Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

TrueCryptのセキュリティ問題の影響を受けたユーザーにとって、DiskCryptorはWindows向けの有力な代替ツールです。システムパーティション(OSがインストールされているパーティション)を含む、あらゆるデータコンテナやパーティションを暗号化して保護できます。TrueCryptから移行を検討している方のために、DiskCryptorを使ってWindowsでパーティションを暗号化する手順を詳しく解説します。

DiskCryptorでパーティションを暗号化する手順

まず、DiskCryptorの公式サイトからダウンロードし、通常のソフトウェアと同様にインストールします。インストール完了後、Windowsの再起動が必要になる場合があります。

再起動後、DiskCryptorを起動すると、Windows UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されます。「はい」をクリックして続行してください。

DiskCryptorを起動すると、システムパーティションを含む、接続されているすべてのドライブとパーティションが一覧表示されます。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

暗号化アルゴリズムのベンチマークテスト

作業を始める前に、利用可能な暗号化アルゴリズムの速度をベンチマークしておくことをおすすめします。暗号化速度が速いほど、ドライブやパーティションの暗号化・復号にかかる時間を短縮できます。ベンチマークを実行するには、「Tools(ツール)→ Benchmark(ベンチマーク)」に移動します。「Encryption Benchmark(暗号化ベンチマーク)」ウィンドウが開くので、「Benchmark」ボタンをクリックしてテストを開始します。処理が完了すると、下の画像のような結果が表示されます。この結果をもとに、使用するアルゴリズムを選択しましょう。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

ドライブの暗号化手順

DiskCryptorでドライブを暗号化するには、対象のドライブまたはパーティションを選択し、「Encrypt(暗号化)」ボタンをクリックします。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

すると、「Encryption Settings(暗号化設定)」ウィンドウが開きます。暗号化アルゴリズムとワイプモードを選択し、「Next(次へ)」ボタンをクリックして続行してください。

注意:DiskCryptorのワイプモードは、必ずしもドライブ上のデータを削除するものではありません。セクターを分析し、データをワイプした上で、暗号化されたデータで書き換えます。つまり、ワイプモードを使用しても既存のデータはそのまま残り、DiskCryptorがその残留データをすべて暗号化するため、専用ツールを使ってもデータを復元できなくなるという仕組みです。ワイプモードについてよくわからない場合は、「None(なし)」のままにしておくことをおすすめします。ワイプモードの詳細については、DiskCryptorの公式ドキュメントを参照してください。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

次に、ボリュームのパスワード入力を求められるので、強力なパスワードを設定しましょう。下の画像の例では、大文字・小文字・数字・特殊文字を組み合わせた16文字のパスワードを作成しています。パスワードを2回入力し終えたら、「Ok」ボタンをクリックして、選択したドライブの暗号化を開始します。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

ドライブのサイズや選択したアルゴリズムによって異なりますが、ドライブ全体の暗号化にはかなりの時間がかかります。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

暗号化が完了すると、暗号化されたドライブは自動的にマウントされるため、すぐに使用を開始できます。

DiskCryptorでWindowsのパーティションを暗号化する方法を徹底解説

以上で作業は完了です。DiskCryptorを使ったパーティションの暗号化は、このようにとても簡単です。将来的に暗号化されたドライブを復号する必要が生じた場合は、DiskCryptorでそのドライブを選択し、「Decrypt(復号)」ボタンをクリックするだけです。

このガイドが皆さんのお役に立てば幸いです。DiskCryptorを使用した感想や体験があれば、ぜひ下のコメント欄で共有してください。


  1. WindowsでUSBメモリをRAMとして使う方法|仮想メモリとReadyBoostの設定手順を解説

    RAM(メインメモリ)は、パソコンにおける「第二のエンジン」とも呼べる重要なパーツです。容量が大きく速度が速いほどPC全体のパフォーマンスが向上するため、大容量ゲームをプレイしたい方や、動画編集など負荷の高い作業を行いたい方にとって、十分なRAMの確保は欠かせません。 しかし、RAMは比較的高価なパーツでもあり、性能の良いものを用意しようとすると相応の出費になります。そこで注目したいのが、USBメモリ(フラッシュドライブ)をRAMとして活用するという賢い方法です。大きな追加投資をせずに、PCの動作を軽快にできる可能性があります。 この方法は、Windows XP / 7 / 8 / 10など

  2. Windows 10 でドライブを非表示にする3つの方法【初心者向け解説】

    パソコンには、写真、動画、書類など、機密性の高い大切なデータが数多く保存されているものです。こうしたデータを覗き見から守るために、ファイルやフォルダを個別に非表示にしている方も多いでしょう。しかし、隠したいファイルが大量にある場合、一つひとつ手作業で隠していくのは非常に手間のかかる作業です。そんなときにおすすめなのが、機密情報を含むファイルやフォルダを特定のドライブにまとめ、そのドライブごと非表示にする方法です。ドライブを非表示にすれば、PCにアクセスした人はドライブ自体が存在しないと認識するため、個人情報をより確実に保護できます。 Windows でドライブを非表示にする ご存じのとおり、パ