Microsoft Edgeを高速化する方法|起動・ページ読み込みを速くする6つの設定テクニック
Microsoft Edge(Chromium版)は、Google Chromeと同じChromiumエンジンを搭載しながら、Chromeよりも快適なブラウジング体験を提供しています。それでも起動時などに動作が遅く感じることがあるなら、今回ご紹介するテクニックをぜひ試してみてください。ntp.msn.comへの接続を無効化したり、プロキシなどの各種設定を見直すことで、Edgeの読み込み速度を大きく改善できます。
Edgeを高速化して読み込みを速くする方法
ここで紹介する方法には、一般的なものもあれば、使い勝手に関わるものもあります。基本となる考え方はひとつ。「カスタマイズすればするほど、特に起動時に余分な通信が発生する設定ほど、ブラウザは遅くなりやすい」という点です。具体的には以下の6つの対策が有効です。
- Microsoft Edgeの「スタートアップ ブースト」を有効にする
- プロキシ設定が正しいか確認する
- 不要な拡張機能を無効化または削除する
- 不要なタスク(バックグラウンドプロセス)を停止する
- タブ休止系の拡張機能を活用する
- 新しいタブページの表示を最適化する
作業を始める前に、ウェブサイトを快適に読み込めるだけの安定したインターネット接続があることを確認しておきましょう。
1. Microsoft Edgeの「スタートアップ ブースト」を有効にする
Edgeには「スタートアップ ブースト」という機能が標準搭載されています。これを有効にすると、Windowsの起動時にEdgeがバックグラウンドで準備され、ブラウザを開くのが格段に速くなります。「設定 > システムとパフォーマンス」から簡単に切り替えられますので、まず最初に試したい対策です。
2. プロキシ設定が正しいか確認する
仕事用のネットワーク接続や日常的な利用でプロキシを使っている人も多いでしょう。Edgeは他のブラウザと同様、プロキシを自動検出する設定が既定ですが、問題が生じている場合は手動で構成する必要があります。逆に、手動設定が原因で不具合が出ているケースもあります。プロキシに問題があると、ウェブサイトの読み込みが遅くなるといった症状が現れます。
- 右上の「…」メニューから「設定」を選択します。
- 設定画面で「proxy」と検索すると、「ネットワークとインターネット」の下にある「Windowsのプロキシ設定を開く」というリンクが表示されます。
- ここでは2つの選択肢があります。
- プロキシを自動的に検出する(自動セットアップ)
- プロキシサーバーを手動で設定する(手動セットアップ)
- 現在の環境に合わせて設定し、PCを再起動します。
また、プロキシ情報を提供してもらった管理者や担当者に問い合わせて、相手側に問題がないか確認することもおすすめです。
3. 不要な拡張機能を無効化または削除する
拡張機能(アドオン)は便利な機能を追加してくれる一方、数が多すぎるとブラウザの動作が重くなります。特に、ブラウザの起動時や新しいタブを開くたびに外部へ接続を確認するタイプの拡張機能は要注意です。まずは自分の拡張機能を見直してみましょう。
- Edgeで新しいタブを開き、アドレスバーに
edge://extensions/と入力してEnterキーを押します。 - インストール済みの拡張機能を一覧で確認し、必要なものと不要なものを仕分けします。
- 不要と思われるものはアンインストールします。
その後ブラウザを再起動し、変化があるか確認してみてください。
4. 不要なタスク(バックグラウンドプロセス)を停止する
Chromiumベースのブラウザには、バックグラウンドプロセスとも呼べる「タスク」が存在します。ただし、すべてが悪影響というわけではなく、必要なプロセスも含まれています。何を停止できるかは、メモリ使用量などを見ながら自分で判断する必要があります。
- Edgeメニュー > 「その他のツール」 > 「ブラウザー タスク マネージャー」を開きます。
- メモリ使用量で並べ替え、メモリを大量消費している項目がないか確認します。
- 開いているタブの中にも負荷の大きいものがあります。不要なタブがあれば「プロセスを終了」をクリックして終了させましょう。
注意: タスクを終了すると、その中の未保存の作業は失われます。
ヒント: Microsoft Edgeの「パフォーマンス モード」を有効にするのも効果的です。
5. タブ休止系の拡張機能を活用する
The Great SuspenderやTab Suspenderのような拡張機能は、バックグラウンドでリソースを消費し続けるタブを自動的に休止させてくれる優れたツールです。特定のURLを常にバックグラウンドで動作させるよう指定することもできるため、作業が中断される心配もありません。これらのChrome拡張機能はEdgeにもそのままインストールできます。
6. 新しいタブページの表示を最適化する
新しいタブを開くたびに、Edgeはニュースなどさまざまなコンテンツを読み込みます。その中には、問題視されがちな ntp.msn.com への接続も含まれています。この接続を無効化するか、新しいタブに表示される項目を減らすことで、体感速度を改善できます。
新しいタブページのプリロード設定
Edgeの設定を開いて「Preload(プリロード)」と検索すると、「より快適なエクスペリエンスを実現するため、新しいタブ ページを事前に読み込む」という設定が見つかります。既定ではオンになっていますが、新しいタブを今までどおり使いたい場合は、必ずオンになっていることを確認しましょう。
新しいタブのカスタマイズ
「設定 > 新しいタブ > カスタマイズ」を開き、「フォーカス」モードに切り替えると、新しいタブからほぼすべての要素が取り除かれます。カスタム モードを使えば、表示・非表示にする項目を細かく選択することも可能です。不要な要素はどんどん外していきましょう。
ntp.msn.com を無効化または置き換える
新しいタブを開くたびに呼び出される正確なURLは ntp.msn.com です。Googleとは異なり、Edge Chromiumにはローカルで完結する軽量ページが用意されていません。しかし、Hostsファイル経由でこのURLをブロックすることができます。編集方法については、Hostsファイルの編集ガイドを参照してください。
編集後、edge://settings/onStartup にアクセスし、「起動時」設定の「特定のページを開く」に about:blank を追加します。
これでEdgeはほぼ瞬時に起動するようになります。
注意: Hostsファイルにこのエントリを追加すると、「新しいタブのカスタマイズ」オプションが表示されなくなる場合があります。
そのほかに、グループポリシーを使う方法もあります。
新しいタブに chrome-search://local-ntp/local-ntp.html と入力すると、より軽量なホームページが表示されます。このURLをホームページまたは新しいタブページの既定URLとして設定できます。
- グループポリシーエディターを開きます。「ファイル名を指定して実行」(Win + R)に gpedit.msc と入力し、Enterキーを押します。
- 「管理用テンプレート > Windows コンポーネント > Microsoft Edge」へ移動します。
- 以下のポリシーをダブルクリックし、「有効」にしてURLを設定します。
- [ホーム]ボタン URL の設定
- 新しいタブ ページ URL の設定
上記のURLを入力し、「適用」をクリックしてエディターを終了します。
もうひとつの方法として、「新しいタブ ページ URL の設定」ポリシーを有効にした上で、「新しいタブ ページでの Web コンテンツを許可する」ポリシーを無効にするやり方もあります。この場合、Edgeはポリシーで指定されたURLを無視して about:blank を開きます。
詳細については、Microsoft.com の公式ドキュメントをご覧ください。
対応するレジストリ値は以下の場所にあります。
- HKEY_CURRENT_USER
- レジストリ パス: Software\Policies\Microsoft\Edge
- 値の名前: NewTabPageLocation
うまくいかない場合は、別の任意のURLを開くように設定することもできます。
この記事が参考になり、Microsoft Edgeでより快適な体験と高速な読み込みを実現できたなら幸いです。
-
タイピング速度と正確性を向上させる方法|初心者でも実践できるコツと無料ツール5選
コンピューターの登場によってタイプライターは姿を消しましたが、当時から変わらず悩みの種となっているのが「タイピングの速度と精度をどう向上させるか」という問題です。タイピングスキルを磨きたいと考えている方は、ぜひこの記事を読んで、ツールの活用法や時間短縮のコツを学んでみてください。本記事では、キーボードでのタイピング速度を上げるために役立つさまざまなツールや、実践的なテクニックを詳しく解説します。 おすすめツールTOP3 Keybr Typing Test Official Typing Test シンプルで使いやすい 手軽なテスト形式 タイマー付きテスト カスタマイズ可能な速
-
Windows 10のアニメーションを無効化して動作を速く感じる方法
Windows 10 は、デスクトップに数多くのデザイン面での洗練をもたらしました。特に Microsoft の新しい Fluent Design System の導入以降、ユーザーインターフェース全体でモーションやアニメーションが格段に増えています。 Windows 10 のアニメーションを無効にする手順 Windows 10 のアニメーションは、洗練されて滑らかな操作感を演出してくれる一方で、一つの欠点があります。それは「速度」です。スタートメニューを開くたびに、タイルがアニメーションで表示されるのを待たなければなりません。新しいアプリを起動するときや、タスクバーへ最小化するときも同様です