スマホをWindows PCのマイクに変える方法!WO Mic・EZ Micの使い方を徹底解説
オンライン会議では、音声品質の良し悪しがコミュニケーションの快適さを大きく左右します。しかし、多くのWindowsノートパソコンに内蔵されているマイクやスピーカーは、残念ながら品質が十分とは言えません。会議用の高品質ヘッドセットを購入するか、市販のイヤホンマイクで音声問題を補うのが一般的でした。
実は、もっと効果的な方法があります。それが、AndroidやiPhoneに搭載されている高性能なマイクとスピーカーを活用するという手段です。
本記事では、この目的に適した2つの人気アプリ「WO Mic」と「EZ Mic」をご紹介します。どちらも仕組みがよく似ているため、ここで解説する手順は他の類似アプリにも応用できます。
WO MicをPCで使う方法
WO Micは、Windows上で無料で利用できる代表的なサードパーティ製仮想マイクソフトです。モバイルアプリには広告が表示されますが、それほど煩わしくなく、安価なサブスクリプション契約で広告を非表示にすることも可能です。すでに数百万人のユーザーに利用されており、PC用マイクとして十分な性能を発揮します。
なお、過去にはWO Micと同名のマルウェアが存在し、検知されずにシステムへ侵入する事例が報告されていました。安全のため、WO Micのクライアントインストーラーやアプリは必ず公式サイトからダウンロードするようにしましょう。
1. スマホにWO Micアプリをダウンロードする
- まず、WO Micアプリをダウンロードしてスマホにインストールします。AndroidとiPhoneの両方に対応しています。シンプルなホーム画面が表示され、「Play」ボタンをタップするだけで、スマホのマイクをWindows PCで使用できるようになります。
- 設定アイコンを開き、転送方式を選択します。選択肢は「Wi-Fi」「Wi-Fi Direct」「USB」「Bluetooth」の4種類です。Wi-Fi Direct以外はいずれも安定して動作します。
- クライアント側(PC)とスマホが同じ接続方式を使用している必要があります。ここでは例としてWi-Fiを選択しています。
2. Windows PCにWO Micクライアントをインストールする
- 次に、Windows PC向けの「WO Mic Installer」をインストールします。言語選択画面が表示された後、下図のようなWO Mic Client Setup画面に進みます。
- お使いのWindowsのバージョンに合ったWO Micドライバーは自動的に選択されます。PCのシステムタイプ(x64またはx86)を確認したい場合は、Windowsの検索ボックスで「システム情報」と入力すれば確認できます。
- インストールするコンポーネントを選択します。デスクトップショートカットは便利ですが、システム起動時の自動起動は無効にしておくのがおすすめです。
- インストールはあっという間に完了し、再起動を促す完了メッセージが表示されます。
環境によっては、コマンドプロンプト画面にWO Micドライバーのインストールに関するメッセージが一瞬表示されることがありますが、これは自動的に閉じるので心配ありません。
3. WO MicスマホアプリとWindows PCを接続する
続いて、スマホのWO MicアプリとWindows PCのWO Micクライアントを接続します。
- PCでクライアントを起動し、「Connect」をクリックします。
- 接続方式は「Bluetooth」「Wi-Fi」「Wi-Fi Direct」「USB」の4つから選べます。Wi-Fiを選択した場合は、表示されるIPアドレスがスマホアプリ側で生成されたIPアドレスと一致している必要があります。
- WO MicアプリをPlayモードで開くとIPアドレスが確認できます。このIPアドレスがクライアント側と同じであることを確認してください。
- Windowsクライアントとアプリ間の接続は数秒で確立されます。下の画面は、スマホとPCがWi-Fi経由で接続されている様子です。
USBやBluetoothで接続する場合も手順は基本的に同じです。WO Micアプリ側で対応する転送方式を選択するだけです。
ただし、Bluetooth接続の場合は、事前にデバイス同士のペアリングが必要になる点に注意してください。
- Windows 11の場合は「設定 → Bluetoothとデバイス」でBluetoothがオンになっていることを確認します。Windows 10の場合は「設定 → デバイス → Bluetoothとその他のデバイス」から同様の操作を行います。
- 「デバイスの追加」をクリックして、新しいBluetoothデバイスをWindows PCに登録します。
- Bluetoothがオンになっているスマホが検出されます。スマホとPCの両方にPINコードが自動的に生成されるので、両者のPINが一致していることを確認して接続します。
- WindowsノートPCがBluetooth経由でiPhoneまたはAndroidスマホとペアリングされると、「接続に成功しました」というメッセージが表示されます。
- 2つのデバイスが接続されると(Bluetooth・Wi-Fi・USBのいずれの場合でも)、WO Micクライアントに「Connected(接続済み)」のステータスが表示されます。
- WO Micアプリ側にも接続済みのステータスが表示されます。
ここまで完了すれば、スマホのマイクがWindows PCで利用可能になります。音声通話の際に、WO Micが入力デバイスとして認識されていることを確認してみてください。
EZ MicをPCで使う方法
「EZ Mic」もWO Micと同様の機能を提供するサービスです。こちらもWindows用インストーラーとスマホアプリの両方をダウンロードする必要がありますが、別途ドライバーのインストールは不要という点が特徴です。
1. EZ MicのWindowsインストーラーをダウンロードする
- 公式サイトのホームページにある「Setup」メニューからWindowsインストーラーをダウンロードできます。インストール時には、プログラムの保存先を指定する必要があります。
- インストール自体は数秒で完了します。
- 起動してもGUI画面は表示されませんが、EZ Micはシステムトレイ(通知領域)のメニューに常駐します。
2. EZ Micのスマホアプリをダウンロードする
- AndroidまたはiPhone向けのEZ Micアプリをダウンロードしてインストールします。
- 「Find」メニューからペアリング対象のデバイスを検索します。接続は同一ローカルネットワーク(Wi-Fi)またはUSB経由で行われます。
- デバイス名でWindows PCを検出できたら、ペアリングを行います。これにより、スマホのオーディオとマイクがWindowsノートPCに転送されます。ただし、EZ Micの無料版では接続時間が5分間に制限されている点が唯一の難点です。継続して使うにはフルバージョンのロック解除が必要になります。
- オーディオソースをスマホからPCに転送すると、Windows PC上でEZ Micがデフォルトの仮想マイクとして認識されます。以降はスマホのマイク・スピーカーがPCの音声機能を担います。
よくある質問
Q1. WO MicはWi-FiとBluetoothのどちらで接続すべき?
WO MicはWi-Fi、USB、Bluetooth、さらにWi-Fi Directでも利用できますが、最も信頼性が高いのはWi-Fi接続です。スマホとPC間のWi-Fi接続は一度確立すれば切れることがほとんどなく、PCにログインするたびに素早く再接続できます。また、Wi-Fi速度が十分であれば、ノイズやエコーも発生しません。こうした音声の乱れは、USBやBluetooth、特にWi-Fi Directで起こりやすい問題です。
Q2. WO Micクライアントが頻繁に切断される。どうすれば解決できる?
切断を防ぐには、スマホをケーブルで充電しながら使用し、モバイルアプリのバッテリー最適化を無効にしておきましょう。Windows側では、デバイスが数分後にスリープモードへ移行してもWi-Fi接続が維持されるよう電源設定を見直してください。
Q3. スマホをWebカメラとしても使える?
はい、可能です。「DroidCam」のようなアプリを使えば、スマホやタブレットをWindows PC用のWebカメラとして活用できます。マイクと組み合わせれば、オンライン会議の環境を大幅に向上させられます。
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