Windows 11/10で「最高のパフォーマンス」電源プランを有効にする方法【コマンド1つでOK】
Windowsには、ワークステーション向けに設計された「最高のパフォーマンス(Ultimate Performance)」という電源プランが用意されています。OSのパフォーマンスを最大化することを目的としたモードで、ゲーマーはもちろん、動画編集やレンダリングなど高負荷な作業を行うユーザーにとっても大きなメリットがあります。この記事では、Windows 11/10で「最高のパフォーマンス」電源プランを有効にする方法をわかりやすく解説します。

「最高のパフォーマンス」電源プランとは?
このモードはもともと、パフォーマンスが最優先されるサーバーやワークステーションのために開発されました。バッテリー消費を抑えるための省電力機能や、消費電力とのバランスを取る仕組みをすべて取り払い、ハードウェアの性能を限界まで引き出す設計になっています。企業では納期厳守で処理結果が必要なケースが多く、電力コストよりも処理速度を優先したい場面があるためです。
デフォルトでは、このプランはワークステーションでのみ選択可能で、バッテリー駆動のシステムには表示されません。ただし、後述のコマンドを使えば、一般的なPCでも有効化できます。ノートPCで使うとバッテリー消耗が激しくなるため注意が必要ですが、デスクトップPCなら問題なく活用できます。
「最高のパフォーマンス」電源プランを有効にする手順
まず、PCがWindows 10 バージョン1803以降に更新されていることを確認しましょう。「設定 > システム > 詳細情報」から確認できます。
続いて、「設定 > システム > 電源とスリープ > 追加の電源設定」を開きます。
「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面で、「追加のプランを表示する」を展開します。
ここに「最高のパフォーマンス」が表示されていない場合は、次のコマンド操作を行います。
コマンドプロンプトで有効化する方法
管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押してください。
powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61

コマンドプロンプトを最小化し、再び「設定 > システム > 電源とスリープ > 追加の電源設定」を開きます。
一覧に追加された「最高のパフォーマンス」を選択すれば完了です。必要に応じて、プランの詳細設定をさらにカスタマイズすることもできます。

Windows 11/10の標準の電源プランは「バランス」「省電力」「高パフォーマンス」の3種類ですが、「最高のパフォーマンス」はその先を行くモードです。
「最高のパフォーマンス」モードの主な特徴
- ハードディスクがスリープ状態に入らない
- JavaScriptタイマーの頻度が最大に設定される
- 休止状態とスリープが無効になる
- プロセッサの状態・冷却ポリシー・最大プロセッサ速度がすべて最大値に設定される
「最高のパフォーマンス」モードを無効化する方法
- 「電源オプション」の詳細設定画面に戻ります。
- 「最高のパフォーマンス」の横にある「プラン設定の変更」をクリックします。
- 次の画面で、このプランを削除できます。

なお、上記のコマンドを実行してもノートPCにこのプランが表示されない場合は、お使いのシステムが対応していない可能性があります。
バッテリーを使用しないデスクトップPCをお持ちの方は、ゲーム中やCPU/GPUに大きな負荷がかかる動画編集ソフトの使用時などに、ぜひこのモードを活用してみてください。短時間でより優れた結果を得られるはずです。

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