Windows 11でカラー管理が機能しない?正確な色表示を取り戻す5つの実証済み解決策
Windowsに標準搭載されている「カラー管理(Color Management)」は、さまざまな色設定を調整し、その結果をデバイス上でプレビューできる便利なユーティリティです。日常的にはあまり意識されない存在かもしれませんが、グラフィックデザイナーやフォトグラファーなど、色の正確性が求められる仕事をする方にとっては欠かせないツールとなっています。

画像出典:Windows Central
万が一、カラー管理ツールが正常に動作しなくなっても、いくつかの対処法を試すだけで簡単に復旧できます。この記事では、Windows 11で「カラー管理が機能しない」問題を解決するための、実証済みの解決策を詳しくご紹介します。
それでは始めましょう。
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カラー管理ツールは本当に必要?
写真撮影、グラフィックデザイン、印刷など、正確な色管理が重要となる分野で働いている方は、Windowsのカラー管理ツールから大きなメリットを得られます。このツールを活用すれば、撮影・編集・印刷した色が、元の色にできるだけ近い形で再現されていることを確認できます。一方で、特別な色の要件がないカジュアルなユーザーの場合は、OSやデバイスに組み込まれたデフォルトの色設定で十分足りることも少なくありません。

画像出典:Windows Report
同じ画像やグラフィックでも、デバイスが違えば色の見え方は変わってきますよね。そこで役立つのが「カラープロファイル」です。カラープロファイルを使用すれば、画像の色を適切に管理し、デバイスが異なっても色の正確さと一貫性を保つことができます。カラー管理ツールは、まさにこのカラープロファイル設定を調整するために活用できる、頼れる機能なのです。
カラー管理ツールが動作しないときの5つの解決策
解決策1:カラープロファイルを再インストールする
ステップ1: タスクバーのWindowsアイコンをクリックし、「設定」を開きます。
ステップ2: 「システム」タブに切り替えて、「ディスプレイ」を選択します。

ステップ3: 下にスクロールして、「高度なディスプレイ設定」を選びます。
ステップ4: 「ディスプレイ1のディスプレイアダプターのプロパティ」をクリックします。
ステップ5: プロパティウィンドウが画面に表示されるので、「カラー管理」タブに切り替えます。
ステップ6: 「カラー管理」ボタンをクリックします。

ステップ7: ドロップダウンメニューから使用中のモニターを選択し、「追加」ボタンをクリックします。

ステップ8: モニターを追加したら、「参照」ボタンを押してカラープロファイルを選択し、デバイスに追加します。

以上が、Windows PCでカラープロファイルを手動で再インストールする方法です。
解決策2:アプリをリセットする
特定のアプリでのみ問題が発生している場合は、アプリの「リセット」機能を試してみましょう。
ステップ1: 設定アプリを開き、「アプリ」>「インストールされているアプリ」へ移動します。
ステップ2: アプリの一覧から問題が発生しているアプリを探します。
ステップ3: アプリ名の横にある三点リーダー(…)アイコンをクリックし、「詳細オプション」を選択します。

ステップ4: 次の画面で「リセット」ボタンをクリックします。
ステップ5: リセットを実行するとアプリのデータが更新され、カラー管理の不具合が解消されることが期待できます。
解決策3:ディスプレイドライバーを更新する
ステップ1: Windowsキー + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「Devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。

ステップ2: デバイスマネージャーのウィンドウで「ディスプレイアダプター」を選択します。
ステップ3: インストール済みのグラフィックドライバーを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

ステップ4: 画面の指示に従ってグラフィックドライバーを更新します。
ステップ5: すべてのウィンドウを閉じてPCを再起動し、問題が解消されたかどうかを確認します。
関連記事:自分のPCのグラフィックカードを確認する5つの簡単な方法
解決策4:最近のWindowsアップデートをアンインストールする
最近適用したWindowsアップデートが原因で問題が発生したり、カラープロファイルの設定が書き換えられてしまった場合は、以前のバージョンへロールバックするのが有効です。手順は以下のとおりです。
ステップ1: 設定アプリを開き、左側のメニューから「Windows Update」セクションへ移動します。
ステップ2: 「更新の履歴」をクリックします。

ステップ3: ウィンドウの一番下までスクロールし、「更新プログラムのアンインストール」を選択します。

ステップ4: 一覧の中から最も新しくインストールされた更新プログラムを見つけ、その横にある「アンインストール」ボタンをクリックします。

ステップ5: デバイスが以前のバージョンに戻ったら、カラー管理のプロパティを開いて、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策5:SFCスキャンを実行する
SFC(システム ファイル チェッカー)は、破損したシステムファイルを検出して自動修復してくれるWindows標準のユーティリティです。Windows 11でSFCスキャンを実行するには、以下の手順に従ってください。
ステップ1: タスクバーの検索アイコンをクリックし、「コマンド プロンプト」と入力して、「管理者として実行」を選択します。

ステップ2: ターミナルウィンドウで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。

sfc /scannow
ステップ3: スキャンが完了するまで数分ほど待ちます。スキャン完了後、デバイスを再起動してください。
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まとめ
以上が、Windows 11でカラー管理が機能しない問題を解決するための、シンプルながら効果的な対処法でした。カラー管理ツールを使えば、直感的なインターフェースで各種色設定を調整しながら結果をプレビューでき、デバイスに表示される色が元のソースと正確かつ一貫して一致しているかを確認できます。今回ご紹介した解決策のいずれかを試して、カラー管理ツールの不具合を解消してみてください。
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