Windows 10でイベントID 1020・1008(Microsoft-Windows-Perflib)エラーが出たときの直し方
Windows 10を使用していると、特別な心当たりがないのにイベントビューアーにイベントID 1020および1008のMicrosoft-Windows-Perflibエラーが記録されることがあります。エラーの意味が分からず、どう対処すればよいのか困っている方も多いのではないでしょうか。
実際に表示されるメッセージは、おおむね次のような内容です。
エラーメッセージの内容
1. イベントID 1008
「サービス『.NETFramework』のDLL『C:\WINDOWS\system32\mscoree.dll』にあるOpenプロシージャが失敗しました。エラーコード:指定されたファイルが見つかりません。このサービスのパフォーマンスデータは利用できません。」
これは、パフォーマンスカウンターの読み込みに必要なDLLが見つからない、または無効になっていることを示しています。
2. イベントID 1020
「サービス『LSM』用の拡張カウンタDLL『C:\Windows\System32\perfts.dll』のCollect関数に渡されたバッファサイズが不足しています。指定されたサイズは34184、必要なサイズは43160でした。」
こちらは、パフォーマンスカウンターの文字列情報が破損している、あるいはレジストリ内のカウンターリストに不整合が起きている場合に発生します。
エラーの主な原因
これらのイベントエラーは、パフォーマンスカウンターのリストが破損していること、および必要なDLLが無効化されていることが主な原因です。パフォーマンスカウンターが指定されたサービスの文字列を正しくアンロードできないと、レジストリが破損してエラー1020が記録されることがあります。
対処としては、パフォーマンスカウンターのリストを再構築するのが有効です。作業前にシステムの復元ポイントを作成しておくと、万が一のトラブルにも安心です。
パフォーマンスカウンターを再構築する手順
この操作にはローカルのAdministratorsグループへの所属(管理者権限)が必要です。以下の手順で進めてください。
- スタートボタンをクリックします。
- 検索ボックスに「CMD」または「コマンドプロンプト」と入力します。
- 表示された「コマンドプロンプト」を右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。
- 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
CD %SYSTEMROOT%\System32 - 続けて次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
lodctr /r
この lodctr /r コマンドを実行すると、レジストリ内のカウンターリストが再構築され、エラー1020の解消が期待できます。
イベントID 1008への対処方法
エラー1008は、必要なDLLが無効になっていることで発生します。この場合は、管理者として開いたコマンドプロンプトで次のコマンドを実行してください。
lodctr /e:<DLL名>
「<DLL名>」の部分は、実際のライブラリファイル名に置き換えて入力します。実行後、Enterキーを押せば該当DLLが再度有効化されます。
まとめ
イベントID 1020・1008のPerflibエラーは、システムの動作自体に即座に重大な影響を与えるものではありませんが、放置するとパフォーマンスモニターやタスクマネージャーの表示に支障が出る可能性があります。上記の手順でカウンターを再構築すれば、多くの場合は問題を解消できます。作業の前には必ず復元ポイントを作成し、管理者権限でコマンドを実行することを忘れないようにしましょう。
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