Windows 11/10で「Adobe Genuine Software Verification Failure」エラーを解決する方法
Adobe製品のインストール中に「Adobe Genuine Software Verification Failure(アドビ正規ソフトウェア検証失敗)」というエラーメッセージが表示されてお困りの方へ、この記事では短時間で問題を解決できる方法を紹介します。このエラーが発生する主な原因は2つあり、それぞれの原因と具体的な解決策を順番に解説していきます。

表示されるエラーメッセージの内容
実際に表示されるメッセージは、おおよそ以下のような内容です。
インストールに失敗しました
Adobe Genuine Software Verification Failure
インストールしようとしている製品はAdobeの正規ソフトウェアではなく、不正なコピー(海賊版)である可能性があります。海賊版を報告するか、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
エラーが発生する主な原因
Adobe製品のインストール時にこの問題が発生する理由は、大きく分けて次の2つです。
- Adobeソフトウェアの海賊版(不正コピー)を使用している:これが最も一般的な原因です。Adobe製品は価格が高いため、PhotoshopやIllustrator、After Effects、Premiere Proなどの海賊版を使うケースが後を絶ちません。中古PCを購入後にこのエラーが出た場合は、前の所有者が海賊版を使用しており、アンインストール時に残存ファイルを完全に削除しなかった可能性が高いでしょう。
- インストーラーの破損:正規版のAdobe製品を購入した場合でも、Creative Cloudの公式サイトからダウンロードするのはソフト本体ではなくインストーラーです。このインストーラーは動作に有効なインターネット接続が必要で、ダウンロード中に通信障害が起きるとファイルが破損し、同じエラーが表示されることがあります。
いずれの場合でも、Windows 11/10のパソコンであれば、以下の手順で短時間に問題を解決できます。
Adobe Genuine Software Verification Failureエラーの修正手順
このエラーを修正するには、以下の5つの手順を試してください。
- 残存ファイルをすべて削除する
- 既存のインストールを削除する
- AGSService.exeタスクを終了する
- Creative Cloud公式サイトからインストーラーをダウンロードする
- Adobe Genuine Software Integrity Serviceを無効化する
それでは、各手順の詳細を見ていきましょう。
1. 残存ファイルをすべて削除する
まず最初に試すべき最も効果的な解決策が、残存ファイルの完全な削除です。PhotoshopなどのAdobe製品をインストールする際、インストーラーが海賊版の痕跡を検出すると、このようなエラーメッセージが表示されます。自分は正規版を使用しているつもりでも、以前の海賊版のデータが残っていると検出されるため、すべての残存ファイルを削除する必要があります。CCleanerやRegSeekerなどのジャンクファイル除去ツールを利用すると便利です。Kaspersky Cleanerでも同様の作業が可能です。
2. 既存のインストールを削除する
パソコンに古いバージョンのAdobe製品が入っている場合は、新しいバージョンをインストールする前に、既存のインストールを削除することをおすすめします。例えば、すでにPhotoshopを持っていてLightroomを新たに導入する場合でも、一度既存のソフトウェアをアンインストールしてからインストールを試みてください。その際、忘れずに残存ファイルも一緒に掃除しておきましょう。
3. AGSService.exeタスクを終了する
AGSService(Adobe Genuine Software Integrity Service)は、ダウンロードしたAdobe製品のインストーラーが正規品かどうかを判定する役割を担っています。正規版を使用しているにもかかわらず、内部の不具合によってエラーが発生している場合は、タスクマネージャーでこのタスクを終了させてからインストールを続行できます。手順は、タスクマネージャーを開き、「プロセス」タブからAGSService.exeを見つけて、「タスクの終了」ボタンをクリックするだけです。
4. Creative Cloud公式サイトからインストーラーをダウンロードする
インストーラーは必ずCreative Cloudの公式サイトから入手してください。悪意ある詐欺サイトが公式サイトを装い、海賊版ソフトウェアを配布しているケースが多発しています。購入済みの製品は、公式サイト以外の場所から絶対にダウンロードしないよう注意しましょう。
5. Adobe Genuine Software Integrity Serviceを無効化する

ここまでの方法で解決しない場合は、Windows 11/10の「サービス」パネルからAdobe Genuine Software Integrity Serviceを無効化してみてください。手順は以下の通りです。
- Win + Sキーを押して「services」と入力する
- 検索結果から「サービス」アプリを開く
- 「Adobe Genuine Software Integrity Service」を探してダブルクリックする
- ドロップダウンリストから「無効」を選択する
- 「OK」ボタンをクリックする
設定完了後、エラーを回避できるかどうか確認してください。
よくある質問
Q. Adobe Genuine Software Verification Failureエラーはどうやって直せますか?
このエラーを修正するには、過去にインストールしたAdobe製品の残存ファイルをすべて削除し、既存のインストールを取り除き、AGSService.exeタスクを終了させ、Adobe Genuine Software Integrity Serviceを無効化します。加えて、インストーラーはCreative Cloudの公式サイト以外から絶対にダウンロードしないことが重要です。
Q. Adobe Genuine Software Integrity Serviceを完全に削除できますか?
Adobe製品の正規版を使用している限り、このサービスを完全に削除することはできません。使用中のAdobe製品が正規品か海賊版かをバックグラウンドで検証するために常時稼働しています。ただし、上記の手順に従えば、「サービス」パネルから一時的に無効化することは可能です。
Q. Adobe genuine validatorとは何ですか?
「Adobe genuine validator」という特定のサービスやツールは存在せず、これは総称的な呼び名です。Adobe製品をインストールしようとすると、インストーラーがライセンスを検出し、そのバージョンが正規品かどうかを判定します。この一連のプロセス全体を指して「Adobe genuine validator」と呼んでいます。
以上が解説になります。この記事で紹介した解決策によって、Adobe Genuine Software Verification Failureエラーが無事に解消されることを願っています。
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