Windows PowerShellでインストール済みドライバーの一覧と詳細情報を取得する方法
デバイスドライバーは、コンピューターを正常に動作させるうえで最も重要な要素のひとつです。通常、ドライバーのインストール・削除・更新は「デバイスマネージャー」から行えますが、このツールではWindowsイメージにインストールされているドライバーの完全な一覧や技術的な詳細情報を確認することはできません。
インストール済みドライバーの詳細な情報を取得したい場合は、Windows PowerShellのコマンドレットを活用しましょう。Get-WindowsDriverはそのようなPowerShellコマンドレットのひとつで、サードパーティ製ドライバーと既定でインストールされたドライバーの両方について、さまざまなシナリオに応じた基本情報を出力できます。
この記事では、このコマンドレットを使ってWindows 11/10/8.1/7上のドライバー情報を抽出する方法を解説します。
PowerShellでインストール済みドライバーの一覧を取得する手順
1. スタートメニューなどで「Windows PowerShell」を検索します。検索結果の「Windows PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。ユーザーアカウントのパスワードを求められた場合は入力してください。
2. 次に、Windows PowerShellウィンドウで、目的に合わせてパラメーターを選択したうえで以下のコマンドレットを入力し、Enterキーを押します。基本的な構文は次のとおりです。
Get-WindowsDriver -Online [-All] [-Driver <String>] [-LogLevel <LogLevel> {Errors | Warnings | WarningsInfo}] [-LogPath <String>] [-ScratchDirectory <String>] [-SystemDrive <String>] [-WindowsDirectory <String>] [<CommonParameters>]

以下、各パラメーター([ ]内で表示)を必要に応じて組み合わせる方法を解説します。
-Online
ローカルコンピューターで現在実行中のオペレーティングシステムに対して操作を行うことを指定します。
-All
既定のドライバー(標準搭載ドライバー)の情報も表示したい場合に指定します。このパラメーターを省略すると、サードパーティ製ドライバーのみが表示されます。
実行例:
PS C:\> Get-WindowsDriver –Online -All
-Driver <String>
詳細情報を取得したいドライバーの.infファイル、または.infファイルを含むフォルダーを指定します。フォルダーを指定した場合、有効なドライバーパッケージではない.infファイルは無視されます。
実行例:
PS C:\> Get-WindowsDriver –Path "c:\offline" –Driver "OEM1.inf"
-LogLevel <LogLevel>
ログに出力される最大レベルを指定します。既定のログレベルは3です。指定できる値は以下のとおりです。
1 = エラーのみ
2 = エラーと警告
3 = エラー、警告、および情報
4 = 上記すべてに加えてデバッグ出力も含む
実行例:
PS C:\> Get-WindowsDriver –Path "c:\offline" –LogLevel "1"
-LogPath <String>
ログの出力先となるフルパスとファイル名を指定します。設定しない場合、既定値は %WINDIR%\Logs\Dism\dism.log になります。
実行例:
PS C:\> Get-WindowsDriver –Path "c:\offline" –LogPath "C:\DriversInfo"
-Path <String>
ドライバーが読み込まれたオフラインWindowsイメージのルートディレクトリーへのフルパスを指定します。
たとえば、マウントされたWindowsイメージ内のUsb.infドライバーの詳細情報を取得するには、次のコマンドを使用します。
PS C:\> Get-WindowsDriver –Path "c:\offline" –Driver "c:\drivers\Usb\Usb.inf"
-ScratchDirectory <String>
サービス作業中にファイルを展開する際に使用される一時ディレクトリーを指定します。このディレクトリーはローカルに存在している必要があります。指定しない場合は、Windowsの%Temp%ディレクトリーが使用され、DISMが実行されるたびにランダムに生成された16進数の名前を持つサブディレクトリーが作成されます。スクラッチディレクトリー内の項目は、操作の完了後に削除されます。
実行例:
PS C:\> Get-WindowsDriver –Online -All -ScratchDirectory "C:\Temp"
-SystemDrive <String>
BootMgrファイルがコマンド実行元とは別のパーティション上にある場合に、それらのファイルを特定するために必要なパラメーターです。
たとえば、D:ドライブでPowerShellコマンドを実行しているときに、C:ドライブ上のBootMgrファイルを特定するには、次のコマンドレットを使用します。
PS C:\> Get-WindowsDriver –Online -All -SystemDrive "C:"
このように、Get-WindowsDriverコマンドレットを活用すれば、さまざまなシナリオに応じてシステムのドライバーに関する詳細情報を簡単に取得できます。本ガイドがお役に立てば幸いです!
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