ハードディスクのクラッシュに備える!Windowsでバックアップすべきファイル完全ガイド

ハードディスクの故障は、誰もが一度は経験するトラブルです。だからこそ、バックアップソフトは多くのユーザーに支持されています。日頃からバックアップを取っておけば、万が一のクラッシュ時にもスムーズかつ迅速に復旧できます。では、個人データ以外にどのようなファイルをバックアップしておくべきなのでしょうか。この記事では、Windows 7および8(Vistaにもほぼ適用可能)を対象に、バックアップしておくべきファイルの場所と種類を詳しく解説します。
個人ファイルのバックアップ
定期的にバックアップすべき最も重要なファイルは、言うまでもなく個人ファイルです。これらは代替がきかないものや、失うと復旧に膨大な時間がかかるものばかりです。主な保存場所は「C:\Users\[ユーザー名]」フォルダです。
「マイ」系フォルダ
ドキュメント、ミュージック、ピクチャ、ビデオなどのフォルダが該当します。仕事の書類や執筆中の小説、家族の写真やホームビデオ、大切に集めた音楽コレクションなど、失いたくないデータの多くがここに保存されているはずです。

デスクトップ
多くの人はファイルを「ドキュメント」ではなくデスクトップに保存しがちですが、ここも忘れずにバックアップしましょう。場所は「C:\Users\[ユーザー名]\Desktop」です。
メールデータ
OutlookやWindows Live Mailなどのメールアプリをパソコンで使っている場合は、定期的なバックアップが不可欠です。
OutlookはすべてのデータをPSTファイルに保存します。これは「ドキュメント」内の「Outlook Files」サブフォルダにあることもありますが、「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Outlook」に保存されているケースも多いです。保存場所を確認するには、「コントロールパネル→メール→データファイル」を開けば、PSTファイルの一覧とその場所が表示されます。
一方、Windows Live Mailの場合は、ユーザーのAppDataフォルダ内「AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail」と「AppData\Local\Microsoft\Windows Live Contacts」に情報が保存されます。

AppDataフォルダ
「C:\Users\[ユーザー名]\AppData」以下にあります。ここにはGoogle ChromeやMozilla Firefoxのプロファイル(ブックマークや設定)、ゲームの設定、アプリケーションの各種設定など、ユーザーに関わる大量のデータが格納されています。もしメールアカウントのデータがAppData内に保存されているなら、上記のメールバックアップは不要になり、重複して同じファイルをバックアップすることを避けられます。
注意: Windowsを再インストールする際に、AppDataフォルダ全体をそのままコピーしても復元はできません。復元する項目は選別する必要があります。

お気に入り(Favorites)
Internet Explorerを使っていてブックマークをたくさん登録しているなら、このフォルダもバックアップ対象に加えましょう。場所は「C:\Users\[ユーザー名]\Favorites」です。

Google Chromeなど他のブラウザを使っている場合、ブックマークは前述のAppDataフォルダ内に保存されています。
その他のフォルダ
- Saved Games(セーブデータ) – セーブ機能のあるゲームをプレイしているなら、セーブデータはここに保存されます。「C:\Users\[ユーザー名]\Saved Games」
- ダウンロード – ブラウザでダウンロードしたファイルを残しておきたいなら、既定のダウンロードフォルダ「C:\Users\[ユーザー名]\Downloads」もバックアップしましょう。
- 会計ソフト – 会計ソフトの中には、インストール先のフォルダに直接データを保存するものがあります。MYOBやQuickBooksなどを使っている場合、「C:\Myob18」や「C:\Quickbooks」のような場所に会計ファイルが保存されていることがあります。その場合は、これらのフォルダも忘れずにバックアップしてください。
- 他のユーザー – パソコンを複数人で使っている場合、他のユーザーのフォルダも忘れずに確認しましょう。バックアップが必要なデータがあるかもしれません。
バックアップ不要のファイル
システムイメージを作成するのでなければ、以下のフォルダをバックアップする必要はありません。
- Windowsフォルダ(C:\Windows)
- Program Files(C:\Program Files)
- Program Files x86(C:\Program Files (x86))
- PerfLogs(C:\PerfLogs)
注意: Program Filesのバックアップが不要な理由は、アプリケーションはほぼすべて、元のインストーラーからインストールしなければ正常に動作しないからです。インストール済みのアプリフォルダを単純にコピーしても動作しません。依存関係のインストールやレジストリの更新などが必要になるためです。代わりに、アプリのインストーラーファイル自体をバックアップしておく方が賢明です。また、アプリを再インストールせずにシステムを丸ごと復旧したいなら、システムイメージ(ハードディスク全体のスナップショット)を作成する必要があります。
まとめ
このガイドに従えば、ハードディスククラッシュからの復旧に必要なファイルはすべてバックアップできているはずです。また、標準以外の場所に独自のフォルダを作成している場合は、それらもバックアップ対象に含めることをお忘れなく。ご不明な点があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
画像クレジット: External hard drive by BigStockPhoto
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