Windowsで「Bad System Config Info」エラーを修正する8つの対処法
「Bad System Config Info」は、Windowsシステムで頻繁に発生するバグチェックエラー(ストップエラー)の一つです。主な原因は、システムファイルやレジストリファイル、そしてブート構成データ(BCD)ファイルの不具合です。BCD内の一部の起動順序ファイルが、新しい安定版のファイルと競合することで、いわゆるブルースクリーンオブデス(BSoD)が表示されることがあります。
このエラーは、以下のような要因でも引き起こされることがあります。
- ハードウェアの故障
- 誤ったシステム設定
- 不良ドライバー
- 重要な更新プログラムのインストール
多くの場合、エラーメッセージには問題の手がかりとなる説明が表示されます。ここでは、Windows 10および11で「Bad System Config Info」エラーを解決するための、実績のある対処法を順番に紹介します。
1. Windows Updateをロールバックする
エラーがWindows Updateの直後から発生し始めたのであれば、原因はそこにある可能性が高く、解決策もシンプルです。更新プログラムをアンインストールしましょう。
ユーザーから絶えず寄せられていたWindows Updateの問題への対応として、MicrosoftはWindows 10に「更新プログラムのアンインストール」機能を搭載しました。
「設定 → Windows Update」(Windows 10では「設定 → 更新とセキュリティ」)を開き、「更新の履歴」をクリックします。
「更新プログラムのアンインストール」をクリックし、一覧から、問題が発生し始めた日付と一致する更新プログラムを右クリックしてアンインストールします。理想的には、エラーが出始める前に適用された最新の更新プログラムを選びましょう。
2. メモリ(RAM)とハードディスクを確認する
PCの中身を触るのは敷居が高いと感じる人もいるかもしれませんが、RAMやハードディスクの状態・取り付け具合も、このエラーの原因になり得ます。
PCを開けることに抵抗がなければ、内部を確認して、RAMがスロットに正しく装着されているか、ハードディスクのSATAケーブルがしっかり接続されているかをチェックしてみてください。作業は数分で終わります。
RAMを複数枚搭載している場合は、1枚だけ残して残りを取り外し、エラーが消えるかどうか試してみるのも有効です。特定のメモリモジュールを挿したときだけエラーが出るなら、そのモジュールが原因である可能性が高いでしょう。その場合は、少ない容量でPCを使い続けるか、新しいRAMへの買い替えを検討する必要があります。
RAMとハードディスクが正しく装着されていることを確認したら、次はそれぞれの健康状態を診断ツールでチェックしましょう。どちらかに異常が見つかった場合は、それがエラーの原因になっている可能性があるため、該当パーツの交換を検討するタイミングかもしれません。
3. ドライバーを更新または再インストールする
互換性のないドライバーや古いドライバーは、さまざまなトラブルの原因になります。最悪の場合、BSoDエラー(Bad System Config Infoなど)を引き起こすこともあります。
まずはデバイスマネージャーを開きましょう(Winキーを押して「device manager」と入力)。デバイスマネージャーのウィンドウで「操作 → ハードウェア変更のスキャン」をクリックし、黄色いビックリマークが付いているデバイスがないか確認します(各カテゴリのドロップダウンを展開して探す必要があります)。
問題のあるドライバーが見つかったら、右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。それでも問題が解決しない場合は、右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択してください。システムデバイス(オンボードイーサネットポートのドライバーなど)であれば、PCを再起動すると自動的に再インストールされます。
サードパーティ製のドライバーの場合は、対象デバイスを再接続するか、ソフトウェアを再インストールすることで復元されます。
4. bcdeditコマンドを実行する
システム構成が誤っている、または正しく設定されていない場合にも、このエラーが発生することがよくあります。また、構成ファイル内のメモリやプロセッサの値が不正な場合にもエラーが表示され、Windows 10/11にアクセスできなくなることがあります。
これを解決するには、高度なスタートアップメニューを開きます。
- 「スタート」をクリックします。
- 「電源」をクリックします。
- Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックします。
- 「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」を選択します。
- トラブルシューティングの画面で「詳細オプション」を選択します。
- 詳細オプションの画面で「コマンドプロンプト」を選択します。
- PCが再起動し、コマンドプロンプトの青い画面が表示されます。続行するアカウントの選択を求められるので、Enterキーを押してアカウントのパスワードを入力します。
- コマンドプロンプトが起動したら、以下のコマンドを入力します。
bcdedit /deletevalue {default} numproc
bcdedit /deletevalue {default} truncatememory
- コマンドプロンプトを閉じます。
- Windowsを通常どおり起動します。
5. BCDファイルを修復する
BCDファイルが破損していると、「Bad System Config Info」エラーが表示され、セーフモードやWindows自体にアクセスできなくなることがあります。
この問題を解決するには、Windowsの起動可能なUSBメモリまたはインストールDVDが必要です。起動可能なUSBドライブをお持ちでない場合は、Microsoft公式のMedia Creation Toolで作成できます。
手順は以下のとおりです。
- Windows 10または11のインストールメディアを挿入し、そこからPCを起動します。
- Windowsセットアップが開始されます。
- 「次へ」をクリックします。
- 「コンピューターを修復する」をクリックします。
- 「トラブルシューティング → 詳細オプション → コマンドプロンプト」を選択します。
- コマンドプロンプトが起動したら、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーで実行します。
bootrec /fixmbr bootrec /fixboot bootrec /scanos bootrec /rebuildbcd
- コマンドプロンプトを閉じます。
- PCを再起動します。
注意:bootrec /fixmbrはマスターブートレコード(MBR)を書き換えるコマンドです。実行の際は内容をよく理解したうえで慎重に行ってください。
6. レジストリを修復する
特定のレジストリの問題が原因でこのエラーが発生することがあります。以下の手順でレジストリを修復できます。
- Windows 10/11のインストールメディアからPCを起動します。
- 「トラブルシューティング → 詳細オプション → コマンドプロンプト」を選択します。
- コマンドプロンプトが起動したら、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーで実行します。
cd C:\Windows\System32\config ren C:\Windows\System32\config\DEFAULT DEFAULT.old ren C:\Windows\System32\config\SAM SAM.old ren C:\Windows\System32\config\SECURITY SECURITY.old ren C:\Windows\System32\config\SOFTWARE SOFTWARE.old ren C:\Windows\System32\config\SYSTEM SYSTEM.old
注意:これらのコマンドは各ファイルの名前を変更するもので、実行後はWindowsがそれらを使用しなくなります。削除しても構いませんが、後でシステムの復元が必要になった場合に備えて、名前を変更しておく方が安全です。
4. 続けて、以下のコマンドを入力します。
copy C:\Windows\System32\config\RegBack\DEFAULT C:\Windows\System32\config\ copy C:\Windows\System32\config\RegBack\SAM C:\Windows\System32\config\ copy C:\Windows\System32\config\RegBack\SECURITY C:\Windows\System32\config\ copy C:\Windows\System32\config\RegBack\SYSTEM C:\Windows\System32\config\ copy C:\Windows\System32\config\RegBack\SOFTWARE C:\Windows\System32\config\
この操作で、レジストリのバックアップがコピーされ、古いファイルが置き換えられます。コマンドプロンプトを閉じてPCを再起動してください。
なお、Windows 10 バージョン1803以降では、自動メンテナンスによるRegBackフォルダへのバックアップ作成が無効化されており、フォルダが空になっている場合があります。その場合はこの方法が使えないため、次に紹介するシステムの復元やWindowsの初期化を検討してください。
7. システムの復元を実行する
他の方法で解決できない場合は、残りの2つの解決策を試しましょう。まずはシステムの復元です。
- 「スタート」をクリックします。
- 「電源」をクリックします。
- Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックします。
- 「トラブルシューティング → 詳細オプション → システムの復元」を選択します。
- ユーザー名を選択します。
- 画面の指示に従って進みます。
- 使用したい復元ポイントを選択します。
- 「次へ」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。
8. Windows 10/11を初期化する
どの方法でも解決しない場合の最終手段です。初期化するとCドライブ上のすべてのファイルが削除されるため、必ず事前にバックアップを作成してください。
- 「スタート」をクリックします。
- 「電源」をクリックします。
- Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックします。
- 「トラブルシューティング → このPCを初期状態に戻す」を選択します。
- 「すべて削除する → Windowsがインストールされているドライブのみ → ファイルの削除のみを実行する」を選択します。
- 「初期化」をクリックし、完了するまで待ちます。完了すれば、クリーンなWindows環境が手に入ります。
ソフトウェア関連の問題であれば、この初期化によって解決するはずです。
こうした問題はあるものの、Windows 10は依然として優れたOSであり、現時点ではWindows 11よりも安定していると言えます。もしヘッドホンが認識しない、CPU使用率が異常に高いといった他のトラブルに遭遇した場合も、当サイトの関連記事がお役に立てるはずです。
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