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USBドライブ1本でPC間のフォルダを同期する方法「SyncSharp」活用ガイド

複数のPCを管理するうえでの最大の課題

複数のコンピューターを管理する際に最も悩ましいのが、それぞれのハードドライブに保存されたデータへのアクセスです。たとえば、毎日2台のPCを使い分けているとしましょう。1台はオフィス用、もう1台は自宅用です。どちらの場所からでもファイルにアクセスしたいなら、重要なファイルやフォルダを両方のPCで常に同期しておく必要があります。

こうしたニーズに応えてくれるのが、DropboxやiDriveSyncなどのオンライン同期サービスです。これらのサービスはインターネット経由で、所有している複数のPC間のデータを自動的に同期してくれます。

しかし、オンライン同期サービスには欠点もあります。ホスト側のPCからファイルをアップロードし、クライアント側のPCでダウンロードするという流れになるため、どうしても時間がかかります。映画や写真など大容量のデータを扱っている場合、オンライン同期はかなり面倒な選択肢になりがちです。さらに、これらのサービスは完全に無料ではなく、容量を増やすには月額料金の支払いが必要です。

では、自宅やオフィスにインターネット環境がない場合はどうすればよいのでしょうか? リムーバブルドライブ(USBメモリなど)だけで複数のPC間のデータを同期できるシンプルなユーティリティをお探しなら、SyncSharpがおすすめです。

SyncSharpとは?

SyncSharpは、Windowsが動作する2台のコンピューター間で、任意の数のフォルダ内容を同期できる優れたフリーツールです。両方のPCに.NET Frameworkがインストールされている必要がありますが、本体のインストール作業は不要です。syncsharp.exeファイルを両方のPCに置くだけで、すぐに同期を始められます。

2台のPC間でフォルダを同期する手順

1. SyncSharpをダウンロードしたら、実行ファイルを起動し、新しい同期タスクを追加します。

USBドライブ1本でPC間のフォルダを同期する方法「SyncSharp」活用ガイド

2. 次のウィンドウが表示されたら、まずソースディレクトリ(元となるフォルダ)を選択します。続いて、ターゲットの場所としてUSBドライブを指定します。

USBドライブ1本でPC間のフォルダを同期する方法「SyncSharp」活用ガイド

このフォルダの同期を定期的に行う予定がある場合は、同期タスクに名前を付けて保存しておくとよいでしょう。保存したタスクを再利用でき、次回以降の作業が大幅に楽になります。

設定が完了したら「OK」をクリックします。

3. 同じ要領で、ローカルPC内の同期したい各フォルダについて新しいタスクを作成していきます。なお、「profiles」フォルダには同期作業に関するデータが格納されているため、必ず安全な場所にバックアップを取っておきましょう。

4. 次に、ソース側のPCでSyncSharpアプリケーションを開き、作成したすべての同期タスクを選択します。「Ctrl + S」キーを押すと、すべてのフォルダが順番にUSBデバイスへバックアップされます。処理が完了すると完了画面が表示されます。

USBドライブ1本でPC間のフォルダを同期する方法「SyncSharp」活用ガイド

5. ソース側のPCからUSBドライブを取り外し、2台目のPCのUSBポートに差し込みます。

6. 2台目のPCでsyncsharp.exeを開き、ソースディレクトリとしてリムーバブルドライブを選択します。次に、2台目のPC上でデータを受け取りたいフォルダを指定します。

USBドライブ1本でPC間のフォルダを同期する方法「SyncSharp」活用ガイド

7. タスクを保存して「Ctrl + S」を押せば作業は完了です。あとは、USBドライブから2台目のPCへデータが同期されるのを待つだけです。

なお、逆方向に2台目のPCの内容を1台目へ同期させることも可能です。この操作は、先ほどのバックアップには影響しません。

単純なコピー&ペーストよりSyncSharpが優れている理由

「わざわざ専用ツールを使わなくても、単純にコピー&ペーストでUSBドライブにデータを移せばいいのでは?」と思うかもしれません。

確かにその通りですが、それが成立するのは同期するファイルが少数の場合だけです。無数の画像ファイル、PDFやWord文書、さらには入れ子になったフォルダまで含む大量のデータを扱う場合、各ディレクトリの内容をすべて把握して必要なファイルだけを手動でコピーするのは現実的ではありません。

さらに言えば、日常的なバックアップのために画面をじっと見守る時間から解放されるシンプルなツールこそが理想です。リムーバブルハードディスクを接続し、同期プロファイルを読み込んで「Sync」ボタンを押す。次にもう片方のPCにドライブを接続し、同期タスクを読み込んで「Sync」ボタンを押す。それだけで、すべてのデータが両方のPC間でミラーリングされます。バックアップ時点で両方のディレクトリに存在していたファイルやフォルダは一切失われないので安心です。

ちなみに、自宅に複数のPCがある場合は、イーサネットケーブルで直接接続し、「マイネットワーク」フォルダ経由でPC間のデータを同期・コピーする方法も検討する価値があります。

あなたはどんなバックアップ・同期ツールを使っていますか? オンライン同期ツールとオフラインツール、どちらがお好みですか? ぜひコメント欄でアイデアを共有してください。

画像クレジット: DesheBoard

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