Recovery Toolbox for RARで破損したRARアーカイブからデータを復旧・保存する方法

本記事はRecovery Toolbox社の提供による記事です。記事の内容および見解は、スポンサーが付いた場合でも編集の独立性を維持する筆者自身のものです。
WinRARなどで使用されるRAR形式をはじめとするアーカイブ形式は、便利である反面、リスクも抱えています。メリットとしては、複数のファイルをあたかも1つのファイルであるかのように簡単に移動・共有できること、さらに圧縮によってストレージ容量を節約し、扱いやすくなることが挙げられます。
しかし、こうした形式の特性ゆえに危険性も生まれます。RARファイルが破損したり壊れたりすると、単一のファイルの場合よりもはるかに多くのデータが危険にさらされるのです。破損が深刻な場合には、アーカイブ内のどのファイルも一切復元できなくなる可能性さえあります。だからこそ、Recovery Toolbox for RARは非常に役立つツールなのです。
システム要件
Recovery Toolbox for RARの公式サイトでは、アプリの動作に必要なハードウェア要件は明記されていません。ただし、アプリのインストール用と、RARファイルの中身を解凍して保存するための空きディスク容量は十分に確保しておく必要があります。また、処理速度はCPUの性能に依存するため、高速なCPUほど作業がスムーズに進みます。

ソフトウェア面では、Recovery Toolbox for RARはWindows専用です。Windows 98、Me、2000、XP、Vista、7、8、10といった幅広いバージョンに対応しており、Windows Server 2003、2008、2012、2016以降のサーバーOSもサポートしています。
主な機能
RAR形式が他のアーカイブ形式に対して持つ利点の一つが、アーカイブにパスワード保護をかけられることです。しかし、パスワードで保護されたRARファイルが破損すると、復旧は特に厄介になります。幸い、Recovery Toolbox for RARはパスワード保護されたアーカイブの修復にも対応しています。パスワードを知っている必要はありますが、それさえあればパスワード保護が修復の妨げになることはありません。

また、Recovery Toolbox for RARは4GBを超える大容量ファイルの復元にも対応しています。動画などの大きなファイルをアーカイブして保存している場合に嬉しい仕様です。このような大量のデータを扱う場合、必ずしもすべてを復元したいとは限りません。そのため、本アプリには選択的復元機能が搭載されています。破損したアーカイブの中から特定の1ファイルだけが必要な場合でも、アーカイブ全体を復元する必要はありません。
さらに、RARファイルが破損する原因として多いのが、ファイルを保存していたメディア自体の破損や劣化です。Recovery Toolbox for RARは破損したメディアからのファイル復元にも対応しているため、元のメディアからファイルをコピーできない状況でも、重要なデータや情報を取り戻せる可能性があります。
Recovery Toolbox for RARの使い方
Recovery Toolboxの他の多くのアプリと同様に、Recovery Toolbox for RARはウィザード形式で操作できます。アプリをダウンロードしてインストールすると自動的に起動し、以降の手順をガイドしてくれます。
まず、復元したいファイルを選択します。ファイルを選んだら「次へ」ボタンを押すと、スキャン処理が開始されます。この段階ではまだファイルの復元は行われず、何が復元可能かを判定するだけです。処理時間はRARファイルのサイズやPCの性能によって変わります。

初期スキャンが完了すると、復元可能なデータをプレビューできます。これにより、何が復元できるのかを確認しながら、アーカイブ全体ではなく必要なファイルだけを選択することが可能です。復元対象を選び終えたら「次へ」を押すと、復元したファイルの保存先を尋ねられます。
「次へ」を押すと、実際の復元処理が始まります。スキャン時と同様に、PCの速度、アーカイブのサイズ、復元するデータ量によって所要時間は変動します。
価格
Recovery Toolbox for RARにはいくつかの購入プランがあり、用途に応じて選ぶことができます。自分のファイルの復元目的で使うだけであれば、最も安価な個人向けライセンス(1ライセンス27ドル)を選べます。

商用目的や業務での利用には個人向けライセンスは使えないため、45ドルのビジネスライセンスが必要です。さらに15ドル追加の60ドルでサイトライセンスを購入することもできます。こちらは同一建物内かどうかを問わず、最大100台のデバイスにソフトウェアをインストールできるプランです。
まとめ
RARファイルの中身がどんなファイルであれ、破損すれば深刻な問題になりかねません。比較的低価格なソフトウェアであることを考えると、万が一の事態に備えてRecovery Toolbox for RARを手元に置いておく価値は十分にあります。RARファイルを使う頻度が高い人ほど、このアプリを常備しておくことでデータを守れる可能性が高まります。
すでに破損したRARファイルをお持ちの場合でも、朗報があります。支払って効果を祈る必要はありません。Recovery Toolbox for RARの無料トライアル版が提供されているのです。ダウンロードして破損ファイルに対して実行すれば、何が復元可能で何が不可能かを確認できます。復元できる範囲が分かった後で製品版を購入し、復元したファイルを実際にディスクへ保存すればよいのです。
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