Windows 11/10でVPN接続をエクスポート・インポートする方法
Windows 11/10は、ユーザーの要望に応える機能を日々追加し、私たちの生活をより便利にしています。その中でも特に役立つ機能のひとつが、VPN接続のインポート・エクスポートです。VPN(仮想プライベートネットワーク)は、公共のネットワークを利用する際に、保護された安全なネットワーク接続を提供してくれます。VPNはユーザーのIPアドレスへのアクセスを秘匿することでプライベートデータを守るため、たとえPCが公衆Wi-Fiに接続されていても、第三者がデータに触れることはできません。この記事では、Windows 11/10でVPN接続を別のコンピューターへエクスポート・インポートする方法を詳しく解説します。
VPNは、ユーザーの通信をリモートサーバーへリダイレクトすることで安全な経路を確保します。これにより、プロバイダーや第三者がVPN経由のデータ転送内容や閲覧履歴を覗き見ることができなくなります。VPN接続の魅力のひとつは、USBメモリなどのリムーバブルドライブを使って、設定を簡単に書き出したり読み込んだりできる点です。それでは、具体的な手順を見ていきましょう。
Windows 11/10でVPN接続をエクスポートする方法
システムからVPN接続をエクスポートするには、以下の手順に従ってください。
- Windows + Eキーを押して、エクスプローラーを起動します。
- エクスプローラーのウィンドウで、次のパスへ移動します – %AppData%\Microsoft\Network\Connections
- Connectionsフォルダ内にあるPbkフォルダを右クリックし、コンテキストメニューからコピーを選択します。
- VPN設定のエクスポート先(USBメモリなど)に移動し、貼り付けます。
各ステップの詳細は以下の通りです。
まず最初に、エクスポート先となるリムーバブルディスク(USBメモリや外付けドライブなど)をPCに接続しておきます。次に、Windows + Eキーボードショートカットでエクスプローラーを開きます。
エクスプローラーのウィンドウで、以下のパスへ移動します。
%AppData%\Microsoft\Network\Connections
または、アドレスバーにパスを直接コピー&ペーストしてEnterキーを押しても構いません。
Enterキーを押すと、「Pbk」という名前のフォルダが表示されます。Pbkフォルダを右クリックして「コピー」を選択し、エクスポート先のリムーバブルメディア上で「貼り付け」を実行してください。
以上の手順を完了すると、VPN接続のエクスポートは完了です。あとは、リムーバブルメディアを別のデバイスに挿せば、そこで設定をインポートできます。
Windows 11/10でVPN接続をインポートする方法
VPNフォルダをインポートする方法は、エクスポートの手順とほぼ同じです。作業前に、インポート元となるリムーバブルドライブがPCに接続されていることを確認してください。Windows PCにVPN接続をインポートするには、以下の手順に従います。
- まず、リムーバブルディスクをコンピューターに接続します。
- Pbkフォルダを右クリックし、「コピー」を選択します。
- エクスプローラーのウィンドウを開きます(Windows + E)。
- 次のパスへ移動します – %AppData%\Microsoft\Network\Connections
- 空いているスペースを右クリックし、「貼り付け」を選択します。
各ステップの詳細は以下の通りです。
リムータブルディスクを接続したら、それを開いてPbkフォルダをコピーします。
次に、Windows + Eキーボードショートカットでエクスプローラーを開き、以下のパスへ移動します。
%AppData%\Microsoft\Network\Connections
こちらも、アドレスバーにパスをコピー&ペーストしてEnterキーを押すだけでOKです。
空いているスペースを右クリックし、コンテキストメニューから「貼り付け」を選択します。以上の手順が完了すると、VPN接続がシステムに正常にインポートされます。
補足:Pbkフォルダについて
Pbkフォルダには「rasphone.pbk」という電話帳ファイルが含まれており、VPN接続の設定情報(接続名、サーバーアドレスなど)が保存されています。フォルダごとコピーすれば、これらの基本設定をまとめて移行できます。ただし、認証情報(ユーザー名やパスワード)は保存設定によっては引き継がれない場合があるため、初回接続時に再入力が必要になることがあります。
まとめ
Windows 11/10では、「%AppData%\Microsoft\Network\Connections」内の「Pbk」フォルダをコピー&ペーストするだけで、VPN接続設定を簡単に別のPCへ移行できます。USBメモリなどのリムーバブルメディアを介すれば、複数台のPCに同じVPN設定を素早く展開できるので、環境構築の際にぜひ活用してみてください。
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