KMSで報告されたカウントが不足しています:エラー0xC004F038の原因と対処法
キー管理サービス(KMS)は、Windowsのボリュームライセンス認証に含まれる機能の一つです。Windowsを認証する際、以下のようなエラーコード0xC004F038とともに次のメッセージが表示されることがあります。
ソフトウェア保護サービスにより、このコンピューターを認証できませんでした。キー管理サービス(KMS)から報告されたカウントが不足しています。システム管理者にお問い合わせください。
エラーコード0xC004F038は、KMSが認証に必要な最低条件を満たしていないことを意味します。
KMSのカウント不足(0xC004F038)が発生する原因
KMS用のプロダクトキーはボリュームライセンス向けに提供されているため、一定台数以上のデバイスで認証を行う前提となっています。そのため、1台のコンピューターだけで認証を完了させることはできません。
KMSを利用する場合、クライアントOSでは最低5台、Windows Serverでは最低25台が認証済みである必要があります。これは導入初期段階においても同様で、最低台数に達するまでは認証が完了しません。単一のデバイスで認証しようとしても、必要な台数に達していなければ認証は失敗します。
SLMGRスクリプトでカウントを確認する方法
IT管理者であれば、SLMGRスクリプトを使用して複数のコンピューターを効率的に認証できます。KMSホスト上の現在のカウント数を確認したい場合は、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行してください。
Slmgr.vbs /dli
既定では、/dliオプションはインストールされているアクティブなWindowsエディションのライセンス情報を表示します。
<Activation ID>パラメーターを指定すると、そのアクティベーションIDに関連付けられたエディションのライセンス情報が表示されます。さらに、Allをパラメーターとして指定すれば、適用可能なすべてのインストール済み製品のライセンス情報を一括で確認できます。
これはエラーではなく警告メッセージ
実はこのメッセージは厳密にはエラーではなく、「特定の条件が満たされていない」ことを知らせる警告です。そのため、解決できるのはIT管理者のみとなります。
ただし、一般の個人ユーザーがこのメッセージを目にした場合は、適切なプロダクトキーを持っていないことを意味します。KMSキーやMAKキーは企業や組織向けのボリュームライセンスで使用されるものです。個人でWindowsを利用している場合は、リテール版のプロダクトキーを使用するか、Microsoftまたは正規販売店からライセンスを購入することをおすすめします。
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