「コンピューターにVCRUNTIME140.dllがないため、プログラムを開始できません」エラーの解決方法
Windowsパソコンでアプリを起動しようとした際に、「コンピューターにVCRUNTIME140.dllがないため、プログラムを開始できません」というエラーが表示された場合は、この記事で紹介するトラブルシューティング方法を順番に試してみてください。このエラーは、実行しようとしているプログラムの動作に必要なVCRUNTIME140.dllファイルがシステム上に存在しない場合に発生します。

VCRUNTIME140.dllとは
VCRUNTIME140.dllは、Microsoft Visual StudioによってインストールされるMicrosoft Cランタイムライブラリのアプリケーション拡張ファイルです。ファイルサイズは約86KBで、通常はSystem32フォルダーに格納されています。DLLファイルが欠落していたり破損したりすると、このようなエラーメッセージが画面に表示されます。
DLLファイルとは
DLLはDynamic Link Libraries(ダイナミックリンクライブラリ)の略で、Windowsなどのオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションの外部部品となるファイルです。ほとんどのアプリケーションは単体では完結しておらず、コードを複数のファイルに分けて保存しています。コードが必要になったタイミングで、関連するファイルがメモリに読み込まれて使用されます。OSやソフトウェアが必要なDLLファイルを見つけられない場合、またはDLLファイルが破損している場合には、「DLLファイルが見つかりません」というメッセージが表示されることがあります。
対処法1:DLLファイルの再登録とシステムファイルチェッカーの実行
DLLファイルが実際にはパソコン上に存在しているのにエラーが表示される場合は、DLLファイルを再登録する必要があるかもしれません。あわせて、システムファイルチェッカー(SFC)を実行して、破損している可能性のあるシステムファイルを修復することも有効です。
対処法2:エラーが発生するプログラムの再インストール
インターネットから不足しているDLLファイルをダウンロードして特定の場所にコピーする方法は、正しい解決策とは言えません。試すことはできますが、期待した結果が得られない可能性が高いでしょう。代わりに、エラーが発生しているプログラム自体を再インストールしてみてください。インストールパッケージにこのDLLファイルが含まれている場合があります。
対処法3:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストール
もう一つの効果的な解決策は、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(Visual Studio用)をパソコンにインストールすることです。
まず、タスクマネージャーなどを使用して、開いているすべてのアプリケーションを終了します。その後、Microsoftの公式サイトからパッケージをダウンロードし、ランタイムコンポーネントをインストールしてください。インストールが完了したら、パソコンを再起動してエラーが解消されているか確認します。
対処法4:ウイルススキャンの実行
ウイルススキャンも実行しておきましょう。System32フォルダー内に存在するVCRUNTIME140.dllは正規のOSファイルですが、それ以外の場所に同じ名前のファイルがある場合は、マルウェアである可能性があります。
これらの対処法を実行すれば問題が解決し、エラーメッセージは表示されなくなるはずです。
言うまでもありませんが、Windowsが最新の状態になっていることも必ず確認してください。Windows Updateを実行して、更新プログラムを適用しておきましょう。
類似のエラー
- MSVCR110.dll が見つかりません
- d3compiler_43.dll が見つかりません
- MSVCP140.dll が見つかりません
-
「vulkan-1.dll が見つかりません」エラーの原因と解決方法を徹底解説
アプリケーションやゲームを起動した際に「vulkan-1.dll がコンピューターに存在しないため、プログラムを開始できません」といったエラーが表示されることがあります。このエラーは、アプリケーションが必要とする vulkan-1.dll ファイルを見つけられない場合に発生します。vulkan-1.dll は、3D グラフィックスの描画に使用される Vulkan Runtime(Vulkan ローダー)に関連付けられた重要なファイルであり、Windows プログラムが正常に動作するために欠かせないものです。このエラーが発生する最も一般的な原因は、Windows のクラッシュや強制終了によって
-
「api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll が見つからないため、プログラムを開始できません」エラーの解決方法
プログラムやアプリケーションを起動した際に、「api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll が見つからないため、プログラムを開始できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。本記事では、このランタイムエラーの原因と具体的な解決方法をわかりやすく解説します。 api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll エラーとは? api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll は、Visual Studio 2015 用 Visual C++ 再頒布可能パッケージに含まれるファイルの一つです。このエラーメッセージが表示される主な