Windows 11/10でTRIMの有効・無効を確認する方法と設定変更手順
この記事では、Windows 11/10/8/7のPCでTRIMが有効になっているかどうかを確認する方法と、SSD(ソリッドステートドライブ)を最適なパフォーマンスで動作させるために、TRIMサポートを無効化または有効化する方法について解説します。
TRIMとは何か?
まず基本的な知識として、TRIMはストレージレベルのヒントであり、NTFSが「deletefile」などの通常のインライン操作に対して送信するものです。ファイルが削除されたり移動されたりすると、NTFSはその領域にTRIMヒントを送信します。SSDはこれらのヒントを受け取り、「リクレイム(reclaim)」と呼ばれるバックグラウンドでのクリーンアップ処理を実行することで、次の書き込みに備えます。
簡単に言えば、Windows 7で導入されたTRIMとは、もう不要になったセクターの情報をSSDに伝えるための仕組みです。これによりSSDは不要データを事前に整理でき、書き込み性能の低下を防ぐことができます。
また、Windowsには改良された「ストレージオプティマイザー」が搭載されています。ボリュームがSSD上にマウントされていることを検出すると、アイドル時間にボリューム全体に対して完全なTRIMヒントのセットを再送信します。これにより、以前にクリーンアップできなかったSSDにも、これらのヒントに反応して最適化する機会が与えられます。
TRIMが有効になっているか確認する方法
Windows 11/10のPCでTRIMが有効かどうかを確認するには、WinXメニューから「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
fsutil behavior query DisableDeleteNotify

結果が0と表示されれば、TRIMは有効になっており、追加の操作は不要です。一方、1と表示された場合は、TRIMが無効になっているため、有効化する必要があります。
表示される結果の意味
コマンドを実行すると、以下のいずれかの結果が表示される場合があります。
- NTFS DisableDeleteNotify = 0(無効) → NTFS形式のSSDに対してTRIMサポートが有効
- ReFS DisableDeleteNotify = 0(無効) → ReFS形式のSSDに対してTRIMサポートが有効
- NTFS DisableDeleteNotify = 1(有効) → NTFS形式のSSDに対してTRIMサポートが無効
- ReFS DisableDeleteNotify = 1(有効) → ReFS形式のSSDに対してTRIMサポートが無効
- NTFS DisableDeleteNotify is not currently set → 現在設定されていませんが、NTFS形式のSSDが接続されると自動的に有効になります
- ReFS DisableDeleteNotify is not currently set → 現在設定されていませんが、ReFS形式のSSDが接続されると自動的に有効になります

Windows 11/10でTRIMを有効にする方法
TRIMを有効にするには、コマンドプロンプト(CMD)ウィンドウで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 0
TRIMを無効にする方法
何らかの理由でTRIMを無効にする必要がある場合は、代わりに以下のコマンドを使用します。
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 1
注意点
なお、TRIMが機能するのは、お使いのSSD自体がTRIMをサポートしている場合のみです。古いSSDや一部の外付けドライブではTRIMに対応していないことがあるため、事前にドライブの仕様を確認しておくことをおすすめします。また、管理者権限でのみこれらのコマンドを実行できる点にも注意してください。
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