Windows 10、アップデート用に7GBのストレージ領域を自動予約へ
Windows 10では、これまでアップデートに必要なストレージ容量が問題となることがありました。32GBのストレージしか搭載していない低容量ノートPCでは、Windowsアップデートのダウンロードとインストールに必要な容量を確保できず、OSの更新に失敗するケースも発生していました。そこでMicrosoftは、Windows 10が動作するPCに常にアップデート用の空き容量を確保させる方針を打ち出しました。しかし、その解決策がすべてのユーザーに歓迎されるとは限りません。今後、OSがアップデートのダウンロード専用として7GBのストレージ領域を自動的に予約するようになるのです。
なぜこのような仕組みが導入されるのか?

Windowsがシステムにアップデートをインストールするには、まずPCにアップデートファイルをダウンロードする必要があります。ダウンロードが完了し、ハードドライブに安全に保存されて初めて、次回の再起動時にインストールが実行されます。問題は、ダウンロードのために十分な空き容量が必要という点です。空き容量が1GBしかない状態で3GBのアップデートを適用しようとしても、ダウンロードするスペースが足りず、アップデートそのものができません。
Microsoftは、Windowsアップデート専用に7GBの領域を自動的に確保することで、この問題の解決を図っています。これにより、ユーザーは常にアップデートに必要な容量を確保できるようになります。今後はこの制限を前提にPCが設計され、ユーザーがアップデートの適用に失敗することがなくなればと期待されます。
ハードドライブへの影響は?

シンプルに言えば、7GB分の容量を自由に使えなくなるということです。この領域は厳密な予約領域であり、ユーザーが自分の用途に使うことはできません。そのため、この機能が有効になると、空きストレージ容量が7GB減って表示されることになります。すでに空き容量の確保に苦労しているユーザーにとっては、非常に深刻な問題です。
無効にする方法はある?

この機能は、ストレージ容量が少ないユーザーにとって問題であるだけでなく、ハードドライブを完全に自分でコントロールしたいユーザーにとっても不満の種です。自分のPCの空き容量を、Microsoftに勝手に管理されたくはないでしょう。
残念ながら、この機能は現時点ではテスト用のアップデートブランチにのみ搭載されているため、現時点で有効な回避策が正式版にも使えるかどうかは不明です。もしアップデートが配信され、Microsoftが現行の回避策を塞がなければ、以下の手順で無効化できるはずです。
1. Winキー + Rキーを押し、表示されたボックスに「regedit」と入力してレジストリエディターを起動します。
2. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ReserveManager」へ移動します。
3. 「ShippedWithReserves」という値を探し、右クリックして「修正」を選択します。値のデータを「1」から「0」に変更し、PCを再起動します。
これで7GBの予約領域が解放されるはずです。Microsoftが、よりユーザーフレンドリーな設定画面からこの機能をオフにできるようにしてくれることを期待しましょう。そもそも、ユーザーがこの制限を回避することを想定しているのかどうかは分かりませんが。
予約領域への「予約」
Windowsアップデートのダウンロード用にストレージの空き容量を確保するべく、Microsoftはアップデートファイルのダウンロード専用として7GBのストレージ領域を予約する方針を推し進めています。アップデート作業はスムーズになりますが、明確で簡単な無効化手段がないままストレージ容量を勝手に確保されることに、不満の声が上がっています。
このアップデートについてどう思いますか? 7GBのストレージ容量が失われても気にしませんか? Microsoftのやり方は一歩やりすぎでしょうか? ぜひコメントでお聞かせください。
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