WebCopyでWebサイトをオフライン閲覧用に保存する方法

日常的に参照するWebサイトの中には、インターネットに接続できない状況でも手元にあると便利なものがあります。そんなときに役立つのが「WebCopy」です。WebCopyは、Webサイトをオフラインで閲覧できるよう保存するだけでなく、ダウンロードの挙動を細かくカスタマイズして、オフライン環境での使いやすさを最適化することも可能です。
WebCopyの初期設定
WebCopyをダウンロードしてインストールしたら、まず起動して「Tools(ツール)」→「Options(オプション)」をクリックし、設定画面を確認しておきましょう。

「General(全般)」「Copy」「Notifications(通知)」の各オプションは基本的な項目ばかりなので、特につまずくことはないでしょう。

一方、「Appearance(外観)」オプションでは、保存したWebサイトの見た目をカスタマイズできます。可変フォントや固定フォントの変更はもちろん、オフラインサイト用に生成されるサイトマップのデザインや操作性も調整可能です。
Webサイトを保存する手順
ここでは、Cyotekのチュートリアルサイトを例に、WebCopyを最大限に活用する手順を紹介します。
1. 「Website」欄にURLを入力し、「Copy Website」をクリックします。

2. 問題がなければ、WebCopyが処理を開始し、Webサイトをオフライン閲覧用に保存していきます。
ただし、Webサイトの構造や階層設計によっては、WebCopyがダウンロードできない場合もあります。その場合はコピーが中断され、通知が表示されます。

エラーログを確認して原因を特定することもできますが、ユーザー側で解決できるケースは多くありません。
3. ダウンロード完了後もエラーが検出されることがあります。その場合もアラートが表示され、各結果を確認できます。

4. 「Save folder」の横にある「緑色の矢印」をクリックします。

これにより、Webサイトがダウンロードされたフォルダが開きます。任意のページをクリックすればブラウザで開き、オンラインのときと同じ感覚でサイト内を移動できます。
WebCopyはレイアウトを保持しつつサイトマップを生成するため、実際にリアルタイムでサイトを訪れているかのような自然なナビゲーションを実現します。こここそがWebCopyの真価です。
5. 「フロッピーディスク」アイコンをクリックして、保存したサイトのプロジェクトを保存します。
プロジェクトとして保存しておけば、後から再ダウンロードしたり、必要なときにいつでもオフラインでサイトを利用したりできます。
各パネルの見方と活用法
オフライン閲覧用にWebサイトを保存すると、結果パネルには、正しくダウンロードされたファイル、発生したエラー、オフラインサイトの読み込みに必要な背景ファイルなどの情報が表示されます。これにより、欠落しているページの把握、同じサイトを再ダウンロードした際の変化の確認、オフライン閲覧時に起こりうる問題の把握などが可能になります。
最初に使うのは「Results(結果)」パネルです。WebCopyがどのようにサイトをダウンロードしたかの内訳がわかり、ページのダウンロード成功・失敗などの情報を確認できます。

次に「Errors(エラー)」パネルでは、404エラーなど、ダウンロード中に発生したすべてのエラーを一覧で確認できます。

「Sitemap(サイトマップ)」パネルでは、ダウンロード後にサイトマップがどのように整理されたかを確認できます。

「Skipped(スキップ)」パネルには、ダウンロード時にスキップされたページが表示されます。多くの場合、元のドメイン以外への外部リンク先は、サイト全体の構造の一部としてはダウンロードされません。

「Files(ファイル)」パネルには、オフラインサイトを構成するすべてのファイル(HTMLファイル、画像、JavaScriptなど)が一覧表示されます。

最後に「Missing(未取得)」パネルでは、今回のコピーで取得されたものの、過去のダウンロードには含まれていなかったファイルを確認できます。
これらのパネルでサイト階層全体を把握できるため、オフライン用ダウンロードの挙動を制御するルール作りにも役立ちます。
ルールを活用したオフラインダウンロードの制御
WebCopyでは、オフライン用にサイトをダウンロードする際に適用するルールを作成できます。たとえば、閲覧に画像が不要な場合などに便利です。
1. 「Ctrl + R」キーを押して、ルールエディターを開きます。

2. 「Rules Properties」の「Pattern」テキストボックスに「\.jpg」と入力します。除外したい画像形式に応じて、適宜パターンを置き換えてください。
3. ルールのオプションを選択します。今回は「Exclude(除外)」を選択します。
4. 「Enable this rule」を有効にすると、以降新しいコピーを作成する際に、すべてのJPG画像がダウンロード対象から除外されます。
特定のWebサイトに対してさまざまなルールを作成し、プロジェクト内に保存しておけば、オフラインサイトを更新するたびに自動的に適用され、効率的に管理できます。
まとめ
WebCopyを使えば、オフライン閲覧用にWebサイトを保存する方法を自由にコントロールできます。頻繁に訪れるサイトを、インターネットに接続できない環境でも快適に利用したい方にとって、非常に強力なユーティリティです。
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