HDDからSSDへ安全・スムーズに換装する方法【ノートPCの増設手順付き】
Windowsの起動に以前より時間がかかるようになったと感じたら、それはハードディスク(HDD)をSSDに交換すべきサインかもしれません。
幸いなことに、SSDはもはや特別なものではありません。最近のノートパソコンの多くは、メインストレージとしてSSDを採用しており、HDDの時代は終わりに近づいています。
5年以上前の古いデバイスをお持ちでも、本体が対応していればHDDをSSDに交換できます。交換コストはそれほど高くありませんが、ある程度のパソコンに関する基礎知識は必要です。
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この記事では、データや環境を壊さずにHDDをSSDへアップグレードする手順を解説します。作業を始める前に、少なくともWindows 7以降のシステムであることを確認してください。Windows 7であればSSDの導入に十分対応しています。
作業全体の流れ
まず知っておくべき点は、ドライブを交換する際には既存のデータをすべて新しいドライブへ移行する必要があるということです。外付けストレージなどを利用して、残したいファイルをあらかじめコピーしておきましょう。その後、SSDをHDDスロットに取り付けて入れ替えます。作業手順はデスクトップPCでもノートパソコンでもほぼ共通です。
作業がスムーズに進めば所要時間は30分程度です。初めての場合は数時間かかることもありますが、SSDを正しく取り付けられれば、かかった時間は気にする必要はありません。
事前準備
この作業には、いくつかの準備が必要です。
もちろんSSD本体が必要です。家電量販店やオンラインストアで購入できます。速度面ではSSDはHDDよりはるかに高速で、回転するプラッタを持たないため衝撃にも強く、ノートパソコンが揺れたり物理的なダメージを受けたりしても、データが守られやすいというメリットがあります。
SSDを選ぶ際は、現在のHDDより大容量のものを選ぶのがおすすめです。さもなければ、アップグレードの効果を実感しにくくなります。本来の性能を最大限に引き出すには、最低でも256GB以上のモデルを推奨します。文書作成などが主な用途であれば十分すぎる容量です。
ファイルのコピーを高速に行うには、クローンソフトが必要です。名前の通り、このソフトを使えばデバイスを再起動することなくドライブの中身を丸ごと複製できます。
SSDをプライマリドライブとして取り付ける場合は、USB-SATA変換アダプターが必要になることがあります。ただし、デスクトップPCのHDD交換であれば、SSDをセカンダリストレージとして使えるため、このアダプターは必須ではありません。
クローンソフトの導入に加えて、SSDのセットアップが完了したらセキュリティ対策も忘れずに。データを安全に保つことは常に重要です。専用IPサーバーなどのサービスを利用すれば、実際のIPアドレスが隠蔽され、より安全かつ快適にインターネットを利用できるようになります。
ノートパソコンをSSDにアップグレードする方法
ノートパソコンのHDDをSSDに交換する
- ノートパソコンからHDDを取り外す
- HDDスロットにSSDを取り付ける
SSDとHDDを両方ノートパソコンに搭載する方法
ここまでで、ノートパソコンのストレージはHDDからSSDに変わりました。次のステップは、取り外したHDDを再びノートパソコンに搭載することです。HDDスロットにはすでにSSDが入っているため、HDDは別の場所に設置する必要があります。HDDを追加できるのはDVD-ROM(光学ドライブ)スロットです。ここはHDDスロットと同様にSATAポートを使用しているため、「Caddy」と呼ばれるHDDケースを使えばHDDを搭載できます。
DVD-ROMを取り外してCaddyでHDDを増設する手順
- 必要な工具と部品を用意する:プラスドライバー、Caddy、ノートパソコン用HDD
- HDDをCaddyに取り付ける
- ネジを締めて、HDDをCaddyに固定する
- 次に、ノートパソコン本体からDVD-ROMを取り外す
- DVD-ROMの外側には、本体の外観を保つ化粧パネルが付いているので、これを取り外す
- 取り外した化粧パネルを、同じ位置のCaddy側に取り付ける
- 続いて、DVD-ROMの内側には、本体に固定するための金属板がある
- 金属板を取り外し、同じ位置のCaddyに取り付ける
- HDDとCaddyの準備ができたら、CaddyをDVD-ROMスロットに挿入する
- ネジでCaddyを固定してロックする
- 完成!
よくある問題と解決策
Caddyを使ってDVD-ROMスロットにHDDを搭載すると、ノートパソコンの電源を入れたときにSSDとHDDの両方が認識されます。この時点ではSSDはまだ空の状態で、Windows OSはHDD側から起動しています。
SSDとHDDの両方を搭載した後は、OSの運用方法として「1台で2つのOSを使う」か「1つのOSだけ使う」かの2つのシナリオから選ぶことになります。以下は、両方のシナリオを実際に試したレビューです。
1. デュアルOS構成:旧OS(HDD)+新規インストールしたWindows 10(SSD)
ノートパソコンは正常に動作し、起動時に使用したいOSを選択できます。再起動もスムーズですが、スリープや休止状態が使えないという問題がありました。スリープや休止状態に入ろうとすると、強制的にシャットダウンされてしまい、HDDからは突然電源が切れたときのような異音が鳴ります。
この問題を解決するには、SSDにWindowsを新規インストールし、起動を高速化する方法が有効です。
2. シングルOS構成:新規インストールしたWindows 10(SSD)+HDDはデータ保存専用
このシナリオでは、HDDは完全にストレージとして機能し、OSはSSD上で動作します。起動時を含めて、ノートパソコン全体が大幅に高速化されます。
しかし、この場合もスリープや休止状態は使えず(強制シャットダウンが発生)、さらに設定の不具合などにより、再起動時にも強制シャットダウンが起こることがありました。
こうしたトラブルは、実は何年も前から多くのユーザーが経験している既知の問題です。Caddyのスイッチ部分を調整することで解決できる場合があります。
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