Windows 11/10でゲームの可変リフレッシュレート(VRR)を有効にする方法
ゲームをプレイしていると、多くのユーザーが「スタッタリング(カクつき)」や「画面のティアリング(表示の乱れ)」といった問題に悩まされます。これらはゲームへの没入感を損なうだけでなく、フレームレートの見た目も大きく劣化させてしまいます。Windows 11/10では、グラフィック設定から「可変リフレッシュレート」を有効にすることで、こうした問題の軽減が可能です。本記事では、Windows 11/10でゲーム向けの可変リフレッシュレートを設定・カスタマイズする方法を詳しく解説します。
可変リフレッシュレートとは?なぜ必要なのか
グラフィックカードの主な役割は、ゲームを滑らかに表示させることです。そのため、グラフィックカードは可能な限り高速で画像をモニターへ送り出します。しかし、一般的なモニターは決められた一定の間隔で画面を更新しています。グラフィックカードがこのスケジュール外のタイミングでフレームを送ると、モニターには1つのフレームの一部と次のフレームが同時に表示されてしまいます。これにより、画像が2つに分かれて見える「画面ティアリング」が発生します。ゲームのフレームレートが変動すればするほど、この現象は悪化します。
「可変リフレッシュレート(VRR)」機能は、対応するディスプレイとグラフィックカードの組み合わせにおいて、ゲームの表示を最適化するために提供されているものです。
Windows 11でゲームの可変リフレッシュレートを有効にする手順
タスクバーのWindowsボタンを右クリックし、一覧から「設定」を選択します。または、「Win + I」キーを同時に押して、直接設定画面を開くこともできます。

左側のサイドパネルから「システム」を選択し、「ディスプレイ」をクリックします。

新しい画面が開いたら、下へスクロールして「関連設定」セクションを見つけ、「高度なディスプレイ」の項目を展開します。

「リフレッシュ レートを選択してください」の横にあるドロップダウンボタンをクリックし、希望の値を選択してください。
Windows 10でゲームの可変リフレッシュレートを有効にする手順

可変リフレッシュレート機能は、デフォルトでは無効になっています。有効にするには、「設定」>「システム」>「グラフィック設定」の順に移動します。
「グラフィック設定」セクションには、以下の2つのオプションが表示されます。
- 可変リフレッシュレート
- グラフィックス パフォーマンスの優先設定
最初のオプションの下にあるスライダーを探し、「オン」の位置に切り替えます。

この機能を有効にすると、ネイティブでVRRに対応していないゲームに対してもオプションが適用され、画面のティアリングが軽減され、より高いフレームレートを実現できるようになります。
最後にPCを再起動して、変更を反映させましょう。なお、NVIDIA GeForceグラフィック搭載のPCの場合、このオプションは表示されない点にご注意ください。
Windows 11ユーザーの方へ:動的リフレッシュレート(DRR)の有効化・無効化の方法もあわせてチェックしておきましょう。
リフレッシュレートとは何か?
簡単に言うと、リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に新しい画像を描画(更新)する回数のことです。単位はヘルツ(Hz)で表されます。たとえば60Hzの場合、ディスプレイは1秒間に60回画面を更新します。リフレッシュレートが高いほど動きは滑らかになりますが、その分消費電力も増加します。
PCに適したリフレッシュレートは?
通常のデジタルコンテンツの閲覧だけであれば、リフレッシュレートはそれほど重要ではありません。しかし、応答速度の速いモニターを求めるゲーマーにとっては非常に重要な要素です。ゲーマーであれば、少なくとも75Hz以上の環境が望ましいといえます。一方、あまりゲームをしない方であれば、60Hzのモニターでも十分快適に使用できます。
本記事がお役に立てば幸いです。
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