monitor(パスワード モニター)」も併せて有効にしておきましょう。
10. お気に入りバーを表示する

- プロファイルアイコンの横にある3点リーダーメニューをクリック
- [お気に入り]>[お気に入りバーの表示]を選ぶか、ショートカット「Ctrl + Shift + B」を使用
- 「常に表示」「常に非表示」「新しいタブのみ」という3つの選択肢があります。タブごとにお気に入りへアクセスしたくない場合は「新しいタブのみ」が便利です
Edge Chromiumには、お気に入りへアクセスするもうひとつの方法として「お気に入りボタン」があります。アドレスバーの右端外侧に配置され、クリックするとブックマーク済みのページやフォルダーがすべて展開されます。画面スペースを圧迫しないため、こちらの利用もおすすめです。
11. アドレスバーを自動的に隠す
「F11」キーを押すと全画面表示になり、アドレスバーが自動的に隠れます。再度表示したいときは、マウスを画面上端に移動するだけです。
さらに、Edgeには閲覧履歴とキャッシュの削除、Webページの共有、閲覧ビュー、読み取りリストの作成、内蔵PDFリーダー、ハブ、同期サポート、ページ予測機能、Dolby Audio対応など、知っておくと便利な機能が多数あります。新しく追加されたセキュリティ機能についても一度目を通しておくと安心です。
12. Webノートを作成する

Edgeは、Webページ上に直接書き込みやハイライトを行い、その記録をノートとして保存できる唯一のブラウザです。PDFファイルをEdgeで開くと、アドレスバーの下に「描画」オプションが表示され、手軽にWebノートを作成できます。資料へのチェックやメモに非常に便利な機能です。
13. Webサイトのショートカットをタスクバーにピン留めする

旧EdgeではWebサイトをスタートメニューに追加できましたが、Chromium版では代わりにタスクバーへのピン留めが利用できます。
- ピン留めしたいWebサイトを開く
- 3点リーダーメニュー>[その他のツール]>[タスクバーにピン留めする]を選択
- タスクバーにサイトのファビコンが表示されれば完了
興味深いことに、ピン留めされたサイトはアプリとして扱われ、メニュー>[アプリ]>[アプリの管理](edge://apps/)から一覧・管理できます。
14. F12開発者ツールを使う
Microsoft Edge向けのアドオン開発に興味がある方は、Microsoftが提供する開発者ツールを活用しましょう。

メニューの[その他のツール]>[開発者ツール]をクリックするか、ショートカット「Ctrl + Shift + I」で素早く開けます。
ツールはドッキング解除された状態で起動します。開発者にとって特に有用なのがネットワークツールで、User-Agentの変更、モード切替、表示調整、位置情報(Geolocation)のエミュレートなども行えます。
15. IEやEdge LegacyでWebページを開く
一部の社内システムなど、どうしてもInternet Explorerが必要なサイトがある場合は、IEモードを利用する方法があります。Edge Legacy(Edge HTML)で開きたい場合は、事前に手動で有効化しておく必要があります。設定後はIEモードと同じ手順でページを開けます。
16. Chrome拡張機能をEdgeにインストールする

Microsoft EdgeはChromiumベースになったことで、ほとんどのChrome拡張機能に対応しました。Microsoft Store以外からも拡張機能をインストールでき、Chromeウェブストアの拡張機能もそのまま利用可能です。
Chrome拡張機能のストアにアクセスすると、Edgeが「他のストアからの拡張機能を許可する」旨のプロンプトを表示します。[許可]をクリックすれば、サードパーティ製ストアやChromeテーマもインストールできるようになります。
関連記事: 新しいMicrosoft Edgeで拡張機能を管理・追加・削除する方法
17. データ同期を有効化・管理する
FirefoxやChromeと同様に、Edgeでもデータ、プロファイル、拡張機能、パスワードを複数のブラウザインスタンス間で同期できます。複数のPCでEdgeを使っているなら、端末間でデータを共有できて非常に便利です。同期は手動で有効化する必要があるため、ガイドに従って設定しましょう。筆者イチオシのEdge Chromiumテクニックです。
ヒント: 「戻る」「進む」ボタンを中クリック(ホイールクリック)すると、そのページが新しいタブで開きます。
18. 既定のダウンロード先を変更する
大量のファイルを頻繁にダウンロードするなら、既定のダウンロードフォルダとは別の場所を指定しておくと整理しやすくなります。[設定]>[ダウンロード]から保存先を自由に変更できます。
19. Edgeのキーボードショートカット
キーボードショートカットはどのブラウザでもサポートされている基本機能で、Edgeも例外ではありません。ショートカットを覚えれば操作スピードが格段に向上します。例えば「Ctrl + D」を押すだけで現在のページをブックマークでき、保存先フォルダーも選択できます。ブラウザのショートカット一覧をチェックして、日々の操作を効率化しましょう。
20. 新しいタブページに好きな画像を設定する
- Edgeを起動する
- 新しいタブページを開く
- [ページ設定]>[ページ レイアウト]をクリック
- [カスタム]>[背景]>[自分の画像]を選択
- [アップロード]を押して、表示したい画像を選ぶ
- 保存してEdgeを再起動すれば反映されます
さらに、Edgeには閲覧履歴とキャッシュの削除、Webページの共有、閲覧ビュー、読み取りリストの作成、内蔵PDFリーダー、ハブ、同期サポート、ページ予測機能、Dolby Audio対応など、まだまだ便利な機能が揃っています。セキュリティ機能についてもぜひ確認してみてください。
本記事のMicrosoft Edge Chromiumのヒントとテクニックが、皆さんの快適なブラウジングライフの一助になれば幸いです。Android・iOS版Edgeの活用術も別途紹介しています。
この記事が気に入った方は、Windows 10およびWindows 11のTips集もぜひご覧ください。ChromeユーザーにはGoogle Chromeの便利技、FirefoxユーザーにはFirefoxの活用テクニックの記事もおすすめです。

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