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Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法

Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法

Windows PCに接続されているすべてのデバイスが正常に動作するには、それぞれ専用のドライバーが必要です。しかし、PCを使い続けるうちに、不要になった古いドライバーが次々と蓄積され、最終的にPCの動作不良やトラブルの原因となることがあります。

Windowsの標準機能を使えば、デバイスドライバーは簡単にアンインストールできます。ただし問題なのは、デバイスマネージャーには「現在接続中のデバイス」しか表示されず、隠れているドライバーや過去に使用していた古いドライバーを確認するオプションがないという点です。本記事では、隠れたドライバーを強制的に表示させる方法と、Windowsから古いドライバーを削除する方法を詳しく解説します。

注意: 本記事はWindows 11をベースにしていますが、Windows 10、8、7など以前のバージョンでも同様の手順で作業できます。

グラフィック・サウンドドライバーならDDUを使うのがおすすめ

グラフィックボードは構造が複雑なため、新しいGPUへ買い替えた場合や既存のカードを更新した際に、ドライバーの競合によって正常に動作しなくなることがあります(まったく認識しない、頻繁にクラッシュや再起動を繰り返すなどの症状です)。

そのような場合は、Guru 3Dが提供する無料ツール「DDU(Display Driver Uninstaller)」を使って、新しいドライバーをインストールする前に古いグラフィックドライバーを完全に削除しましょう。DDUはマルウェアフリーで、Intel、NVIDIA、AMDといった主要なグラフィックドライバー向けの専用オプションを内蔵している、数少ない信頼できる外部ユーティリティの一つです。さらに、RealtekやSound Blasterといった主要なオーディオドライバーにも対応しています。

DDUでドライバーを削除する手順は以下の通りです。

  1. DDUのアーカイブファイルをダウンロードしたら、展開しやすいようにPC内の任意の場所にコピー&ペーストします。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. DDUアプリケーションを起動すると、さらにもう一度展開を求められる場合があります。「OK」をクリックして進みましょう。「Display Driver Uninstaller」という名前のアプリケーションファイルが見つかるはずです。これが古いドライバーを削除する本体となります。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. Display Driver Uninstaller(DDU)を起動すると、「セーフモードで実行していません」という警告メッセージが表示されます。この状態では、古いオーディオ/GPUドライバーを置き換えるための「Clean and restart(クリーンして再起動)」オプションがグレーアウトして選択できません。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. DDUを使用するには、Windowsをセーフモードで起動する必要があります。方法はいくつかありますが、ここでは最も簡単な手順を紹介します。スタートメニューの検索から「高度なスタートアップ オプションの変更」というシステム設定を開き、メニュー内の「今すぐ再起動」ボタンをクリックします。
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  1. PCが再起動し、青い画面が表示されます。矢印キーを使って「トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定」と進みます。ここにあるもう一つの「再起動」ボタンをクリックすると、Windowsセーフモードでログインできます。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. 再起動後、スタートアップ設定の画面にセーフモード関連のいくつかの選択肢が表示されます。それぞれ数字キーで選択する方式なので、セーフモードに入るには「4」を押してください。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. セーフモードは通常モードとほぼ同じですが、デスクトップ背景が黒くなり、セキュリティ上の理由から一部の機能が無効化されている点が異なります。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. DDUのアンインストーラーを保存したフォルダーへ移動します。
  2. DDUを開き、ドロップダウンメニューからデバイスの種類(GPUまたはAudio)を選択します。選択が完了したら「Clean and restart」をクリックすれば、ドライバーが完全にアンインストールされます。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法

セーフモードを終了して通常モードに戻れば、古いドライバーとの競合や干渉を気にせず、新しいGPUまたはオーディオドライバーをインストールできます。

警告: DDU自体は安全に使えるツールですが、万が一に備えて、デバイスマネージャーからアクセスできる既存ドライバーのバックアップを取っておくことをおすすめします(詳細は下記参照)。

古いドライバーを強制的に表示させる

古いドライバーをアンインストールする前に、まず非表示になっているドライバーを一覧に表示させる必要があります。

  1. Windows 11の場合、「Win + X」キーを押してメニューから「Windowsターミナル(管理者)」を選択します。ここからコマンドプロンプトを実行できます。Windows 10の場合は、「Win + X」ショートカットから直接「コマンドプロンプト(管理者)」を選択するか、検索メニューからコマンドプロンプトを開いてください。
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  1. 以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押して実行します:
SET DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES=1
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このコマンドを実行すると、非表示になっていた古いドライバーがすべてデバイスマネージャーのリストに表示されるようになります。これでアンインストール作業に進める状態になりました。

Windowsで古いドライバーをアンインストールする

  1. 古いドライバーをアンインストールするには、「Win + X」キーを押してメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. メニューの「表示」から「隠しデバイスの表示」を選択すると、隠れているドライバーと古いドライバーがすべて表示されます。

    この機能の便利な点は、使われていない古いドライバーが薄い色(フェード表示)で表示されることです。そのため、現在使用中のドライバーと、存在しない・不要になったドライバーを簡単に区別できます。
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  1. アンインストールしたい古いドライバーを選択し、右クリックして「デバイスのアンインストール」を選びます。ここでは例として、もう使用していないUSB機器の古いドライバー(PCに記憶だけ残っているもの)を選んでいます。各カテゴリーを順番に確認し、同様に薄く表示された古いドライバーを見つけて削除していきましょう。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法

ディスククリーンアップで古いドライバーを削除する

Windows PCのディスククリーンアップを実行することでも、古いデバイスドライバーを削除できます。

  1. Windowsの検索メニューで「ディスククリーンアップ」アプリを探します。最良の結果を得るために、管理者として実行してください。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法
  1. ディスククリーンアップは、不要なデバイスドライバーパッケージを含むさまざまな内部システムファイルをスキャンし、解放できるディスク容量を計算します。スキャンが完了するまで待ちましょう。
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  1. ディスククリーンアップのポップアップウィンドウで、削除可能なファイルの一覧を確認します。ここに「デバイス ドライバー パッケージ」という項目と、削除によって確保できる容量が表示されます。削除するドライバーパッケージにチェックを入れたら、「OK」ボタンをクリックします。
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  1. ディスククリーンアップがデバイスドライバーパッケージを消去するまで数分待ちます。これで古くて不要なドライバーを一掃できます。
Windowsで古くて不要なドライバーを完全に削除する方法

これらの方法を使えば、古くて隠れているドライバーを簡単に見つけてアンインストールできます。ただし、現在使用中のデバイスドライバーを誤って削除すると、接続中のハードウェアに問題が発生する可能性があるため、常に注意が必要です。ドライバーをアンインストールする前には、必ず二重に確認するようにしましょう。

よくある質問

1. System32のドライバーをアンインストールしても安全?

System32フォルダーには、Windows OSに組み込まれた重要なDLL(Dynamic Link Library)ファイルが格納されています。そのドライバーは「C:\Windows\System32\Drivers」フォルダーにあります。

これらのドライバーの多くは、起動処理、ディスプレイ表示、データバックアップなど、システムの根幹に関わる動作に使用されています。そのため、PCの動作が依存しているドライバーはアンインストールできません。ただし、System32フォルダー内には、もう使用していない古いビデオカード、Webカメラ、モニター向けの期限切れドライバーが残っていることがあります。これらは安全に削除可能です。

2. Realtekドライバーを削除しても大丈夫?安全?

Realtekドライバーの削除と入れ替えは完全に安全です。重要なサウンドドライバーであるためProgram Filesからは削除できませんが、「デバイスマネージャー」からであれば簡単に削除でき、好みの他のオーディオドライバーに置き換えられます。代替候補としてはWO Micなどがあります。NVIDIA、Intel、AMDなどのグラフィックドライバーについても同様で、入れ替える場合は古いドライバーを完全に削除することが可能です。

3. 削除したドライバーを復元するには?

一般的に、Windows Updateが「ドライバーの欠落」問題を解決してくれます。更新のたびにドライバーも自動的に再インストールされるためです。将来、削除したドライバーが必要になった場合は、デバイスマネージャーで各サブカテゴリーを確認し、最近入れ替わったドライバーがないかチェックしてみてください。

該当するドライバーを右クリックして「プロパティ」を開き、「ドライバー」タブに「ドライバーのロールバック」ボタンが有効になっているか確認します。このボタンをクリックすると、現在のドライバーが元に戻り、以前のバージョンに復元されます。また、将来的に削除したドライバーが必要になることが分かっている場合は、あらかじめシステムの復元ポイントを作成しておくのも有効な対策です。

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