Windowsパソコンが起動するたびにBIOS画面が表示される原因と対処法
Windowsパソコンの電源を入れるたびに、自動的にBIOS画面が起動してしまうというトラブルが、一部のユーザーから報告されています。BIOSを終了して再起動しても、またBIOSが立ち上がってしまい、Windowsが正常に起動しないケースもあります。
この記事では、この問題の原因と考えられる解決策を詳しく解説します。
起動のたびにBIOSが立ち上がる仕組み
Windowsパソコンは電源投入後、ハードディスクや周辺機器、外部デバイスなどに異常がないかを順番にチェックしながら起動処理を進めます。この過程で何らかの問題が検出されると、ブートプロセスが中断され、BIOS画面が表示されることがあります。
以下の4つの対処法を順番に試してみてください。
- 周辺機器・外部デバイスの確認
- ブートデバイスの設定確認
- BIOSのリセット
- 押しっぱなしになっているキーの確認
なお、ハードウェアの動作確認を行うために、予備のパソコンがあると便利です。
1. 周辺機器・外部デバイスを取り外して確認する
まず、外付けハードディスク、USBメモリ、キーボード、マウスなどの外部デバイスをすべて取り外してみてください。他のパソコンでは正常に動作するキーボードでも、特定の機種では起動を妨げる場合があります。古いキーボードが手元にあるなら、それに交換して試すのも有効です。
2. 正しいブートデバイスが設定されているか確認する
ブートマネージャーが適切な起動デバイスを見つけられない場合、自動的にBIOSが開きます。BIOS画面内の「Boot Priority(ブート優先順位)」セクションを確認し、起動デバイスとしてHDDやSSDが正しく認識されているかチェックしましょう。
もしブートデバイスの一覧にハードディスクやSSDが表示されない場合は、ドライブ自体に問題がある可能性があります。ケーブルが正しく接続されているかを確認し、可能であれば別のパソコンで動作テストを行ってください。
別のパソコンでは正常に動作する場合は、マザーボード側に不具合がある可能性があります。その際は、購入元のベンダーやメーカーのサポート窓口に相談することをおすすめします。
3. BIOSをリセットする(CMOSバッテリーの抜き差し)
マザーボード上のCMOSバッテリー(ボタン電池)を数秒間取り外し、再度装着してください。これによりBIOS設定が初期化され、再起動すればWindowsが直接起動するようになることがあります。なお、この操作によりBIOSに設定されていたパスワードも消去される点に注意してください。
それでも改善しない場合は、CMOSバッテリー自体の寿命が考えられるため、新しいバッテリーへの交換を検討しましょう。必要に応じて、BIOS設定の手動リセットも行ってください。
4. キーが押しっぱなしになっていないか確認する
少し初歩的に聞こえるかもしれませんが、F2キー、F12キー、Delete(Del)キーが物理的に押されたままになっていないかを確認してください。これらのキーは、多くのOEMメーカーによって「BIOS起動用キー」として割り当てられています。
キーボードの隙間にホコリが溜まっていたり、異物が挟まっていたりすると、意図せずキーが押され続け、電源投入時に毎回BIOSが起動してしまうことがあります。修理センターに持ち込む前に、まずはキーボードの状態をチェックしておきましょう。
よくある質問
Q. パソコンが何度もBIOSに入ってしまうのはなぜ?
この問題の原因は複数考えられます。故障したキーボードのキーが押され続けていることや、ブートデバイスの設定ミスなどが代表的な例です。正しい起動デバイスが設定されていないと、電源を入れるたびにBIOSが起動してしまいます。
Q. 起動時のBIOS画面をスキップするには?
まず、外部デバイスが接続されていないかを確認し、接続されていれば取り外してください。次に、正しいブートデバイスが設定されているかを確認し、必要であればBIOSをリセットします。最後に、キーボードのキーが押しっぱなしになっていないかもチェックしましょう。ノートパソコンでは、ホコリなどの影響でキーが効かなくなったり、押されたままの状態になったりすることがあり、その結果同じ症状が発生する場合があります。
これらの対処法で問題が解決し、パソコンが正常にWindowsを起動できることを願っています。それでも改善しない場合は、マザーボードメーカーやノートパソコンの購入元のサポート窓口に相談してみてください。
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