Windows 11でNTFSファイル圧縮を管理する方法|有効化・無効化の手順を徹底解説
スマートフォン、ノートパソコン、タブレットなど、どんなデバイスを使っていても「ストレージ容量が足りない」と感じたことはありませんか?写真、動画、音声ファイル、ドキュメントなど、デジタルデータは日々増え続ける一方。「デバイスの空き容量がほとんどありません」という警告が表示されると、とてもイライラしてしまいますよね。大切なファイルを削除してスペースを確保することには、誰しも抵抗があるものです。そんなときに頼りになるのが「ファイル圧縮」という救世主です。
ファイル圧縮とは、ファイルの内容をより効率的にエンコードすることでサイズを小さくする処理のこと。Windows OSがサポートする独自の圧縮技術「NTFSファイル圧縮」を活用すれば、ファイルサイズを削減してディスク容量を確保できます。
この記事では、NTFS圧縮の基本から、Windows 11でNTFSファイル圧縮を有効・無効にする具体的な方法まで、知っておくべき情報をすべて解説します。
それでは始めましょう。
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NTFSファイル圧縮とは?
NTFS(New Technology File System)ファイル圧縮は、Windowsオペレーティングシステムの標準機能の一つで、個別のファイルやフォルダーを圧縮してディスク容量を節約できるものです。可逆圧縮(ロスレス圧縮)アルゴリズムを使用するため、圧縮の過程でデータが失われることはありません。アクセス頻度の低いファイルや、ディスク容量を大きく占有するファイルの圧縮に特に有効です。

NTFSファイル圧縮は安全かつ信頼性の高いプロセスで、データが破損したり失われたりすることはありません。圧縮を開始すると、OSがまずファイルの内容を解析し、その後圧縮アルゴリズムを適用してファイルサイズを削減します。
Windows 11でNTFSファイル圧縮を有効/無効にする4つの方法
Windows 11でNTFSファイル圧縮を有効にするには、主に4つの方法があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法1:エクスプローラーを使う
もっとも手軽なのが、標準搭載のエクスプローラーを使う方法です。以下の手順で設定できます。
ステップ1: エクスプローラーを開き、圧縮したいフォルダーやファイルへ移動します。
ステップ2: 対象のフォルダーまたはファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
ステップ3: プロパティウィンドウで「詳細設定」ボタンをクリックします。

ステップ4: 「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
ステップ5: プロパティウィンドウに戻り、「適用」→「OK」の順にクリックします。
これでWindowsがNTFS圧縮を使ってフォルダーやファイルを圧縮します。ただし、ファイルの圧縮はパフォーマンスに影響を与える場合があり、読み書き速度が低下することもある点に注意してください。
方法2:コマンドプロンプトを使う
コマンドプロンプトからでもNTFSファイル圧縮の有効化・無効化が可能です。手順は以下の通りです。
ステップ1: タスクバーの検索アイコンをクリックし、「コマンドプロンプト」と入力します。
ステップ2: 「管理者として実行」を選択して、管理者権限でターミナルを起動します。

ステップ3: ターミナルウィンドウで次のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。
fsutil behavior set disablecompression 0
ステップ4: コマンドを実行すると、変更を適用するためにPCが再起動します。
ステップ5: NTFSファイル圧縮を無効にしたい場合は、代わりに次のコマンドを実行します。
fsutil behavior set disablecompression 1
あわせて読む:Windows 11でファイル圧縮を有効にする方法
方法3:レジストリエディターを使う
Windowsのレジストリエディターを使って、NTFSファイル圧縮を有効または無効にすることもできます。以下の手順に従ってください。
ステップ1: Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「Regedit」と入力してEnterキーを押します。

ステップ2: レジストリエディターで、次の場所へ移動します。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Policies
ステップ3: 「Policies」フォルダーを右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。

ステップ4: 作成された値を右クリックし、「名前の変更」を選択します。
ステップ5: 名前に「NTFSEnableCompression」と入力し、値のデータに「1」を設定します。

ステップ6: 「OK」ボタンをクリックすると、NTFSファイル圧縮が有効になります。
※レジストリの編集は誤操作するとシステムに影響を及ぼす恐れがあるため、作業前に必ずバックアップを作成しておきましょう。
あわせて読む:Windowsのドライブ全体の圧縮で容量を節約するのは安全?
方法4:ローカルグループポリシーエディターを使う
ステップ1: Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
ステップ2: テキストボックスに「Gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押します。

ステップ3: グループポリシーエディターで、次のパスへ移動します。
コンピューターの構成\管理用テンプレート\システム\ファイルシステム\NTFS
ステップ4: ウィンドウ右側にある「すべてのNTFSボリュームで圧縮を許可しない」ポリシーをダブルクリックして、プロパティを開きます。

ステップ5: 「無効」を選択し、「OK」「適用」ボタンをクリックして変更を保存します。
ステップ6: NTFSファイル圧縮を無効にしたい場合は、プロパティウィンドウで「有効」を選択します。
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まとめ
WindowsでNTFSファイル圧縮を有効にすれば、ディスク容量を解放でき、システムのパフォーマンス向上にもつながります。エクスプローラーの標準機能を使う方法でも、コマンドライン、レジストリ、グループポリシーを使う方法でも、手順は比較的シンプルで短時間で完了します。ご自身の環境やスキルレベルに合わせて、上記のいずれかの方法を試してみてください。
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